本当は平坦な道を歩んでいるだけ
本当のことを本当のままにすることは案外難しい。
それは、本当のことを本当のまま受け入れるということが難しいという心理的ハードルの話でもあるし、本当のままに受け入れられるということの恐ろしさへの無意識下での抵抗の話でもある。
人生には本当のことなんて必要がない可能性すらある。
どんなに意味がない欺瞞と分かりきっていることだって、それで心が救われるのならば、それは必要になる。
本当のことと必要なものはイコールにはならないし、むしろ本当のことは遠ざけられることの方が多いのかもしれ