トキオリミナト

貧困や障害の中で死にゆく人の命を救済し、今よりも少しでも良い社会の構築を目指します。苦しい人生を生きてしまっているのだから、人を救う方が幾分か素敵な人生になると思っています。

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貧困や障害の中で死にゆく人の命を救済し、今よりも少しでも良い社会の構築を目指します。苦しい人生を生きてしまっているのだから、人を救う方が幾分か素敵な人生になると思っています。

最近の記事

人生を豊かに過ごす方法(備忘)

SNS、YouTubeをシャットアウト テレビを見る お金を浪費しない 瞑想する 降りたことのない駅に降りる 重要な決断は周囲の意見をきちんと聞く 両親を大切にする

    • トップアナリストの方とのお食事〜金言〜

      海外へ行くことが決まったということで前の会社で証券会社のアナリストランキングに長らくトップに君臨していて、今は一橋や京大で教授をやっている元上司にお食事にお誘い頂いた。 自分が唯一後悔していることは日々の日記を書いてこなかったので、過去を振り返ることが出来ないことだそう。人生はお金も重要だし、どんな仕事をしたかも重要だが、誰とどのように仕事をしたのかが一番重要とのこと。 仕事をしていれば必ず人との関わりが生じるので、尊敬できる人ばかりでなく嫌いな人に嫌なことを言われること

      • 死に方

        令和の虎というYouTubeチャンネルは高圧的な態度をとっている経営者の方々も多くてそこまで好きではなかったですが、林さんのこのスピーチは人の生き様を表していてとても感動します。人生通算でどれだけ多くの徳を積めるか、その一点。

        • 友人のイグジット祝い~本当にお疲れさまでした・8年前の答え合わせ~

          先日ありがたいことに学生時代の友人が起業した会社をバイアウトして一段落ついたということで、お祝いも兼ねた飲み会にお誘い頂いた。 8年前投資銀行のインターンで知り合った友人だったので、参加メンバーは皆現役の投資銀行マンか卒業生だった。 今回会社をバイアウトした友人は外資系投資銀行に入社した後、様々な苦悩もあり、2~3年で自ら退社して起業に至った。当初は飲食や観光で起業していたものの、コロナ禍の影響もあり一時期は貯金残高が一桁までになったこともあるらしい。 その後、教育分野

          死ぬ時にその人の生き様が表現される

          僕が近々東南アジアに飛び立つことを聞きつけてか、最近色んな人から連絡を頂く。数年間連絡を取っていなかった学生時代の友人、あまりお役に立つことが出来たとは思えない(むしろ迷惑ばかりかけていた)上司、就活の時にインターンで偶然知り合った友人、会社の元同期、僕と関わっても向こうには何のメリットもないであろうトップアナリストや起業家の方からお食事にお誘いされることが多い。 僕は自分の過去を振り返った時に自分が人格者であるという認識も無いし、上司・後輩への対応も決して良いものであった

          死ぬ時にその人の生き様が表現される

          キャリア形成は何歳がタイムリミットか

          先日大学生から「自分は今まで野球しかしてこなかった。大学の授業にも意味を感じない。何をすれば良いか?」というなんとも若者らしい相談を受けた。専門家ではないけど、こういった悩みは日本の教育システムに起因する部分が多いように思える。 今僕はある程度年齢を重ねてきて社会を少しばかり理解できて来たので、キャリア形成について少しばかり考えてみた。 大企業を前提とした場合この場合のキャリアの方向性を決定するタイムリミットは22歳である。悲しいことに現在の日本企業においては、処遇はプロ

          キャリア形成は何歳がタイムリミットか

          SNSは酒や性欲よりも人生を破滅させかねない

          古代ローマの哲学者は酒と性欲に溺れた人間を最も醜いものと表現していたが、現代においてはSNSは相当中毒性が高いので、その人の人生を破壊しかねないとすら感じる。 ちなみにギャンブルは覚醒剤と同レベルの中毒性を持っているらしく、僕の学生時代の友人にもインターネットカジノで人生を壊した人間が複数人いる。 SNSが更にタチが悪いと思うのはその人の倫理観を崩す可能性が高い点も挙げられる。SNSは発言内容の制約が極めて小さいので、極端な話で例えばヒトラーのような極めて偏った考え方の大

          SNSは酒や性欲よりも人生を破滅させかねない

          大切なのは生きた年数ではなく「質」

          普段は哲学書や私小説を好んでいますが、現代小説を読んだり、個展に行く機会があったので、感想を記しておきます。 いずれも10代・20代のアーティストの方々ですが、僕が見えている世界よりも比べ物にならないほど深く広い世界が彼らには見えていることを考えると、大切なのは生きた年数ではなく質なんだなと実感しました。 カンザキイオリさん1997年生まれなので2017年に当時若干20歳にして楽曲「命に嫌われている」を発表し、現在YouTubeでは2,700万回以上再生されている。カンザ

          大切なのは生きた年数ではなく「質」

          未来のためにできること┃命の救済

           SDGsとかサステナビリティとか2017年くらいから日本でも意識されるようになった風潮があるような気がします。また、僕は証券会社で持続可能な事業に資金が流れることをサポートするサステナブルファイナンスに携わっています。  ただ、僕は世の中の人や企業はきちんと理解していないまま綺麗ごとで言っているようにしか見えないのです。SDGsの本質って何なんでしょうか。それを仕事にしている僕でもよく分かりません。  SDGsのテーマとして頻繁に取り上げられるのは「気候変動に関する問題

          未来のためにできること┃命の救済

          年収が2,000万円下がる転職

          僕は投資銀行を辞めて途上国の貧困層の命の救済をするNGOに転職する。 退職の申し出をし、上司や人事部と面談をすると必ず「同業やファンド、コンサルへの転職なら分かるがNGOへの転職なんて前例がない。給料は大幅に下がるけどいいのか?」と聞かれる。 結論、給料なんてどうでもいい。中高時代から誰もが東大を目指す進学校にいたという環境と自己愛の欠落が故にお金や社会的評価といったものに縋るしかアイデンティティを保てなかったために、給料の良い投資銀行に入社し8年間勤務したものの、お金を

          年収が2,000万円下がる転職

          10年近く務めた投資銀行を退職する話

          つい先日上司に退職したい旨を申し出た。 同業他社への転職であれば荷物を纏めて入館カードを返却して即日退社という形だが、僕は異業種への転職なので暫くは引継ぎもあるので会社に在籍する形にはなる。 「ご相談があるので本日1時間ほどお時間頂戴できますか?」と言って時間を取ってもらったが、退職面談は非常にあっさり。 「最初にお時間を頂いたのは退職のご相談をしたく」と言った時は驚いた顔をしていたが、「途上国に実際に行ってソーシャルビジネスをしたい」「現地で貧困削減や命の救済をすることに

          10年近く務めた投資銀行を退職する話

          主体性が1ミリもない僕のクソみたいな半生②

          昔僕の半生を簡単に紹介した記事があるけど、今回はその続きを書いてみたいと思う。 僕にとっての投資銀行生活は端的に言ってただのつまらないサラリーマン人生だった。 人より給料がいいせいだろうか、自分のことを本気でエリートだと思っていたり、選民意識のようなものを持っている40代・50代のいい年した大人も多いのだけれども、僕には普通のおじさんにしか映らなかった。むしろプライドや自己顕示欲の塊のようなおじさんには強い嫌悪感すら覚えている。 また、仕事内容についても恐らく今後の人生

          主体性が1ミリもない僕のクソみたいな半生②

          1週間の断食の感想

          とある本に触発されて1週間断食してみた。 固形物は一切口にせず、基本的にはスムージーか水だけ飲んでいた。 体感で辛かったのは最初の2~3日目で、それ以降は空腹感は特に感じずコンビニで食べ物を見ても特に何も感じなかった。 断食を通じて感じたメリットは主に以下の通り。 自律神経が整う 恐らく胃腸への負担が減ったためだと思うが、とにかく体調が良い。 僕はずっと不眠症に悩んでいて心療内科で睡眠薬をもらっているけれども、断食中はこれまでにないくらい簡単に入眠できた。そして、朝も6

          1週間の断食の感想

          安定した職業である医者も大変だなぁと思った話

          今日は睡眠薬を貰いに病院に行った。 随分お喋りな医者だったので、症状とは関係ない話まで色々と聞かされたが、最近ではオンラインでの診察や処方薬も薬局に行かずにAmazonで配達できるらしい。 改めて変化の激しい世の中だなぁと思う。 一般的に医者や薬剤師は難関資格を有していないとなれないので、安定した職業の1つとして思われているけども、ITの発達によって今後10年単位で見た時には世界が変わってきそうだなとも思う。 先ずフリーランスの医者の出現によって、開業医は患者のパイの取り

          安定した職業である医者も大変だなぁと思った話

          投資銀行に就職する方法

          基本的にない就活時の評価と入社後のパフォーマンスが大きく異なることは往々にしてあること。結局は運。 また、この時には投資銀行、コンサル、総合商社に入社できないと人生詰んだと思いがちだが、他にもいくらでも幸せになる方法はたくさんある。

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          これだけ長い人生で何を成し遂げただろうか

          人生80年くらいある中で死ぬ時に自分の人生を振り返った時に何も成し遂げたことがない人は、人生の先輩というよりは、ただ長い時間地球に存在している人と呼ぶのが適切ではないだろうか。 よく中年になっても学歴や新卒で入った会社ばかり自慢しているおじさんがいる。また、僕は昔ゴールドマンの元幹部と一緒に仕事をしていたが、よく聞かされるのは自分の経歴の自慢話ばかりである。 あなたには死ぬ時にそれだけ長い人生で成し遂げたものが自分の学歴と職歴しかないことを後悔しないのだろうか。 僕には所

          これだけ長い人生で何を成し遂げただろうか