猫月枝(こづえ)

【🐈猫❌心と体のケアナビゲーター】 人を元気にする仕事|猫が大好き❣️ |中の人は看護師👩‍⚕️|心理相談員 🌟個別相談はLINEにてお待ちしてます🌟

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最近の記事

感情労働って… 人を支える仕事はどうしても感情が絡んでくる。 昔あるお爺さん患者さんに言われた言葉 「おまえら看護婦は勉強しなかったからこんな仕事しか出来ないんだ!文句があれば医者をみならえ!頭が悪いから看護婦なんだろ!!」 これが世の中の心の声なのかな…

    • 親の希望

      妊娠がわかってから性別がわからないまま 牛年に生まれるので「モーモーちゃん」と呼び時には話しかけ、時には歌いともに過ごした10か月 胎教に良いといわれるものは貪欲なまでに行い アレルギーになりやすいから卵は出来るだけ食べないようにと医師から言われ生まれるまで脱卵の生活をするなどプレママらしい月日を過ごす 夏はとても暑くアイスキャンディーが食べたくなっても「体の中の赤ちゃんが冷えるからだめよ」と言われて速攻で我慢 悲しいことがあって泣いていても「おなかの赤ちゃんがママの泣い

      • おばあちゃんは育児のプロ

        「不登校の小中学生が34万人を超えた」というニュースが話題になっている。 今まさに「不登校の子どもを持つ親」を守りたい!と同じ想いを抱く仲間たちと新しい動きが生まれている。 私も過去を振り返りつつ、今後について考えてみた。 私は息子が1歳になる前にシングルマザーとなり、両親の全面的なバックアップのおかげで何とかやってきた。祖父母が息子にとっての“父”と“母”のような存在で、祖父が父親代わり、祖母が母親代わりになってくれた。 振り返れば(離婚したことを他人に攻められ)「自

        • 貴方の残りの五感は?

          毎日の電車通勤で目にする光景より感じること。 車内では多くの乗客がイヤホンを装着し、英会話の勉強やビジネスニュース、オーディオブックに耳を傾けている。眼鏡をかけた人々は、スマートフォンに目を落として情報収集に没頭し、インスタグラムやメール、ニュース、LINEをチェックしたり、お気に入りの動画を視聴したりしている。 そして今や当たり前となったマスク着用で、口元は覆われている。 口、鼻を覆い🙊、耳をふさぎ🙉、目を一つの物に集中🙈🌀 気分が悪く乗車してきた人も気が付かない人が

          「沈黙の向こう側             話さない子どもの心を理解する」

          中学時代に誰も彼女の声を聴いたことがないという同級生がいた。 彼女はとても頭がよくいつも学年トップの成績だ。 彼女と私は高校が同じで、いつも電車通学で毎朝同じ列車に乗っていたことがきっかけで仲良くなった(仲良くと言っても会話を交わしたこともなく彼女の声すら知らない私) 毎日彼女の側に行き「おはよー」 しかし彼女からの返答は無い 私は何とか彼女に「おはよー」と言わせたくなり、毎日毎日挨拶していた。 彼女にしたら、私のことは小学校から顔は知っているもののその程度しか知らないし、

          「沈黙の向こう側             話さない子どもの心を理解する」

          人生のバトンを繋ぐ

          現代社会では、おじいちゃんたちと一緒に暮らすことが減少しています。 しかし、このような世代間の交流には、見過ごされがちな大事な価値があります。一見デメリットに思えることも、実は大きな学びの機会となり得るのです。 高齢者との同居は、生活リズムの違いや食事の好み、コミュニケーションの難しさなど、様々な課題をもたらします。しかし、これらの「デメリット」は、実は現代のビジネス社会でも重要視されている価値観と重なる部分が多いのに気が付かれていますか? 例えば、①早寝早起きの習慣は、

          人生のバトンを繋ぐ

          もう少しゆっくり考えませんか?

          昔、高齢者に何かの説明をしていた時のことを思い出した。 「もっとゆっくり話して。早く言われると頭が痛くなる」と・・・ 正直、その時は「え?こんなにゆっくり説明してるのに、なんでそんなこと言われるの?」アラカン前の今になって、やっとその意味が分かってきました。 原因としては、ある程度の難聴があるかもしれません。相手の声が聞こえにくくて、必死にチューニング中。それなのに、説明の話はどんどん先に進んでいく。追いつくのが大変!!だから頭が痛くなる。 それプラス今までの経験と照ら

          もう少しゆっくり考えませんか?

          兄の事故

          昔、兄が自転車で大けがをして12時間の大手術を受けたことがありました。 何でもあと1センチ骨折がずれていれば命はないと言われたそうです。 (未だにその意味が分からない(*´∀`)看護師ですが・・・) 当時のことを思い出すと「事故をするとはこういうことなんだー」と感じたのを覚えています。 兄の事故の知らせを聞いた時の両親の動揺、病院に駆けつけた時の緊張感...。 手術後、医師から「あと1センチ骨折がずれていれば命はなかった」と告げられた時の衝撃は今でも忘れられません なんせ

          認知症の祖父

          私が小学生のころ、大好きな祖父は認知症になりました。 当時は「痴呆症」と呼ばれていましたが、今思えばそれはとても酷い呼び方です。 祖父は老人病院に入院し、私は母に連れられて毎日面会に行っていました。 その病院は母の友人が経営しており、幼い私はそこで働く看護師さんたちにあこがれを抱くようになりました。 「将来は優しい看護婦さんになるんだ!」と心に強く誓ったのを覚えています。そんな憧れもあり、看護師さんのケアはいつも熱心に観察していました。 しかし、病院での日々は私の想像とは

          引きこもりん親子を笑顔に❤️

          以前投稿した記事 ついに動き始めます。😺😺😺 まずはXから登録制のグループをスタートします。 こちらは親御さん向けのサイトです。 皆様ご参加ください🙇 私たちの地図は未来のダイヤの原石を輝かすため前進いたします!! 皆様のご参加お待ちしております。🙏

          引きこもりん親子を笑顔に❤️

          学校に行かなくても学べる時代へ 「不登校」という言葉を超えて

          「不登校」という言葉を聞くと、どのような印象を持ちますか?もしかしたら、「学校に行けない」「問題がある」「将来が心配」といった、否定的なイメージを持つ方も少なくないでしょう。日本の教育制度が長らく「学校に行くこと」を前提としてきたため、学校に行かないという選択肢は、時にネガティブに捉えられてしまうのかもしれません。しかし、果たしてそれは本当に正しい? 「不登校」という言葉を、もうそろそろ新しいものに変えるべきでは? 学校に行かないという選択が必ずしも「学ばない」という意味で

          学校に行かなくても学べる時代へ 「不登校」という言葉を超えて

          「らしさとは」

          週末、心斎橋を歩きながら、国際色豊かな街の景色に目を奪われつつ、「日本人らしさ」とは何かを考えてみた。 グローバル化が進む中で、私たちの文化の本質はどこにあるの?それが現代社会にどのような影響を与えているの? そんなことを思いながら、今日は少し学者気取りでこのテーマについて書いてみます。 昭和の時代、お年寄りの佇まいには独特の凛とした気品があり、彼らの姿は、日本の長い歴史の中で培われた文化や価値観を映し出していたように思う。しかし、現代ではそのような姿を街中で見かける機会が

          人生のロックダウンタイム

          「引きこもり」という言葉を聞くと、多くの人はマイナスのイメージを抱きがちです。しかし、ある日お寺のお坊さんから聞いた話が、この概念に新たな光を当ててくれました。 「私たち僧侶こそ、大昔からの引きこもりなのです」と、お坊さんは言いました。山に籠もり、飲まず食わずでただひたすら修行に励む。なぜそんなことをするのか?それは、これから起こりうる人々の心の災いに対して支えるため。その力を蓄えるためなのだと。 この話を聞いた時、不思議と皆が納得した様子でした。引きこもりの時期は、実は

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          親心と社会の未来を繋ぐ、私たちの物語

          「私が死んだら、この子はその後どう生きていくのだろうか?」 この言葉は、ある父親の切実な願いであり、同時に、私たちが抱える社会問題の根底を突く、重く響く言葉です。この父親の言葉の中には、引きこもりの我が子を思う深い愛情とともに、社会に対する不安や、未来への漠然とした恐怖が込められています。それは、子どもが安心して暮らせる社会、孤独を感じずに生きていける社会、そして誰かに頼れる社会を切に願う、すべての親の願いと言えるでしょう。 現代社会は、福祉サービスの充実や、グループホーム

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          「言葉のナイフ」

          ある日、電車の中での誰かが発した言葉がきっかけとなり、ストーマを装着している方の人生が大きく変わりました。「臭い」と言われたその一言が、深い心の傷となったのです。 この経験は、単なる悪口以上の影響をもたらします。その方は周囲の視線を恐れるようになり、人とのかかわりそのものに恐怖を感じるようになってしまいました。ストーマを装着していることで、常に周囲の反応を気にしていた彼にとって、この言葉はナイフのように心を切り裂くのです。 その結果、自分の価値を疑い始め、人との接触を避け

          「言葉のナイフ」

          「出口の見えないトンネル」

          コロナ禍は、私たちの生活を一変させ、特に医療現場は大きな変化を迫られました。大好きな家族と十分に会うことができず、病院での治療について詳しく説明を受けられない。そんな状況で、大切な人が予想外の事態に陥ってしまった時、あなたはどう感じますか? あるご家族は、検査入院だと思っていたものが、思わぬ形で長期入院となり、家族への説明も十分になされないまま、患者さんは歩くことも話すこともできなくなってしまった、という経験をしました。ご家族は大きなショックを受け、病院への不信感も募らせて

          「出口の見えないトンネル」