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「出口の見えないトンネル」

コロナ禍は、私たちの生活を一変させ、特に医療現場は大きな変化を迫られました。大好きな家族と十分に会うことができず、病院での治療について詳しく説明を受けられない。そんな状況で、大切な人が予想外の事態に陥ってしまった時、あなたはどう感じますか?

あるご家族は、検査入院だと思っていたものが、思わぬ形で長期入院となり、家族への説明も十分になされないまま、患者さんは歩くことも話すこともできなくなってしまった、という経験をしました。ご家族は大きなショックを受け、病院への不信感も募らせていました。
私はそんなご家族と医療スタッフの間に入り、話し合いを進めるお手伝いをしました。ご家族は、残りの時間を大切な人と家で過ごしたいと切実に願っていました。その想いを医療スタッフに伝え、少しずつですが、両者の間に生まれた溝を埋めていくことができたのです。
自宅に戻った患者さんは、家族に囲まれ、穏やかな日々を送ることができました。看護師たちも、ご家族が笑顔で患者さんと接している姿を見て、安堵し、より一層患者さんのケアに専念できるようになったのです。

介護とは「出口の見えないトンネル」とよく表現されます。
この経験から、私は医療は患者さんだけでなく、ご家族の心もケアすることが大切だと痛感しました。患者さんとご家族が共に困難を乗り越え、穏やかな日々を送れるよう、心のサポートを行うことが私の使命だと考えています。

「家族の心のケアについて相談したい」「退院後の生活について不安」など、どんな些細な悩みでも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひ私に相談してください。
あなたとご家族が、少しでも穏やかな日々を送れるよう、全力でサポートいたします。
個別相談のお申し込みはこちら:LINE [https://lin.ee/RvZ1axK]

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