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未来のためにできること┃命の救済

 SDGsとかサステナビリティとか2017年くらいから日本でも意識されるようになった風潮があるような気がします。また、僕は証券会社で持続可能な事業に資金が流れることをサポートするサステナブルファイナンスに携わっています。

 ただ、僕は世の中の人や企業はきちんと理解していないまま綺麗ごとで言っているようにしか見えないのです。SDGsの本質って何なんでしょうか。それを仕事にしている僕でもよく分かりません。

 SDGsのテーマとして頻繁に取り上げられるのは「気候変動に関する問題」と「貧困問題」の2つな気がします。気候変動対策に一生懸命取り組んでいる人々には大変申し訳ないですが、人間の強欲さ故に気候変動の影響を止めることはできません。

 僕たちが未来のためにできること。それは小さな命を1つでも多く救うことではないでしょうか。気候変動対策と同じく、途上国の経済発展は簡単には成し遂げられませんから、同様の批判が付きまとうことは認識しています。
それでも、僕は途上国で貧困の中で死にゆく人々の命を救済したいと思うのです。それは他者のためではなく、僕がやりたいからやるのです。僕が生きている意味がそこにあると思うから、自分のためにやるのです。

 もし、あなたが飛行機で数十時間で移動できる場所に生まれたら、また、日本が急速な産業革命を起こす数十年前に生まれことを想像してみてください。

 僕のカンボジアの友達は月2万円で家族を養っています。また、日本に出稼ぎに来ている僕の友達のスリランカ人は月13万円を飲食店のバイトで稼ぎながら日本語学校で勉強して大学進学を目指しています。

 この時代に日本という国に生まれ、1日1食でも食べれて住む場所があり、水道水が飲めるだけで、物凄く豊かです。だからこそ、ほんの少しの思いやりを持ってほしいです。

あなたが要らなくなった鞄や洋服を寄付するだけでいいです。それを途上国の人が市場で売って生活の大きな足しになることを知ってもらいたいです。あなたが飲み会で使った3,000円で飢餓状態にある子供が何日間食事をとることができるかを知ってもらいたいです。

未来のためにできること。それは近年急速に普及したインターネットを通じて世界に目を向けて、ほんの小さなアクションを起こすことではないでしょうか。

#未来のためにできること

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トキオリミナト
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