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ピリカグランプリは受賞しなくても最高だった話
さかのぼること…何週間か。
ピリカグランプリの受賞結果発表がありました。
残念ながら私は落選し、振り返り記事を書いて自分の中では「終わった」と思っていました。コメントをくださったり、好きと言ってくださったみなさまありがとうございました……
と、簡単に終わらせちゃくれないのがこのピリカグランプリでした。
全ての結果発表が終わった後。
【あなたの記事が紹介されました】の通知が。
コノエミズさん、秋田柴子さんが、個人的に私の書いた作品への感想をくださいました。コノエミズさんは落選したものの中から。秋田柴子さんは結果発表前に執筆して、結果発表後に投稿するという形をとられているそうです。「そんな応援の仕方があったのか!」と驚きとともに、次回は私も同じような記事を書きたい!と心から思いました。
自分の書いたものに何か反応をしていただけるのって本当に嬉しくて。コノエミズさんのお言葉を借りますが、「自分が投げかけた石の波紋が見えないのは寂しかった」のです。だから、個人的には好きだったよ!という言葉をいただけるのは本当に本当に幸せだと思いました。
さらにさらにですよ。
審査員の皆様が、すべての作品にものすごく真摯に向き合っていることを教えてくれました。
審査員の方々の熱量がこれを見ていると伝わってきます。
あーすごいコンテストに出会えた。これはもう、応募しただけで感無量。そんな風に思って、私の中でピリカグランプリはもはや不動の、特別な意味をもつものに変わっていきました。
極めつけがこちらです。
審査員のお1人、めろさんからのお手紙、受け取った方は分かると思います。熱量がすごいです。内容は言えません。めろさんとの約束ですから。でもね、もう開いてからずっと感動して、泣きそうです。
こんなに向き合ってくれたお手紙を私が独り占めするなんてもったいないくらいの宝物です。印刷してファイリングさせていただきました。家宝です家宝。
ここまで読み込んでくれて落選ならもう
何も言うことない!
って清々しく思えました。
めろさんの書いている通り、こんなすごいことを毎年審査員の方に要求できるわけがありません。だけど、めろさんは「自分がしたくて」と言いながらひとりひとりにおてがみを送ってくれています。こんなこと、私には出来ません。
「終わった」って簡単に思わせちゃくれません。
もっとやれたんじゃない?削る場所はそこだった?着眼点はどう?受賞作の講評見て!明暗はどこで別れた?悩み、考えろ!想像して、創造せよ!
そんな風に私は捉えました。
限りなく前向きに。そう思わせてくれました。
他の公募にも挑戦し始めましたが、気付かないうちに、なんで落ちたんかも分からないうちに忘れ捨てられる作品たち。
だけどピリカグランプリはそれを許さない。(いい意味でね)
私は自分が書いた作品がやっぱり好きだと思えたし、同時にもっと出来ることはあったはずだとも思いました。
この気持ちを伝えたく、ずいぶん時間がたってしまいましたが改めて記事にさせていただきました。
改めて、ピリカグランプリに関わる全てのみなさまに、ありがとうございました!!
最後に、こちらを読んで欲しいです。
めろさんがてがみを届けた理由がここにある。
余談ではありますが、めろさんの姿を見て私も自分のコンテストで応募してくださった方に個別のフィードバックを行っています。(※メンバーシップ限定)
「選ばれたい」「なぜ落ちたのか知りたい」「入賞と大賞の差が知りたい」それは私も、そして何かに挑戦した方はみな当然持っている感情です。その気持ちに、全力で答えています。
▼終わった気でいた振り返り記事
▼応募作
いただいた感想やコメントからさらに確信を持って言える。
私はこの作品が大好きです!!!!!!
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