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雑文集 #2

192
雑多な文章の集積の二個目です。
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#音楽

雑文 #286 池袋で即興で

雑文 #286 池袋で即興で

金曜の夜、池袋にて、石若駿さんと岸田繁さんの即興セッションを観た。

貴重なものを観られたと思う。席は5列目で、石若さんのドラム側だった。

知らないうちに再開発されていた池袋東口の一角。そこの「東京建物Brillia HALL」にて、石若さんがプレゼンターとなるイベントが2日間行われ、その最初のゲストが岸田さんだったのだ。

私は例によって食欲がなく、出掛けたくなく、でもライブ中にお腹が鳴ったり

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雑文 #282 京都音博2021

雑文 #282 京都音博2021

くるりが主催するフェス「京都音楽博覧会」の配信期間が先ほど終わった。

毎年9月のシルバーウィークあたりに開催されるフェスなのだが、今年は10月2日に配信された。

もちろん私はその日休みを取り、19時半の始まりに合わせていろいろと用意しながら、観た。緊張さえしたものだ。

去年も今年もオンライン。一昨年までは、京都の梅小路公園で行われていた。私は第3回目からずっと連続で参加していて、夢見心地旅心

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雑文 #227 師走

雑文 #227 師走

忙しい。さすが師走。

一日仕事のことで頭がいっぱいになる。
イヤなタイプの業務をしていると、こんな一直線にはならないので、身体にはいいのだろうが、睡眠時間も質も減るし、体力的には良くない。体力ないのかな。

くるりが新曲を出してくれたのは、しかも矢継ぎ早に、いい意味でコンセントばらばらな、しかし確かにくるりの作品。
はっきり言って、知識の浅い私だが、近頃のヒット曲には「わかりやすさ」がまず感じれ

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雑文 #211  秋ですね

雑文 #211 秋ですね

9月は私の味方だったようだ。

夏の調子の悪さはなんだったのか。9月に入るとすっきり。なんなんだ。
コロナ性引きこもりが終わり、都内のいろんな場所に赴いたからか。つらい日帰り出張がほとんどなかったからか。販売以外の仕事(撮影やHPや広告を作ることなど)が多かったからか。販売の現場も自由度の高い好きなお店が主だったからか。涼しくなったからか。秋が好きだからか。誕生日のある月だからか。ひとつ年を取って

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雑文 #210 京都音楽博覧会2020

雑文 #210 京都音楽博覧会2020

11年連続で行ってた京都音楽博覧会が、今年はオンラインでの開催だった。

9月20日、19時半。私が新しい年齢を重ねた翌日の夜、電車にも飛行機にも乗らずこの12年初めて家で、東京で私はその時を待った。

何か特別なものになるような予感はしたものの、やはり現地に赴くことないワクワク感は例年より小さく、それでも少し緊張して始まりを待った。

「宿はなし」の音楽とともに本来の開催地・梅小路公園などの映像

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雑文 #207 匂い

雑文 #207 匂い

空が濃くなってゆく。
秋は自然のものがあちこちで色づき、影さえ濃くなる。
9月も半ばに差しかかる。夏の間溺れてた私はようやく水面から顔を出し、立ち泳ぎしながら息をついている気がする。

9月は誕生月であり、誕生日周辺(いわゆるシルバーウィーク内)にくるりが京都音楽博覧会を催してくれる。
イベント自体すごく楽しいし、京都へ旅に出られることも、そこで落ち合う人々に何となく誕生日を祝ってもらえるのも、こ

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雑文 #192 花

雑文 #192 花

姪のピアノの発表会を観に行った。

3月にやるはずだったものがコロナ禍で延期。自治体のホールで一定のルールの下、いつもと違うかたちでやっと実現できた。

ピアノとか楽器は発表会やコンクールといった目標がなければなかなかモチベーションが上がらないものである。
下手なピアノとクラリネットをやっていたから私もわかる。

姪はシンデレラになりきりながら「ガラスの靴」、私が小学生のもっと上の学年のときに発表

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雑文 #186 晴れた八月の休日

雑文 #186 晴れた八月の休日

8月に入る。やっと梅雨が明ける。ここぞとばかりに布団を干す。ここぞとばかりにダニ退治のスプレーを撒く。

ベランダから見る青い空。海や山は気持ち良かろう。思いだけを馳せる。

洗濯をする。掃除をする。家事なんていやだ。いやだと思いながらやる。汗をかく。シャワーを浴びる。

noteに書くことを考える。暗いことしか思い浮かばない。とてもいやな夢をみた。最近よくひどい夢をみる。ほとんど忘れるけど今日の

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雑文 #174 一年前の今日

雑文 #174 一年前の今日

一年前の今日、私は京都の磔磔というライブハウスでくるりのライブを観ていた。

正確には一年前の昨日と今日だ。

くるりのファンなら一度は観たい、くるりと相思相愛のライブハウス・磔磔。チケットは1日分しか当選しなかったが、2日目のチケットも余ってる人から譲ってもらってずっと行きたかったライブハウスへ。

ああ覚えてる。一日目は浮足立っていて、京都は暑くて祇園祭のコンチキチンが流れていて、四条通りは外

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雑文 #168 くるりオンラインライブ in 磔磔

雑文 #168 くるりオンラインライブ in 磔磔

「オンライン○○」というもののブームの波に乗っていなくて、いちおうオンライン飲み会もセミナーも少し経験はしたがあんまり気が進まない私だ。

けれどもくるりがオンラインライブをやるとなればそれは観なければならない。

チケット代が発生して開催されるオンラインライブは、音や構成にこだわりもあって観る価値のあるものだということは知っていた。

知っていたが、そんなに気持ちは高まらなかった。

「どうせ、

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雑文 #162 くるりの『thaw』

雑文 #162 くるりの『thaw』

待ち望んでいたくるりのニューアルバム『thaw』の解凍時間(配信リリース時間)だというのに、昨晩私は聴かずに寝てしまった。

深夜1時半頃まで起きていたのに。

以前の私だったら深夜0時になるのをカウントダウンして、秒速でダウンロードして繰り返し聴いていたはずだ。

完全におかしい。

だけどそれを取り戻すかのように、今朝起きるとすぐさま「そうだ、thaw聴かなくちゃ」と思い、寝起きが悪いくせに起

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雑文 #157 この世界が私のものだった頃

雑文 #157 この世界が私のものだった頃

春分の日。

春なのに、暗い気持ちで…とか思ったらそうでもなくちゃんとうららかで、近所のお寺からは線香の匂いがかぐわしく、桜は2分咲きくらいで晴れていた。風強く春風が吹いていた。

ところで今日はくるりの4thアルバム『THE WORLD IS MINE』が発売された日なんだそうだ。

Twitterで #あなたのTHEWORLDISMINEにまつわる思い出を教えて というタグがあって、思い出を思

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雑文 #154

雑文 #154

前回の雑文で書いたように、昨年末の冬になった頃から調子が悪かったので、自分から進んで音楽を聴くということがしばらくなかったのだが、先日小山田壮平と折坂悠太のライブを観たからだろうな、久しぶりに自ら音楽を聴いている。

そうしたら、昨日の晴れた青空の下でのandymoriは真っ直ぐに心に突き刺さったし、今日の曇り空の下のくるりは私を大いに安心させてくれた。(曇り空の日曜日の朝に「サンデーモーニング」

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雑文 #153

雑文 #153

あっという間に今年になってしまった。

そしてあっという間に春になろうとしている。

私が新しい暮らしを始めて1年が過ぎたのだ、と、会社に行く途中の曲がり角の沈丁花の香りで気づいた。

東京の冬は概ね晴れて、秋田みたいに暗くもなく寒くもなかったけれど、私の心はおんなじかむしろもっと暗かった。

ある人のことで悩んで、ずっとそのことを考えて夢にまで象徴的に出てきて、家族と協力してやってるけど皆どうし

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