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オルタナティブ・パブリックネスとは?

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MACAPでは「オルタナティブ・パブリックネス(Alt.Publicness=APness)」という公共性のビジョンをもち、建築設計とリサーチに取り組んでいます。 このマガジンは…
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記事一覧

総合芸術としての建築の終わり?「アフターデジタル2 UXと自由」について。(商店建築連載の雑記③)

総合芸術としての建築の終わり?「アフターデジタル2 UXと自由」について。(商店建築連載の雑記③)

01. 建築がイニシアチブをとれない時代?「建築は総合芸術だ」

「様々な物事を統合し、建築のデザインへと昇華することが建築家の職能だ」

他分野からはエゴイスティックにも聞こえるかもしれないこの認識は、少なからず、建築に関わる人には共有されているはずだ。
確かに、複雑で巨大な建築物を竣工させる以上、いろんなジャンルの話をまとめあげることが建築家に必要なスキルであることは否めない。

一方、その認

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公共性は広場ではない、「ビルのような」公共性

公共性は広場ではない、「ビルのような」公共性

01. 「ビルのような」公共性上述の通り筆者にとって、公共的空間とは「公園」や「広場」、ないしは「原っぱ」のようなものではない。
公共的空間は「ビルのようなもの」であると捉えている。
より正確に言えば、「公園や広場、原っぱも各層に内包した、高速エレベーター付きのビル」が公共的空間だと考えている。
本テキストではその「ビルのような」というメタファーで考える公共性について考えていく。

※注1:ここで

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商業空間から視る公共性、建築から視る公共的空間、オルタナティブ・パブリックネスについて(アーキフォーラム2022 第3回)

商業空間から視る公共性、建築から視る公共的空間、オルタナティブ・パブリックネスについて(アーキフォーラム2022 第3回)

8月6日大阪で開催されたアーキフォーラム2022というイベントで、公共性をテーマに話す機会をいただいたので、その内容をnoteにもまとめることにした。

建築空間にとっても重要な「公共性」という議題は、反面、建築業界で議論される機会は限られており、
残念ながら、非常に浅いレベルかつ都合の良い形で、建築家のプロップスとして用いられるケースが多い。

そのため、8月6日の白熱した議論の場はなかなか得難

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オルタナティブ・パブリックスについて

オルタナティブ・パブリックスについて

この記事では「オルタナティブ・パブリックス(Alternative Publics = APs)」について説明する。

オルタナティブ・パブリックス(APs)は、建築を専門とする自分が公共性のあり方をとらえる上でヴィジョンとしている
「オルタナティブ・パブリックネス(Alternative Publicness = APness)」
という公共性論の中に出てくる概念であり、
社会の中にいくつもある

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メモ: 建築における公共性(物理的公共性と政治的公共性)

メモ: 建築における公共性(物理的公共性と政治的公共性)

建築から「公共性」を捉え、
逆に、「公共性」から建築を形作る際、
以下のこと意識しないといけないと考えている。

「物理的公共性と政治的公共性を混ぜてはいけない」

今日は「物理的公共性-政治的公共性」について、メモを残す。※1

01.建築の空間、社会学の空間

「空間」という概念は、建築と社会学・政治学ではニュアンスが異なる。

仮に、前者の空間を「物理的空間」、
後者の空間を「政治的空間」と

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