「沈黙の向こう側 話さない子どもの心を理解する」
中学時代に誰も彼女の声を聴いたことがないという同級生がいた。
彼女はとても頭がよくいつも学年トップの成績だ。
彼女と私は高校が同じで、いつも電車通学で毎朝同じ列車に乗っていたことがきっかけで仲良くなった(仲良くと言っても会話を交わしたこともなく彼女の声すら知らない私)
毎日彼女の側に行き「おはよー」
しかし彼女からの返答は無い
私は何とか彼女に「おはよー」と言わせたくなり、毎日毎日挨拶していた。
彼女にしたら、私のことは小学校から顔は知っているもののその程度しか知らないし、