
貴方の残りの五感は?
毎日の電車通勤で目にする光景より感じること。
車内では多くの乗客がイヤホンを装着し、英会話の勉強やビジネスニュース、オーディオブックに耳を傾けている。眼鏡をかけた人々は、スマートフォンに目を落として情報収集に没頭し、インスタグラムやメール、ニュース、LINEをチェックしたり、お気に入りの動画を視聴したりしている。
そして今や当たり前となったマスク着用で、口元は覆われている。
口、鼻を覆い🙊、耳をふさぎ🙉、目を一つの物に集中🙈🌀
気分が悪く乗車してきた人も気が付かない人が増えた。(最近は声を掛けたらヤバイ人がいるので知らんふりするのも自分を守るためでもあるらしい・・・)( ノД`)
人間の五感―視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚―は、私たちが生まれてから成長する過程で自然と身についていくものだ。
赤ちゃんは親の話す言葉を聴き、口の動きを見て真似をするようになる。
手当たり次第に物を口に入れて(危険な場合も多いが)、それを通じて味わってはいけないものや危険なことを学んでいく。
電車内で黙々と個々の時間を過ごす大人たちの姿を見ていると、私たちの五感は徐々に鈍っていってしまうのではないかとおせっかいな心配をしてしまう。
本来、五感が研ぎ澄まされているからこそ、私たちは危機管理ができるのではないかなあーと。
以前に、発達障害の子供たちは五感がとても鋭いと専門家から聞いたことがある。
例えば、優れた聴覚を持つがゆえに、雑踏の些細な音までが気になってしまう。そのため、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンを使用することで対処するという。
現代人の姿は、まるでその逆を行くかのよう。
電車の中の風景と発達障害の子供たち何かどこかでリンクしているのか?
うまくは表せないけれど大人たちを見ているとふと子供たちを思い出す。
感性の感度が良すぎる子供たちと、その感度をふさぐことを好む大人たち。
自分の好む情報だけを選択的に取り入れ、ストレスフリーな環境を作り出すことは、メンタルヘルスの観点から見て本当に望ましいことなのか???テクノロジーの進化とともに、人間の感覚も徐々に退化の道を辿っているのだろうか?
大丈夫??私達・・・
答えは簡単には出せない。正解なんてないだろう。
しかし!五感を何かで遮断している状態が続くことへの違和感は私だけが持つものなの?
残りは何の感覚が残っているのか?
味覚?
それとも新しい6感目が芽生えているのか???
私たちは失いつつある感覚に、もう一度目を向ける必要があるのかもしれないと感じる今日この頃🤔🤔🤔