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真理の探究へ再び踏み出す。
もうきえてしまった学問への想い。
尊敬できる人との再会を契機に、その種火がまだ残っていることに気づいた。
僕はしわが増えた両手でその炎を包み、そっと息を吹きかける。
あと5年以内に、ひとつ大きな目標を達成したい。
自分が生きた証を、インクの大河で残したい。
ヘブライ語とアラビア語、英語、そして日本語。
これらの交差点に、自分にしか描けないストーリー(ロジック)を作りたい。
平凡な日々をどう生きるか
「変わり映えのしない日常への不満・閉塞感」
二十歳前後にはほとんど考えもしなかったこの感情。長年仕事を続け年齢を重ねるにつれ、グレーかかった重苦しい冬の雲のような感情が心にのしかかってくることが増えてきた。
ただただ次の休日が訪れるのを指折り数えながら、仕事が続く平日が過ぎ去るのを待つ。いや、最近は何も考えないようにしながら、平日が終わるのを待っているという感じだ。
特に苦手な通勤の間は、気
人事異動直後の僕流メンタルヘルスの心得
7月。人事異動。
1日が人事異動後はじめての勤務だった方も多いのではないでしょうか。
いかがでしたか?
挨拶回り、荷物の移動、引継ぎ…あっという間に一日が過ぎ去ったのではと思います。
かく言う私も異動でした。
「2年は確実に残るかな」と思っていたものの、まさかの異動の内示を受けて少し驚きました。
しかも、いくつか希望を出していた部署のひとつ。
「病気で長期離脱もしたし、今の職場ではもう希望が叶う
一つの花〜アナザーストーリー
小学生の次男が今、国語の授業で「一つの花」という作品を読んでいる。
今日の宿題は、まず全体を読んでくるようにというものだった。
あらすじはこうだ。
戦時中、幼い女の子だったゆみ子はおなかをすかせ、いつも「もっともっと」「ひとつだけ」とせがむのが癖だった。
そんなゆみ子を心配する父もついに徴兵となり、出兵の日、ゆみ子は母とともに駅まで父を見送ることに。
ゆみ子は父が持っていたおにぎりを「ひとつだけ