劣等感と自己啓発の本、『愛と幻想のファシズム』(あとハーヴェイ)
加藤諦三『劣等感がなくなる方法』を読んで、スクショを上げたら村上龍の大ファンに「村上龍のエッセイですか?」と聞かれて、その後か間かに龍の『愛と幻想のファシズム』のファシズムを読んでいたらたしかに、と思った。
先に『劣等感が~』のことを言っておくと、これは別に心理学とか精神医学とか哲学とかの本ではなく(もちろんそういう体裁ではあるけど)自己啓発本であって、学術的なところはあんまりない(アドラーとかにそれを認めるならそうなのでしょうが)。とは言え個々の人々が生きていくために