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小磯通信
2019年12月10日 21:19
・好きだから一緒にいたいと思うのはエゴですか私勝手でしょうか・あなたには愛する私がいるからスマホはいらないここに居ればいい・「けど、それも愛」 だと今まで思ってて、 涙を拭いて、 また大人になる。・「腹が立つ」 それはあなたに 期待した 未熟で若い 昔のわたし・もう少し遊んでいたい午前二時布団を出たくない午前七時・
2019年11月24日 23:29
・さあどうだ行くも帰るも自分次第これからの生を如何に使わん・一度きり刹那に散りゆくもいいさ紛れない「今」を感じながら・「運が悪けりゃ死ぬだけさ」 また明日も そう言いながら 生きていくのさ・大好きな歌を歌おう公園で下手くそだってかまわないから・将来も何も得てない僕だからつくれる歌を歌っていきたい・宵の更け漆黒に揺れる
2019年11月23日 21:53
・スマホから顔上げ慌て飛び降りたそこは最寄りの隣の駅さ・館内を出た後も続くストーリー映写機になった僕の目が映す・雨道で傘をステッキにステップを踏みたくなるのは映画のせいかな・ネオン街曲がった地下の小舞台夢見る彼女は命を燃やす・新しい喫茶店探し街歩きそれが密かな冬の楽しみ・街を行く体も心も財布まで寒い背中を風が吹きゆく
2019年11月22日 01:58
・昔嫌いだったラブソングを聴くスキップなんかしちゃったりして・酔いさましがてら押してる自転車が君とちょうど良い距離を保つ・夕暮れに火照る体灯を消したその温もりを感じるために・今日明日明後日明々後日1日ずつ紡いでく僕たちの日々・イヤホンのコードを伝って僕の耳だけに一足早いクリスマス・急に寒くなったらちょっぴり不安であなたに
2019年11月12日 23:08
・瞬間の快楽 のため 肝臓を 悪魔 に差し出す 21歳・週末の 眠らぬ街の どん底で 踊り狂って 朝を迎えた・今日の日を 受け入れたくはないけれど 明日に進むため 捧げる一杯(あとがき)読んでください。これからもいっぱい作ります。2019/11/12 ケビーン
2019年10月28日 21:45
・昼に起き1日潰した気になって今日を諦め布団をかぶる・尊厳を失うばかりの日々があり人間になる努力をしている・「本当の愛」を求めてわからずに「True Love」を聴き込んでいる(あとがき)久しぶりに短歌を投稿しました。趣向を凝らしてみたので、是非読んでね。2019.10.28 ケビン
2019年10月6日 22:20
短歌6首祈りでは足りず 涙を流す夜あなたも同じ月を見ている「譲る」の言葉の意味を考えながらそれを眺めて 握るつり革宵(酔い)更けに 友の本性垣間見て驚き半分 ガッカリ半分睡魔と闘いながら握るページから逃げてく文字に 追いつけぬ僕寝不足の瞳が疲労を伝えてもタイプやめられぬ 4回の冬読み終わり 筆者が僕に語りかけ君は誰なのか 何して生きる(あとがき)短歌を作り
2019年9月13日 23:57
心の悪魔に襲われ 家を飛び出し季節が変わっていたことを知る宙ぶらりんな自分はソーダかグレープかすら選べない 自販機の前街の灯が 一番綺麗に見えるのがあの坂だから 君も行こうよ(あとがき)最近は風が強くなってきて、あっという間に秋が近づいてきたように感じます。私は季節の変わり目には、体調を崩すことがしばしばあります。夏の疲れもそろそろ出始めてくる頃だと思います。皆様も体調に
2019年9月7日 19:03
哀愁を 暑さに垣間見たならばセミの声すら 惜しくなるのか僕のいる 道はどこにもつながっていると気づいて また歩き出す踏み外し 道から逸れた人生も文字に変わって 趣となる(あとがき)9月に入りました。まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩の涼しさからは、秋の始まりがチラリと見えてきているのではないでしょうか。今回のテーマは「スタート」となっています。秋のスタートを存分に味わい
2019年8月21日 17:58
花火の音も止んだこの頃はいつも取り残されたあの日を暮らす 縁取られ笑うあなたはお星さまさっき空から帰ったんだよね知っている匂いに気づき振り返り誰もいなくて涙が溢れた(あとがき)ご無沙汰しています。まだまだ暑く汗がにじみますが、夏の終わりを意識し始める頃ではないでしょうか。お盆に実家に帰省して、田んぼに囲まれたあの家で畳の匂いと風鈴の音を思い出しながら書きました。(20
2019年8月12日 03:45
横並び泳ぐ水中は冷たく息継ぐ横目に沈む人見る朝焼けの陽が眩しくて悲しくて夜の欠片を探してしまう瞳はとうに光を捉えないのだだから残酷さを喜び味わう(あとがき)実は毎回テーマや歌ごとのまとまりはなく、思いつけば書いているのでした。苦しいときこそその苦しさを味わい、これが苦しみの味なのかと感慨にふけるのはどうでしょうか。それも一つ生きるということではないでしょうか。日々の失敗や
2019年7月14日 20:35
生まれ落つ小さな星に一粒の痛みに悶え苦しみつつも振り返り何度も何度も振り返りいつかの道を ぐるぐるぐるり信ずるは救われますかどんぐりが坂を下るのをゆっくり眺め(あとがき)こんにちは。遅めに入った梅雨はなかなか明けませんね。以前は濡れるのが鬱陶しくて、雨の日が死ぬほど嫌いでしたが、最近はそうは思わなくなりました。人は気持ちや考え方が、些細なことでも180度変わるので不思議で
2019年7月6日 16:02
雨は枯れ でも夏は来なければいい6月の夜 ぬるいアスファルト汗ばんだ背中に恋が張り付いてまぶしい季節の車輪が回る豊かとは 私たちとは 未来とは君は立つ地に 視線を落とす(あとがき)短歌を3つ作りました。テーマは梅雨、夏、(資本主義)です。本格的に梅雨を迎えて雨の日が続いていますが、この時期を乗り越えると夏になります。腐っても汗ばんでも明日は来ます。ですので明日に目を向け
2019年6月23日 21:55
雨粒を 少しこぼした 赤い空あわてて駆け出す 痺れた腕でリコーダーが少し聞こえる昼間には珈琲が入るのを待ちわびる寝過ごしたぐらいがちょうどいい日には知らない街の知らないお店へ小説はページをめくる催眠術別の世界へ 私をいざなうわたしには 足りないくらいがちょうどいい満ち足る日待つ そのドキドキが(あとがき)短歌です。読んでください。(2019.6.23 文:ケビン