- 運営しているクリエイター
記事一覧
日本人と風呂文化 ~風呂好き日本人のルーツをたどる~
日本人なら、誰しもが愛する「風呂」。その理由が気になり、日本独自の風呂文化の発展について深堀りしてみました。
風呂文化のはじまりは、仏教伝来日本の風呂文化の起源は、6世紀の仏教伝来だと言われています。
仏教には「温室教」という経文があり、「入浴により七病を除去し、七福が得られる」という教えがあります。
当時の寺院には温浴の設備がつくられ、僧侶が水を浴びて心身を清める禊である「斎戒沐浴」を行い
水×現代アート ~社会変革の”触媒”としての水~
水×現代アートの取り組み、社会へのインパクトを考察します。
今回は、デンマーク出身のアーティスト、オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)です。
■水の現代アーティスト、エリアソン水のインスタレーション作品で、世界的に活躍するのアーティストです。アイスランドの自然に親しみ育ったエリアソンは、光や水といった自然現象への感性が非常に豊かであり、それらを重要な要素として作品に取り入れて
水とアート ~ビジュアルアートで、水問題を”感性”に突き刺す~
水×アートで、水の魅力を伝える取り組みをご紹介します。
今回は、水の課題をビジュアルアートで提起する『HYPE FREE WATER』です。
HYPE FREE WATERとは、2020年に、人気音楽ユニット『水曜日のカンパネラ』元ボーカルのコムアイさんと、アートディレクターの村田実莉さんが立ち上げた、水問題を提起するプロジェクトです。フィールドワーク、専門家との対話を通じて、水に関する課題や技
水と読書 『渇きの考古学 ~水をめぐる人類のものがたり~』
水を軸に本を紹介するシリーズ『水と読書』。
今回は『渇きの考古学 ~水をめぐる人類のものがたり~』をご紹介します。
どんな本か
考古学的アプローチから、様々な古代文明の盛衰と水の関係を紐解き、現代の水管理のあり方を考える重要性を提起している。
著者
スティーヴン・ミズン(Steven Mithen)
1960年イギリス生まれ。レディング大学 考古学教授。認知考古学の分野で功績多数。
要約
水と読書 『水とまつりの古代史』~日本人と水の繋がりの起源を探る~
水を軸に本を紹介するシリーズ『水と読書』。
今回は『水とまつりの古代史』をご紹介します。
古代中世の日本人と水の繋がりを深堀する本書は、現代に生きる我々に重要な示唆を与えてくれます。
どんな本か考古学の専門家、学者による「水と古代史」に関するシンポジウム(2004年開催)をもとに編集された本。古代~中世の日本人と水の関わりについて、豊富な専門知や資料を用いて論考を展開する良書。
著者森 浩一