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【随想】映画『インサイド・ヘッド2』ケルシー・マン
1が面白かったので、続編出るのは異論がないが
しかし続編というのはいつも不利なのは変わらない。
だって1のような驚きはないから。
もう世界観は知っている状態なので純粋に内容だけで
前作を上回らないといけないから。
上回らなくても単独でいい出来だったらいいのだろうけど
どうしても前作との比較は免れない。
でもピクサーの手にかかると2も3も面白いという
とんでもないことが当たり前のようになっている。
【随想】映画『ソウルフル・ワールド』ピート・ドクター
コロナ禍で劇場公開が見送られ、配信限定となってしまったので、見たくても見れていなかった。
評判はものすごく良かったので、絶対見なくてはと思っていた。
もうあれから4年も経つのか。
いつでも見られるというのは、永久に見ないかもしれないと同義だった。
あとは、見るのがもったいないという変なジレンマ。
テーマがあまりにも刺さってしまうだろうし、とてつもなくハードルが上がっているのでそれを下回るのではない
【随想】映画『名探偵ピカチュウ』ロブ・レターマン
集中して見ていなかったからか、よく分からなかった。なぜミュウツーはそんなまどろこっしいことを?ピカチュウとそのパートナーであるハリーがミュウツーを逃して、ハワードの陰謀を阻止しようとした。しかしハリーとピカチュウは逃げる途中で追手に車ごと吹き飛ばされる。そこをミュウツーが助ける。瀕死のハリーはミュウツーによって精神と肉体を分離され、精神はピカチュウに入れられる。そして、ミュウツーは記憶を失ったピカ
もっとみる【随想】ドラマ『海のはじまり』『スカイキャッスル』『笑うマトリョーシカ』
海のはじまり
音楽が『いちばんすきな花』と同じすぎた。
ほぼ続編だ。
内容は全然違った。
過去と現在の行き来がシームレスなので
最初の方少し混乱した。
『踊る大捜査線』の再放送を見ていて
こちらはまったく回想とかないので
最近のドラマは結構回想が多いなと思った。
過去の因果が現在に影響を与えているというストーリーをよく見かける。
逆に回想が入らないドラマの方が新鮮だ。
事件は現場で起きてるんだb
【随想】小説『俺ではない炎上』浅倉秋成
いやー読んでよかった。中盤ちょっとページを繰る手が止まってしまったが、後半にかけて一気にアクセル全開で面白くなっていった。あまり聞いたことのない出版社(双葉文庫)から出ていて、本屋でも平積みされていなかったので、探し出すのに一苦労だった。最近文庫化されたばかりだから、しかも人気作家だし、平積みされてるだろうとたかを括って探していたのが悪かった。前作が角川から出ていたから、また大手出版社だろうと思い
もっとみる【随想】展覧会『空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン』
フォロン展を観に行きました。
面白かったです。
じっくり見たので、1時間半くらいかかりました。
@東京ステーションギャラリー。
フォロンの絵は、ポスターや画集などで見たことはありましたが、
本物の絵を見たことはありませんでした。
全体的な感想としては、
とてもピュアでわかりやすい人だなと思いました。
もちろんいい意味です。
コンセプチュアルで難解なアートではない。
でも、かといってジャンクな粗悪品