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2021年10月の記事一覧

伝統工芸なんて、呼ばずに。

伝統工芸なんて、呼ばずに。

7月にJAPAN MADEのリニューアルを終えてから3ヶ月。

先日アート展のリリースを出した。去年からずっと温めていた肝いりの企画だ。

久しぶりのnote。今回はそこに込める想いなどを綴りたいと思う。

JAPAN MADEをリニューアルして

JAPAN MADEの表記も、ロゴも、メッセージもすべて一新した。

「変える必要ある?」

「だるまのロゴわかりやすいよ」

など、メンバーからも意

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越境でキャリアを広げるという選択肢。入社3年目のディレクターの挑戦

越境でキャリアを広げるという選択肢。入社3年目のディレクターの挑戦

先輩後輩の対話から、チームの雰囲気やひとり一人の働き方にフォーカスする本企画。RIDE MEDIA&DESIGN(以下RIDE)の広報チームを聞き手に、クリエイティブ事業部に所属するフロンエンドエンジニア、デザイナーに話を聞きました。

今回は、同じクリエイティブ事業部のなかでも、コンテンツ制作を中心に行なっているディレクターを訪問! 取材や撮影といった記事コンテンツの制作から、デジタルコミュニケ

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衆院選の仕組みを2つの図解でおさらいする

衆院選の仕組みを2つの図解でおさらいする

チャーリーです。

衆議院議員総選挙(通称「衆院選」)の仕組みを2枚の図解にしてみました。第49回の衆院選がいよいよはじまりますが、意外と衆院選の仕組み、ぼんやり知っている人が多いのではないかと思い、図解してみた次第。

尚、これは雑誌「THE21」での連載で掲載したものを、衆院選が近いのでぜひ図解だけ早めに一般公開できないかと掛け合い、快諾いただいたので、掲載しました。ありがとうございます。

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成功する「協働」と失敗する「協働」は何が違うのか?——書評『コ・デザイン』

成功する「協働」と失敗する「協働」は何が違うのか?——書評『コ・デザイン』

「デザイン」という言葉は、一般的に見て敷居が高く感じられるものらしい。曰く、デザイナーといえばクリエイティブな存在であり、センスが良くなければなることができない−−そういう認識を持つ人は、いまだに少なくない。

たしかに、特別な才能に恵まれた(かのように見える)スターデザイナーがいるのは間違いない。その一方で、デザインという言葉がさまざまな文脈で用いられるようになり、デザイナーが関わる領域も増えつ

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ダンボールのリユースを気軽に楽しめるものにしたい 『Re-use Package』シールの話

ダンボールのリユースを気軽に楽しめるものにしたい 『Re-use Package』シールの話

誰かにモノを送る時、何を使うだろうか?

封筒、プチプチ、ガムテープ。そしてもちろん誰もが使っているのが「ダンボール」だ。
軽量でクッション性もあり、組み立てれば耐荷重もある程度あるので、中のものをしっかり守ってくれるダンボールは、もはや私達の生活に欠かせない。

そしてダンボールは、Amazonや楽天でのお買い物が当たり前になるにつれて、自宅にじゃんじゃん届くようになってしまったものでもある。

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50人で評価額2,100億円を越えたNotionに聞く、少数精鋭のプロダクト組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第3回

50人で評価額2,100億円を越えたNotionに聞く、少数精鋭のプロダクト組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第3回

本記事は、組織イノベーションの知を耕す学びのメディア『CULTIBASE』との共同企画で、双方の媒体に掲載されています。

連載『クリエイティブ組織の要諦』では、デザイナーをはじめとしたクリエイティブ職の組織作りのヒントを得るため、注目企業にインタビューを重ねています。デザイン組織立ち上げを支援してきたMIMIGURI CO-CEO ミナベトモミを聞き手に、組織デザイン/組織開発の両面からヒントを

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隣人が何をやっているかわからないけど魅力ある学問”地学”の世界

隣人が何をやっているかわからないけど魅力ある学問”地学”の世界

みなさん,こんにちは.とある地学屋の日常ことゆうすけです.
私は大学で地球科学を学び,現在は地質調査会社で地下探査の技術者として働いております.普段から地球科学に関わる身として地球科学の魅力についてお話していきます.

地学とはどんな学問? 高校の理科で地震や火山,地層,気象,天文といった地球・宇宙を対象に学ぶ科目である「地学」という科目があります.一般には地学は,「地球科学」「地球惑星科学」など

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デンマークのスマートシティ: データを活用した人間中心の都市づくり/中島健祐

デンマークのスマートシティ: データを活用した人間中心の都市づくり/中島健祐

あー、こういうデンマークのような都市をつくっていきたいな、と読んで思った。

中島健祐さんの『デンマークのスマートシティ: データを活用した人間中心の都市づくり』は、タイトルから連想されるような単なる「スマートシティ」に関する本ではない。いや、むしろ日本におけるスマートシティのイメージがあまりにハード的、技術的、産業的すぎるから、このタイトルから想像される内容が、社会的、人間的、創造的、環境的なも

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何となくのデザインから卒業!デザインプロセスを分解して考えてみた

何となくのデザインから卒業!デザインプロセスを分解して考えてみた

今回は、グラフィックデザイン力強化シリーズ2本目として、自分で作成したポスターのデザインプロセスについて書いていきます。

なぜ、いまさらデザインのプロセスなのか...?他のデザイナーと協働・知見を共有していく中で、自分が一つ一つのデザインを仕上げるのに時間がかかり過ぎている、かつ成果物のクオリティも時々によってバラつきがあることに気づきました。

様々なフィードバックをもらい、自問自答もする中で

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文章の練習にまず「デッサン」をすべき理由 【文章術001】

文章の練習にまず「デッサン」をすべき理由 【文章術001】

僕のnoteでは、これからライターを目指す人やビジネスパーソンなどに向けて、文章力を培うための練習課題を出していき、そのポイントを解説していきたいと考えている。実用重視でいく。なるべく、日本語文法的なお作法の話はしない。

この時点で、少し文章テクニックをかじった人——すなわち、このnote投稿に興味がある人なら「無駄な箇所削る」とか「文章構造が大事」とか色々予想されていると思うので、まずはその期

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2021年NFTカオスマップ(業界地図)と事例紹介①

2021年NFTカオスマップ(業界地図)と事例紹介①

はじめに 2021年からNFTの話題性は劇的に盛り上がっている。日本総研のIT動向リサーチによると、2020年末の時点で3億3,803万ドルだったNFTの市場規模は、2021年第一四半期(1~3月)には約15億ドルにまで急成長を遂げている。暗号資産専門メディアサイトのThe Blockのデータによると、取引所の取引量は2021年8月に8億ドル(約881億円)近くに上り、同年7月の2億8400万ドル

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デザインの雑談:サービスデザイン・システミックデザイン・ソシオマテリアル

デザインの雑談:サービスデザイン・システミックデザイン・ソシオマテリアル

ACTANT内で、最近気になっていることについて話したものを書き起こしてみました。世界中のデザイナーが試行錯誤中のまだ生煮え状態かつ現在進行中の話題をゆるゆると繰りひろげる「デザインの雑談」です。これを読んでいただく皆さんにとっても、デザイン活動のこれからを考えるトリガーになれば良いなと願いながら無責任に放り投げてみます。ここで出てきたキーワードは今後じっくりリサーチしていく予定です。皆さんも一緒

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