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2024、2期

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2024年6月の記事一覧

6/07、抗不安薬

本日の実習では抗不安薬を主に取り扱って学習した。本薬局で出される抗不安薬で代表的なものはデパスとコンスタン、リーゼである。デパスは一般名エチゾラム、コンスタンはアルプラゾラム、リーゼはクロチアゼパムである。これらはいずれもベンゾジアゼピン系抗不安薬であり、機序は脳のベンゾジアゼピン受容体(BZD)に作用することでBZD受容体を刺激し、主にGABAの神経伝達を亢進することで催眠・鎮静作用をあらわす。

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6/06、高血圧、処方変更

本日の実習では本日来客され、処方が大きく変わった患者さんについて注目して実習を行った。本日の処方内容の変更としてはバルサルタンを中止し、エンレストとミネブロを追加すると言う内容である。過去の実習でも扱ったが、エンレストはネプリライシン阻害薬のサクビトリルとARBのバルサルタンの配合錠であり、ミネブロはミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MR拮抗薬)である。これらは新しい作用機序の降圧薬であり、より降

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6/05、PPI以外胃薬

本日の実習ではPPI以外の胃薬に注目して実習を行った。特にドグマチール、ドンペリドン、ムコスタ、ファモチジン、アシノンなどが本薬局で出される代表的なものである。
ムコスタは胃粘液などの防御因子を増強することで胃腸粘膜保護作用を示す防御因子増強剤と呼ばれる。ドグマチールやドンペリドンは化学受容器引金帯(CTZ)にあるドパミン受容体に結合することで、ドパミンによる刺激を阻害し制吐作用、上部消化管のドパ

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6/04、PPI、詳細

本日の実習では昨日に引き続き、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の処方について深く学習した。本薬局ではPPIの処方は要因は様々だが逆流性食道炎の改善のためが多い。用いられる薬剤としてはパリエット、ネキシウム、オメプラゾール、タケプロン、タケキャプが代表的なものである。本日はこれらの使用法や性質などのの違いについて学習した。
本薬局に来客する逆流性食道炎の患者さんには長期的に服用している方が多い。PPI

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6/03、PPI

本日の実習ではプロトンポンプ阻害薬(PPI)に注目して学習した。 
PPIは酸で活性化し、胃粘膜壁細胞の酵素H+,K+-ATPaseを阻害し、H2受容体拮抗薬よりも強力に胃酸分泌を抑制することで消化性潰瘍や逆流性食道炎などによる胃痛や胸やけなどの症状を改善する。また、特にボノプラザンであるタケキャプは薬効は同様だか酸による活性化を必要とせず、カリウムイオンに競合する形でH+,K+-ATPaseを可

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5/31、休薬

本日の実習では胃カメラによる高凝固薬や高血小板薬の休薬について学習した。
昨日に引き続き、胃カメラ前後の特徴的な薬剤や服薬指導を本日も扱った。胃カメラの内視鏡の検査の際に組織検査などを行う場合には処置後の出血を伴うことがある。そのため、出血傾向の副作用を示す薬剤は中止をしなければならない。中止期間は薬剤ごとに決まっており、本日は休薬が必要な薬とその服薬指導を実習した。
本日扱った症例は4/25の受

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5/30、アルロイドG

本日は胃カメラ後に処方されるアミロイドG5%内溶液の特徴的な服薬指導を実際に行った。
胃カメラとは口や鼻から先端に映像機能のある内視鏡を挿入し、上部消化管の観察を行う検査を指し、色調や凸凹、計上を観察することにより、診断をする。胃カメラを行うことにより、胃がんや逆流性食道炎、胃ポリープなどの疾患を発見することができる。また、腫瘍の良性・悪性を診断するために、粘膜組織を一部採取する生検も行うことがで

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5/29、エンレスト

リライシン阻害薬のサクビトリルとARBのバルサルタンの配合錠であるエンレストに注目して学習した。サクビトリルは新しい作用機序の薬剤であり、利尿作用や血管拡張作用、血圧を上昇させるレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の抑制により降圧作用を示すナトリウム利尿ペプチドの分解を行うネプリライシンを阻害することによって降圧作用を示す。また、心臓や腎臓の保護作用もあるとされている。バルサルタンは先週にも

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5/28、ミネラルコルチコイド、適応症

本日の実習では昨日も扱ったミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MR拮抗薬)について注目して学習した。MR拮抗薬は腎の尿細管に作用してナトリウムと水の再吸収やカリウムや水素イオンの排出を促進させることで高血圧の原因となるアルドステロンが作用するミネラルコルチコイド受容体を阻害することで、水の再吸収が阻害し、尿から体外へと排出される。その結果、体液量が減少して降圧作用を示すと考えられている。
本薬局では

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5/27、心不全、βブロッカー

本日の実習では慢性心不全に対する薬剤であるβ受容体遮断薬について学習した。その中でも特定の1人の患者さんに注目した。この患者さんは平成30年にニパジールとカルベジロールが処方されていた高血圧を持つ患者さんであったが、令和1年に心房細動と診断され、FXa阻害薬であるリクシアナが処方されていた。その後、不整脈で血圧が安定しない患者として静岡市立病院と服部クリニックに受診していた。令和5年からは降圧薬と

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5/24、ARB

本日の実習では高血圧治療薬としてARBが処方されている患者さんについて注目して実習を行った。
1人目の患者さんは以前から朝食後にARBであるオルメサルタンとカルシウム拮抗薬であるアゼルニジピンの配合薬であるレザルタス配合錠LD、夕食後にオルメサルタンOD錠10mgが処方されていた。このようなARBは血管収縮作用、心臓の肥大化作用、腎臓の線維化促進作用などを示し、体内物質で血圧上昇の因子となるアンジ

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5/23、高血圧、CA拮抗薬

本日の実習では高血圧に対する薬剤について深く学習した。
下記表より、トマス薬局では本日関わった疾患の数では高血圧が一番多いものとなっている。本日はトマス薬局で調剤される高血圧治療薬について注目して実習を行い、以下に調べて記載する。本薬局で最も調剤される高血圧治療薬はアムロジピンである。アムロジピンは長時間作用型ジヒドロピリジン系カルシウムチャネル拮抗薬であり、高い降圧作用を示す。その次は、ネプリラ

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5/22、副作用

本日の実習では副作用が生じた時の対応について学習した。
認知症を患って長い患者さんに関わった。この患者さんはメマリー20mg、アリセプト10mgと抑肝散が処方されていた。この3つはすべてアルツハイマー型認知症に対して使用される薬であり、メマリーはグルタミンのサブタイプであるNMDAの受容体を阻害し、グルタミン酸神経系の機能異常を抑制する。アリセプトはアセチルコリンエステラーゼを阻害し、脳内アセチル

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5/21、慣れる

本日の実習では処方箋をより深く理解することに気をつけて実習を行った。
本日私が関わった患者さんの1人は風邪かつ初診の患者さんであった。
風邪の患者さんに対する対応は、通常のdo処方と異なり急性のため対応が少し異なる。異なる点としては、薬に対応する症状を伺っても自覚症状としてあまりない場合があるため、症状はあまり伺うことはせず、処方された薬の説明を少し強めに、少し押しつけ気味に行うことが重要である。

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