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韓国とアメリカの無人店舗の違い
韓国では今無人店舗での窃盗が加速度的に増えているそうです。
なぜなのか。
セキュリティは?
考えていきましょう。
アメリカなど欧州では革新的技術として無人店舗の採用が増えてきています。
グーグルなど大企業も意欲的で防犯カメラや認証をしっかりと整備した上でお客さんが便利で素早い会計をできるように改良が重ねられています。
AI・クラウドを駆使して売り上げや流行りやその土地で売れる商品データなどを短時間でのリアルタイムで集計、計算を繰り返してアップデートしていきます。
ただしこういう技術の弊害は確実に存在します。
例えばプライベートやお忍びで買い物をしてもそれがデータとして残ってしまうのでいつも誰かに見られているような感覚となりプライバシーなくない?問題。
店舗側がどこかに情報を流す気がなくともハッキングされてしまうんじゃないかという不安がある人も多いです。
日本人は保守的なので特にそう感じるでしょうね。
いくら時間が経とうとも最終的に現金や物理的に価値を持つ物のやり取りは消えてなくなることはないと思います。
ですが電子マネーの普及からも分かる通り、便利・人件費などコスト削減など需要があるので今以上に電子的やりとりが増えることは間違いないでしょう。
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そんな高度な思惑とは全く別の状態になっているのが今の韓国です。
どういう事なのかと言うと、韓国では革新的技術とかではなくお店に人を雇う余裕がないので無人店舗にせざるを得ない店舗が増えているのです。
なんとその数10万店舗にもなるそうです。
なぜ余裕がないのか。
なぜそんなに無人店舗が多いのか。
それはムン政権時代に景気が良い訳でもないのに労働組合など一部の労働者の声を忖度しすぎてしまい最低賃金の無理やりな引上げを毎年行ってしまったからです。
最低賃金が上がると働いている側は喜びます。
でも韓国では経営が苦しい企業がほとんどです。
その状態のまま人件費のコストが毎年増えていきました。
毎年企業は人員削減をせざるを得ません。
従業員は喜びもつかの間、退職に追い込まれました。
企業は最初から雇うこと自体できなくなりました。
特に中小企業は雇えなくなりました。
政府は公務員だけ大量に雇用を増やしました。
増やした分 元々いた公務員の給料を下げて調整しました。
政府は「労働人口(雇用統計)が増えた!大幅に改善した!」と発表しました。
しわ寄せは普通に働いている国民に降り注ぎました。
そして人を雇う余裕がないお店が大量に発生しました。
それが韓国の無人店舗の実態です。
余裕がないお店ばかりです。
監視カメラの質も悪く、コロナ禍でマスクは当たり前でサングラスを掛けている人もいるし、中々見分けることも難しいようです。
セキュリティの強化なんて考える余裕もないので、アメリカのように身分証やクレカを指して支払い能力があると見なされて初めて入れるお店なんかそうそうありません。
それに韓国では物価上昇が続いていて毎月毎週のように物の価格が上がっています。
雇う側も雇われる側も生活が苦しく負のスパイラルに陥っています。
結果、窃盗事件があちこちで発生してどんどん増加しています。
これが韓国とアメリカの無人店舗の違いです。
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日本と韓国は飛行機で2~3時間で行き来できるとても近い国同士です。
生活苦の社会で犯罪リスクの高い状態の国なので、詐欺事件の発生件数もうなぎ登りとなっています。
気軽に安い整形やコスメ、グルメ、アイドルのライブなど観光に行くのは構わないと思いますが、セキュリティのある一部都心から少しでも逸れると窃盗や強奪など物を盗まれるリスクが高いと知っておいた方が良いと思います。
日本の報道はマイルドなことが多くあちらのひっ迫感が曖昧にしか伝わってきません。
では今回はこんなところでノシ
メルカ
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