雑文 #227 師走
忙しい。さすが師走。
一日仕事のことで頭がいっぱいになる。
イヤなタイプの業務をしていると、こんな一直線にはならないので、身体にはいいのだろうが、睡眠時間も質も減るし、体力的には良くない。体力ないのかな。
くるりが新曲を出してくれたのは、しかも矢継ぎ早に、いい意味でコンセントばらばらな、しかし確かにくるりの作品。
はっきり言って、知識の浅い私だが、近頃のヒット曲には「わかりやすさ」がまず感じれる。
まぁヒット曲の何を知っているわけでないので
偉そうに言い切れないが、とにかくそのわかりやすさ。それからくるりはかけ離れてるように感じる。
それがとても小気味いい。
もちろん音の作りとか、専門的に聴くと複雑なのかもしれない。でも私は素人のリスナーなのである。
くるりのわかりにくさ、それでも、その多くを、私は直感的あるいは何度も聴いてみたうえで、私なりにわかってるような気分になる。
そこがたまらない。なんかわかる。言葉にするには難しいけれど、この時期、こんなこと言って、こんな曲出していること。
救われたのだ。
先に言ったけど、わかりやすいだけじゃなくて、いろいろ奥深くユーモア混じりで皮肉もあり、かついろいろ考えられていることが。
意表を突くくるりらしい、でも新しい、なのにどこかノスタルジックな、くるりの作品がこれからも発表されること。それが私の望みである。
ライブも、予定されていた「眠レヌ夜二音楽ヲ」というイベントも、延期になったりいろいろ大変そうだが、チケット持ってた私もこれは良かったと思う。
正直ホッとした。
くるりの新譜がとにかく楽しみである。
とにかくくるりには、じゃんじゃん新曲(新譜?)を出してほしい。
私の心はそれで充実する。気兼ねなくイベントに行けるのはまだ先かもしれないけれど、生のライブは何よりも私には活力をくれるのでこれから楽しみである。