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各駅停車キャバ嬢の旅
以前。
都内のある熟キャバで一緒に勤めてた女の子。家が近くで送りがいつも二人だったのと、歳が近いのとで仲良くなった。客にぜったい触らせない方法などを彼女は教えてくれた。好きなタイプはヴィジュアル系。
出勤、と呼ばれて行ってもたったの2時間で「上がり」と言われてしまうことが多かった私たちは、終電間際だと走った。
電車で帰れれば送り代の五百円を払わなくて済むからだ。
ある晩一本前の快速に乗れそうで
結婚=異種格闘技?異類婚姻譚?ルームシェア?
どんな相手とでも結婚とは国際結婚、いや異類婚姻譚と思う。相手は狐か、雪女か、龍か、天女か。それでも信頼し愛し合うことはできる。しかしいつも約束を破り相手と愛を失うのは人間側という共通したラストはなんだろう。
同族同士でもまるで違うが、愛情を抱き合える点は同じだ。
幸せな日々にヒビが入るのは、小さな所から。陶器のように。
ひび、には気をつけた方がいい、二重の意味で。
生活を共にするうち、側から見
ロプノール日記 Everyone Everything Tells Me The Way
未成年猫小次郎のションベンファイト(シャンパンファイトじゃない)について何度か書いてきた。
が先日ふと、全面放棄した。
理由の一つにエックハルト・トール氏の著述を知ったことがある。
その名はよく見聞きする。内容は偶然とはいえ以前から「アレレ?」となんとなく気がついてやり始めたこととも通底していたのでまったく違和感がなかった。タオや神道の「中今(なかいま)」なんかもその一種。ヒトも生き物も草木もモ
ロプノール日記 皐月の鯉の吹き流し
若鳶を山藤煙る目で送り
竹の秋若き山端に黄金いろ
日の本の誉れもかくや駿河富士
蝶々のやたら現わる法事の日
小さき子の聖なるおしゃべり山笑ふ
ってことで実はGW初日の4月末、T兄のおとうさまの13回忌。二人して箱根山を越え静岡まで旅してきたのだった。その道々の風景を詠んだ。
すごいなあと思うのは、最高齢で米寿となるおかあ様始め一族の結束が強いこと。
T兄は以前から刑務所に出たり入ったりを繰り返