5/21、慣れる
本日の実習では処方箋をより深く理解することに気をつけて実習を行った。
本日私が関わった患者さんの1人は風邪かつ初診の患者さんであった。
風邪の患者さんに対する対応は、通常のdo処方と異なり急性のため対応が少し異なる。異なる点としては、薬に対応する症状を伺っても自覚症状としてあまりない場合があるため、症状はあまり伺うことはせず、処方された薬の説明を少し強めに、少し押しつけ気味に行うことが重要である。薬歴にも通常と異なり風邪と記載することも忘れず行う。
初診の患者さんに対する対応は、他科他院の受診、併用薬、アレルギー歴、副作用歴、嗜好品を伺った後に今日の薬の説明を行う。特に薬歴がないため、お薬手帳で併用薬などを確認し、相互作用などを注意することが重要である。それと共なって薬歴の記載も、再診時とは異なる表示の判子を使用し、前述したように伺ったことを記載する。
また、風邪や初診に関わらず薬の服薬指導や説明は相手との会話の中で、どれだけ患者さんが理解する能力があるかなどを判断し、説明する量や内容を変化させていくことが必要である。
そして、薬を処方したタイミングによって、今日の朝の分から服用するのか、昼からなのか、といった声かけも重要であるため、日時も服薬指導中に注意しなければならない。
本日から薬歴の記載の他に、患者さんの名前を呼ぶ、薬袋や袋の準備といった出来ることが増えたため、昨日に比べ体感として忙しく、大変なタイミングがあった。その解消のためにも早く業務に慣れ、効率良く行うと同時に、余裕を持って薬の理解をしながら実習を行いたいと思った。