『共同エッセイ』#シロクマ文芸部(1500文字)
秋と本気でやり合いたいと思った。
だから私達はエッセイを書くことにする。
読書の秋
スポーツの秋
芸術の秋
食欲の秋
○○の秋は永遠と続くが、私達はどうしても腑に落ちないのだ。
そもそも、何故に秋はこんなにも贔屓されるのだろうか?
【読書の秋】は、中国の唐時代の詩人「韓愈」という人物が記した漢詩が伝来した際の「秋になり長雨があがって空も晴れ、涼しさが丘陵にも及んでいる。 ようやく夜の灯に親しみ、書物を広げられる。」 という一説を、作家大先生の夏目漱石が発表した小説「三四郎