"正しい"だと動きたくないけど、"楽しい"と動きたくなるを教えてくれる『ふまんがあります』
こんにちは。櫻子です。
中3男子、小1女子のママ、ADHD要素ありのHSPです。
最近小1の娘ちゃんがヨシタケシンスケさんの絵本にハマっています。
「どうとくは嫌い。考えられない」と宣言する娘ちゃんに、ライフハック、人生の渡り方、哲学をすんなり読ませ、教えてくれるのだから、ヨシタケシンスケさん、すごいです。
さて、『ふまんがあります』。
渋い顔をして、腕組みしている女の子の「わたしは いま おこっている。」から始まります。
怒っている理由は「なぜなら、おとなは いろいろとズルいからだ。」そうです。
女の子がお父さんに不満をぶつけていくのですが、お父さんが「・・・ああ・・・それはねぇ・・・」と一つずつ不満のネタになっている事柄の理由を丁寧に説明してくれます。
そのやりとり、ぜひ読んでもらいたいのですが。
お父さんが話してくれるのが、「いや、そんなわけないし」っていう返答。
うちの娘ちゃんも「そんなわけないよね?w」と言いながら楽しんでいいるのですが、わたしはちょっとだけ引っかった点があったのです。
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ヨガの八支則(アシュタンガ)という、しあわせに生きたいんだったらこれは守ろうよ、という約束がありまして、
その一つに、「嘘をつかない(サティア)」というのがあります。
わたしは完璧に嘘をつかない!というと、それが嘘になってしまうのですが、ヨガを実践する身としては、できるだけ嘘はつかないようにしておこうと意識に常駐してはいます。
なので、子育てでも理由を聞かれたらかなり真っ当に正直に理屈っぽく解説したりしがち、あんまり楽しくないママです。
(「鬼来るよ!」も言ったことない。)
と言うわけで、ショーゲキでした。
お父さん、嘘つきすぎなんですけど。
でもね、楽しんですよ。お父さんの返答。
で、女の子は「・・・ホント?」「・・・へーえ。そうなんだ」と。
その後は、その不満については流している様子。(話が進まないからかもしれませんがw)
そうかー。
子どもって楽しければいいんだ。正しいは二の次なんだ。
だから、「ほんとかな?」とか言いながら、以前は入り渋っていたにも関わらず、今は楽しそうに進んでお風呂入ったりしてます。(我が家に「おふろあらし」が生まれてしまいましたが)
楽しいなら動くんですね。
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信頼関係が大事と思う子どもとのやりとりについて、どこで折り合いをつけていくか迷い中なのですが、嘘はNG、楽しくなる"ほら"だったら、いいのかな?
サンタさんだって、嘘っていうか、ほらっていうか。。。ねぇ。
詭弁でしょうか(^^;
まずは、楽しい"ほら"スキルを身につけてみたら、あれこれ「やってくれー、叶えてくれー」ばかり言ってくる子どもたちとのやりとりが変わってくるのかもしれない。
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そして。
世の中、理不尽なことってあるじゃないですか、、、
それに"正しさ"を求めていくと生きづらく、苦しくなることがあります。
そこに"楽しさ"を見つけていけると、なんか、「まあ、そういうこともあるか」と肩の力が抜けて、「んじゃ、どうせやるなら」的に前向きになれるのかもしれない。
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楽しくも、ちょっと考えさせられた一冊でした。
読んでくださってありがとうございました。
一年前のちょっとだけ苦しいわたし