ダイエットアプリ始めてみた

ダイエットアプリを始めることにした。
形から入るタイプなので課金もした。半年分もだ。
大した値段では無いが、使わなければ無駄になるのでプレッシャーにはなる。
(続くモチベーションになるとは言っていない。ジムとかも金だけ払って余裕で行かないタイプの人間なので)

ダイエットアプリはすごい。
何を食べたかを入力すれば、カロリー脂質タンパク質の配合とその他栄養素を計算してくれる。
入力については、「お米」とかタイトルを適当に入れれば検索してくれるし、買ったものを食べる場合はバーコードを読んで入力することも可能だ。
それでも面倒なら、写真を撮れば自動で入力してくれる。
もちろん手入力の方が精度が良いが、やらないよりマシだし、違うメニューが検出されると修正したくなる。

少なくとも、やる気のあるうちはとても良いアプリだ。
こういうものはやる気を使わないで習慣化出来ればいいんだけれど。
このアプリ、ラーメンとかも入力出来るから続けてみたい。
大手のチェーンのものなら全部入力出来るようになっているから、むしろ外食した時こそ入れてみる勇気は必要な気はする。
私の体感だと、思ってたより外食でも罪とは言われない。
いや、突き詰めるとダメなのかもしれないけれどさ。突き詰めてもしょうがないじゃん。
突き詰められねえんだからダイエットしてるんだから、そんな奴がいきなり突き詰めてどうするんだって話。


このアプリを導入してちょうど四日目だが、逆算して食べる物を考えるのが面白い。
冷蔵庫の中身と食べたいものと栄養素を天秤にかけて、有効な物を割り出していく。
朝昼に食べた物を入力しておけば、夜には何を食べればいいのか、教えてくれる。
自分の食事をどうすればいいのか教えてくれるのはとても楽だ。
アプリはとても優しい令和仕様だから、難しい物を作れとは言ってこない。

この過程で気づいたんだけど、私は「食べたいもの」の要素が比較的低いみたいだ。
私が外食する時は殆どの場合食べたい物を食べにいく訳ではなくて、自分で自分の物を作ってもどうしようもないという無力感によるもので、こうやって指示される方が心地よさすら感じる。
とてもハードルが低いので、自分で何作っても大体うまく感じるし。

もちろん外食に比べれば面倒ではある。
だけど、生きる上で、面倒さや時間というコストを自分にかけることで、自分を守るということが楽しい。

これを努力と呼ぶと萎えるし、努力への逆張りでやりたくなくなるから、なるべく努力という言葉を使わないで、なるべく楽しんで続けていこうと思います。
努力はずっと続かないから、努力と思わないで、出来ることをやり続ける。

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