反露親宇であるべき理由~ロシア・ウクライナ戦争と日本~|Z世代、20歳から見た政治
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2022年2月24日、ロシア連邦がウクライナへの軍事的侵略を開始。
その悲劇は、1年が経過しようとしている現在においても、終止符が打たれる気配すら見せていない。
ウクライナは、一方的な暴挙を開始したロシアによる攻撃を受け、戦闘員はもちろんのこと、民間人や病院などまで攻撃を受け、虐殺されている(戦時国際法違反)。
この戦争において正義はウクライナおよびそれを支援する西側諸国にあり、ロシアは絶対的な悪であると言わざるを得ない というのがアメリカを筆頭とする西側のプロパガンダだ 。
このロシアによるウクライナ侵略に関して、日本国内にもさまざまな意見・主張が存在する。
第29代航空幕僚長でいらっしゃった田母神俊雄氏も、以下のように仰っている。
田母神俊雄氏は時代錯誤な発言により炎上することもあるが、私は田母神氏をフォローしており、軍事や歴史に精通されている方であると考えている。
しかし、このツイートについては同意できない(と同時に、田母神氏のすべてに賛同するものでないことを明記しておく)。
日本は反ロシア・親ウクライナであるべきだ。
これは、人道的な道徳心や、正義感によるものではない。
日本の国益を第一に考えた上での答えだ。
なぜ私がそのように考えるのか、今さらではあるが、以下に細かく纏めようと思う。
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まず第一に、私はできた人間ではない。
遠く離れた地で知らない人間が命を落としたと聞いても、なんの感情も感じない人間だ そうなった理由はほぼ特定できているのだが、本筋から逸れてしまうためここでは触れない 。
そのため、ウクライナの人が可哀想だとか、ロシアに腹が立つとか、そういった感情から反露親宇を唱えているのではない。
というか、私は「ウクライナ or ロシア」という観点でこの戦争を見ていない。
「ウクライナ or ロシア」の観点で見るのならば、2021年のロシアからの輸入額は1兆5431億円、2020年のウクライナからの輸入額は568.8億円と、ロシアとの関係を重要視すべきであるのは明白だ データの年度が異なるのは重要点でないためご容赦いただきたい 。
私が見ているのは、
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