
- 運営しているクリエイター
2024年10月の記事一覧
#232 リモートワーク禁止にしたら生産性が上がるって本当?
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
コロナによって世の中でリモートワークが一般的になりましたね。
私も完全リモートワークの時期を経験し、現在はリモートワークと出社のハイブリッドで勤務しています。
最近は、生産性の観点で原則出社やリモートワークを禁止する会社も増えていますね。
お互い顔が見える方がコミュニケーションが取りやすい。同じ空間にいることで雑談や相談が自然発生しやすく連
#231 マネージャーはフリーでシュートを打たせろ~アンブロックが仕事~
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
以前にサッカーに例え、マネージャーはFWではないため良いパスの出し手になるべきであるという記事を書きました。
マネージャーはチームメンバーが成果を出せるように適切なパスを出すことに徹し、チーム全体の成果を上げることにコミットするのが役割ということです。
チームのメンバーが得点力に優れた能力の高い集団であれば、良いパスさえ出せれば大量得点が狙
#228 火を消すことより火を起こさないことを称えたい
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
前回、前々回、プロフェッショナルの仕事は期待値をコントロールすることであり、期待値をコントロールすることは生産性の向上に繋がるという話をしました。
期待値をコントロールし、プロジェクトを炎上させずに8割の労力で完遂することは非常に価値のあることであると考えているのですが、意外と評価はされないと感じます。
というのも、前評判で難しいと言われて
#227 期待値コントロールで生産性は向上する
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
前回、プロフェッショナルの仕事は期待値をコントロールすることであると述べました。
これは、80%の力で求められる水準をクリア出来るように顧客の期待値をコントロールするということです。
このアプローチでは、クリアラインが下がることで業界全体のレベルが下がるのでは?という指摘をいただきましたが私の解答は「No」です。
ギリギリ最低限の労力で顧客の
#224 決断と段取りで仕事は進む。マネージャーは決断の機会を与えよう
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
今日は仕事を前に進める人は「決断をして段取りを決められる人」であるという話です。
この話をしようと思ったきっかけはこちらの木下さんの放送です。
◯正解なんてわかりはしない現在は「VUCAの時代」と呼ばれています。VUCAは「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambigu
#221 共感によるセンスメイキングがマネージャーの役割
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
前回、前々回とセンスメイキング(腹落ち)の話について述べました。
人は腹落ちもしないことを命令だと上から言われたところで人は本気では動きません。高いパフォーマンスを発揮するには、なぜそれをやるべきかを腹落ちする必要があります。
そして、個々人で異なるモチベーションを持つチームに高いエンゲージメントを求めるには、メンバー一人ひとりがチームの目
#220 WHYを語るセンスメイキング(腹落ち)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
昨日に引き続き木下斉さんのVoicyの「センスメイキング(腹落ち)」についての放送から考えたことをシェアさせていただきます。
昨日の記事はこちら。
木下さんの放送で、人を動かすためにはWHYを語ること、正論を語ることが大切ということがよくわかります。
ちなみに、正論は「社長が言うから仕方ない」などの反論が出来ない主張として使われるなど悪者
#219 人を動かすセンスメイキング(腹落ち)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
木下斉さんのVoicyで、人を動かすのは「センスメイキング(腹落ち)」という放送を聞いて、センスメイキング(腹落ち)しました。
このセンスメイキングを早稲田の入山先生は「腹落ち」と解説しています。
腹落ちもしないことを命令だと上から言われたところで人は本気では動かない。なぜそれをやるべきか、腹落ちしないと高いパフォーマンスを発揮することは出来
#218 モチベーションの話をする機会はあるか?
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
今日社内のLT会で発表をしました。
私がプロダクトマネージャーとして、どこを目指しているのか、現状と目的地のギャップをどう捉えて、どのようなアプローチをしているのか。というモチベーションの話です。
実はこういう機会があまりなく、メンバーにエモい話をする機会を作ることの大切さを感じました。
〇想いは伝えないと伝わらない当たり前ですが、想いは言
#217 良い組織は良いドキュメントから始まる
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
チームビルディングや組織設計において、ドキュメント整備は非常に重要です。ドキュメントに対する私見を述べさせていただいてます。
今日は、スタディサプリの事業立ち上げをされた連続起業家のShinさんのVoicyの放送が非常に参考になったので紹介させていただきます。
〇ドキュメントツールは全社で統一せよエンジニアはドキュメントをマークダウンで書き
#213 良いシステム設計を支える明確な経営判断
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
先日、社外のエンジニアの方と食事をしたのですが、「ミノ駆動」さんと一緒に働いたことがあるということで話が盛り上がりました。
ミノ駆動さんはシステム設計のスペシャリストとして知られている方で、エンジニア界隈では有名人です。
システムの設計は実に奥深いもので、特に難しいのは良い設計のためには明確な経営判断が必要な点です。
今日は良いシステム設計
#211 自信をつけることで心理的安全が獲得できる
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
最近、チームメンバーとの1on1で嬉しいことがありました。また、その1on1から心理的安全性の獲得には自信をつけることが非常に重要であるという学びがあったという話です。
〇メキメキと力を付けている後輩冒頭での1on1の相手であるAさんは、今年1月に入社してくれたエンジニアです。この1年ほどは自分のチームの仲間は自分で採用するという強い想いで動
#207 プロジェクトの成否の50%は人選で決まる
こんにちは。 IT ベンチャーエンジニアのこへいです。
山口周さんのこちらの記事ではプロジェクトを炎上させないコツとして「人選」が挙げられています。
そして、プロジェクトの成否の50%は人選で決まるとまで仰っています。
これには非常に納得するところがあります。
〇ボトルネックが全体のスループットを決める山口周さんの記事では、著述家のジム・コリンズの著書「ビジョナリー・カンパニー2」での人材と