ジャズバード

好きなアルバムの紹介をしています。たまに映画や本の話題も。 Discogsはじめました https://www.discogs.com/ja/user/GroovySongbird

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  • アルバムレビュー

    レビューの少ないアルバム、好きなアルバムを自己満足でレビューしてます

  • 〜1959

  • フュージョン、ジャズ

    フュージョンを中心にモダンジャズ、ジャズファンク、フュージョンなどをまとめてあります。

  • ファンク、ソウル

    昔から今日までのR&B、ファンク、ソウル、レアグルーヴをまとめてます。

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インデックス 

記事数が増えてきたのでインデックスを作りました。 厳選集 特に内容の良いものをまとめてあります。 スタッフ フュージョンバンドスタッフ関連のページまとめ アルバムレビュー 全てみたい人はこちらから 時代順 〜1950年代 1960年代 1970〜1975 1976〜1979 1980年代 1990年代 2000年代 2010〜 ジャンル ロック、ポップス ファンク、ソウル フュージョン、ジャズ ワールドミュージック、ヒップホップ、その他 音楽の本 小説、映画

    • Count Basie & Joe Williams - Memories Ad-lib(1959)

      カウントベイシーというとビッグバンドのリーダーでピアニスト、出しているアルバムは多すぎて(オスカーピーターソン、MJQも同様)何から聞いていいかわからないイメージが強いですが本作ではベイシーのオルガン+リズムセクション(曲によってはトランペットも)にボーカルというスモールコンボでの演奏になります。ベイシーの本業の人のそれとも違うコクのあるオルガンはファッツウォーラー譲りで選曲にもファッツへのリスペクトを感じます。シンプルながらもスウィンギーなリズムはアフターアワーズの雰囲気が

      • Irakere - Chekere Son (1979)

        イラケレはキューバ最高のフュージョングループです。アメリカとキューバというと仲の悪い国ですがラテンジャズがニューヨーク在住のキューバ系ミュージシャンの貢献は無視できないですしラテン音楽=キューバ音楽という時代もあったようにアメリカの音楽におけるキューバの存在は無視できないものがあります。一方のキューバもまたアメリカ生まれのジャズやサルサの影響を受けていると切っても切り離せない関係にあったようです。このイラケレもキューバ風の曲もあればアメリカのフュージョンのようなファンキーな曲

        • 課題として小難しい音楽の本を読んでいると、若者がレトロな音楽を聴くことには過去の豊かだった時代への憧れや現代社会への反発がこめられてるとか書いてあるけど、そんな小難しいこと考えて聴いてる人なんていったい何人いるんでしょうかね… 初めからそんなこと考えて聴いてる人いなくない?

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        • Count Basie & Joe Williams - Memories Ad-lib(1959)

        • Irakere - Chekere Son (1979)

        • 課題として小難しい音楽の本を読んでいると、若者がレトロな音楽を聴くことには過去の豊かだった時代への憧れや現代社会への反発がこめられてるとか書いてあるけど、そんな小難しいこと考えて聴いてる人なんていったい何人いるんでしょうかね… 初めからそんなこと考えて聴いてる人いなくない?

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        • フュージョン、ジャズ
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        • 〜1959
          26本
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        記事

          Lou Rawls - Live! (1967)

          ルーの初のライブアルバムです。自身のヒット曲はもちろんヒットしたてのスタンダードも披露しています。この時はグラミー受賞やシナトラを押さえて人気男性ボーカリスト一位など単なるジャズやブルースシンガーに留まらない評価がなされた頃です。スタンダードはそれ故の選曲だと思いますがルーの歌唱力と手堅いバッキングはどんな曲であっても粋なスウィングと泥臭いブルースを感じます。 メンバー ルーロウルズ:ボーカル ハーブエリス:ギター トミーストロード:ピアノ ジミーボンド:ベース アールパー

          Lou Rawls - Live! (1967)

          人物・バンド解説「ルーロウルズ」

           ソウルシンガーとしてはもちろんジャズやブルースシンガー、エンターテイナー、俳優や声優と幅広い活躍をしたルー・ロウルズ。ですがその長く幅広いキャリアの割に日本での情報は少ないのでまとめてみました。英版Wikipediaの要約をベースにDiscogsやライナーノーツ、本から情報を追加しています。  シカゴ出身のルーはDead End Streetで歌われるように大変貧しい環境で育ちました。冬にはシカゴの北にあるミシガン湖から吹き付ける風のせいで部屋でも厚着で過ごし夜は寒くて眠

          人物・バンド解説「ルーロウルズ」

          ルードナルドソンが亡くなったそうです。ちょうど去年まだご存命だと知って彼のアルバムをまとめて紹介しただけに余計複雑な気持ちです。

          ルードナルドソンが亡くなったそうです。ちょうど去年まだご存命だと知って彼のアルバムをまとめて紹介しただけに余計複雑な気持ちです。

          Santana. Amigos (1976)

          ラテンロックから路線変更してスピリチュアルな方向に向かったサンタナですがここでまた路線変更してまたラテンロック路線に戻ってきました。 しかし、以前と全く同じではなくよりダンサブルでソウルやファンクの要素が強いベイエリアサウンドで個人的には一番好きな一枚です。 メンバー カルロスサンタナ:ギター、ボーカル トムコスター:キーボード デヴィッドブラウン:ベース レオンチャクラー:ドラム アーマンドペラッツァ:パーカッション グレッグウォーカー:ボーカル Dance siste

          Santana. Amigos (1976)

          Quincy Jones - The Birth Of A Band (1959)

           クインシージョーンズが亡くなりました。半世紀以上にわたって様々なジャンルでプロデューサー、アレンジャー、バンドリーダーとして活躍してきました。追悼記事やニュースの多くは80年代のポッププロデューサーとして彼にフォーカスをあてたものが多いですが、やはり70年代中盤ごろまでのジャズミュージシャンとしての作品に一番魅力と愛着を感じます。  本作は彼が初めてビッグバンドを立ち上げた記念に制作されました。録音後ヨーロッパに行きミュージカルの伴奏を行いますが成果は散々で5万ドルという多

          Quincy Jones - The Birth Of A Band (1959)

          Louis Jordan - Rock'N'Roll

          大きな目をぐりぐりさせたユーモラスな風貌でアルトサックスはソウルフル、歌も下世話なアップナンバーからしみじみとしたバラードまでお手の物。大衆芸能の真髄ともいえるルイジョーダン。その音楽性はロックンロールを、風貌とアルトサックスはメイシオパーカーを思わせますが過小評価されすぎな気もします。ロックンロールはブルースとカントリーの合いの子だとかチャックベリーが始祖だというのが定説ではあるものの彼はロックンロールができる前にそれを完成させています。ですが細かいことは言わずにその派手な

          Louis Jordan - Rock'N'Roll

          Randy Crawford – Now We May Begin(1980)

          ストリートライフでボーカルを導入してヒットを記録したクルセイダーズ。そこでボーカルを務めたのが本作の主人公ランディクロフォードです。彼女は1975年キャノンボールアダレイのアルバムへの参加を皮切りにいくつかのフュージョンやAOR作品に参加すると同時に、自己名義のアルバムもいくつかリリースしています。本作ではクルセイダーズが演奏とプロデュースを努めており他のミュージシャンも皆クルセ人脈でかためられています。 メンバー ランディクロフォード:ボーカル ジョーサンプル:キーボード

          Randy Crawford – Now We May Begin(1980)

          Herbie Hancook - Dedication (1974)

          本作は当時流行っていたピアノソロにハービーが挑戦した一枚です。ただし本当の聴き所はアコースティックピアノソロではなくB面(CDだと後半二曲)に収録された各種電気キーボードを多重録音した曲です。録音は日本側からの提案で、スタジオに電気キーボードを持ち込みセッティングする時間が無かったためライブ会場でリハーサルを兼ねて収録されたそうです。ほぼ事前準備なしでここまでクオリティの高いアドリブをくり広げるハービーの創造力には驚かされます。当時マネージャーで本作のプロデュースを行ったデヴ

          Herbie Hancook - Dedication (1974)

          Wilton Felder - Inherit The Wind (1980)

          本作はクルセイダーズのサックス・ベース奏者のウィルトンフェルダーの3rdアルバムです。クルセイダーズのラプソディ&ブルースやクルセ初のプロデュース作品であるランディクロフォードのNow We May Begin(未紹介ですがいいアルバムなのでいつか紹介します)の制作後に作られておりサウンド的には似通った部分もありますが、ボビーウォマックをボーカルに迎えて久々に汗臭くディープなサウンドになっています。 メンバー ウィルトンフェルダー:サックス、ベース(4) ジョーサンプル:キ

          Wilton Felder - Inherit The Wind (1980)

          Wilton Felder - We All Have a Star(1978)

          今日はウィルトンフェルダーの2ndアルバム星の伝説を紹介します。サウンドは時代を反映して洗練されたものですが同時期のクルセよりも彼のルーツである南部の音楽の要素も違和感なく溶け込んでいて彼の音楽の志向が見て取れます。ちなみに配信はないみたいです。 メンバー ウィルトンフェルダー:サックス、ベース、ボーカル グレッグフィルゲインズ、ジョーサンプル:キーボード ティムメイ、ローランドバティスタ:ギター ジェームズギャドソン:ドラム ジェームスジェマーソンjr:ベース パウリーニ

          Wilton Felder - We All Have a Star(1978)

          Herbie Mann - At The Village Gate(1962)

          ハービーマンの代表的な一枚です。一曲目のファンキーなComin' Home Babyが有名ですが2曲目以降のラテンやアフリカの要素を組み合わせたカオスなパフォーマンスが圧巻です。 メンバー ハービーマン:フルート ハグードハーディ:ヴァイブ ア―メッドアブドゥルマリク、ベンタッカー(1のみ):ベース レイマンティラ、チーフベイ:コンガ、パーカッション ルディコリンズ:ドラム ベーシストのア―メッドアブドゥルマリクはベーシストとしてはストレートアヘッドなハードバップで堅実な

          Herbie Mann - At The Village Gate(1962)

          Young - Holt Unlimited - On Stage

           こんなに歓声がすごいアルバムは滅多にないです。観客みんなメンバーの友達なんじゃないかってくらいノリまくって歌い、叫び、笑ってます。このヤング-ホルトアンリミテッドってのはラムゼイルイストリオを脱退したリズム隊2人が自分らのいうことを聞く若いピアニストを雇って結成したグループでこの2人こそ元々クラシックの教育を受けバッハやジョンルイスが好きだというラムゼイルイスをコテコテの道に引きずり込んだ張本人なのです。だから演奏はラムゼイルイスよりも下世話でソウルフル。自分らが辞めた後の

          Young - Holt Unlimited - On Stage