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主体性が1ミリもない僕のクソみたいな半生②

昔僕の半生を簡単に紹介した記事があるけど、今回はその続きを書いてみたいと思う。

僕にとっての投資銀行生活は端的に言ってただのつまらないサラリーマン人生だった。

人より給料がいいせいだろうか、自分のことを本気でエリートだと思っていたり、選民意識のようなものを持っている40代・50代のいい年した大人も多いのだけれども、僕には普通のおじさんにしか映らなかった。むしろプライドや自己顕示欲の塊のようなおじさんには強い嫌悪感すら覚えている。

また、仕事内容についても恐らく今後の人生で一生忘れないであろう大切な経験もあるけど、この仕事が天職だと思ったことは一度もなかった。
まるで自分たちのやっていることが社会に多大なインパクトを与えているように語っているおじさん達は果たしていつから本気でそう思えるようになったのだろうか。

そんな中でも、僕が8年間勤務していたのは単に辞める勇気がなかったからである。
自分を愛することが出来なかったが故に、職歴や高い給料に縋るしか自分のアイデンティティを保つことが出来なかったのだろう。

人生は長いようで短い。僕は高校を卒業してから10年以上主体性の欠落という問題に悩んできたが、好きでもない仕事に時間を捧げるのは自分の人生から有意義な時間を奪い、本当の意味での自分の人生の寿命を短くしているだけだと痛感した。

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トキオリミナト
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