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体調を崩すのはいつも。『体力の正体は筋肉』から

先週末は体調が狂いました。
仕事は別に問題なくできる程度ですが、夜中に目が覚める。身体は寝たがっているのに寝られないのは、なかなかキツいもんです。

田中弥三郎です。鍼灸マッサージ師をしています。
タイミングよく(笑)体調を崩していたので、感想ベースになりますがもう少し考えが広がりました。

その前にひとつ宣伝。

専門学校の同級生が、クラファン始めました。
障がい児専門の鍼灸マッサージ師です。
本の出版を目指すクラファンです。
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【キャンプファイヤー 小児障がい児】
で検索してみてください。

『体力の正体は筋肉』 著:樋口満

先日の記事はコチラ。

実感。運動しないと体調を崩す。

毎朝15分ほど、簡単な筋トレをしていました。
ダンベルなど器具は一切使わない自体重トレですが、腕立て伏せやスクワットなどいろいろ組み合わせてメニューを組みます。
時々ヨガっぽいストレッチもしてみたりして。

好きなトレーニングはマウンテンクライマー。
腕立ての姿勢から、その場駆け足をするトレーニングです。全身に効くし、心拍も上がって気持ちいい。

でも最近トレーニングができていません。すると案の定、体調を崩しました。
振り返って考えれば、体調を崩した時はいつもトレーニングを怠っていたときです。
体調の悪いときにトレーニングをして自爆したこともありますが(笑)。

生活リズムが変わると、トレーニング時間をうまく作れなくてダラダラして、数ヶ月後には体調を崩すというパターンですね。
で、健康の有り難みを実感して生活リズムを改めるよう考える(今ここ)ところまでがセットです。

私の症状は主に上半身

誰も興味ないとは思いますが、私の症状を。
子供のころ喘息っ子だったので、呼吸器は強くないようです。体調が悪くなると、上半身に不調が集中します。

まず首から肩上部にコリがでてきます。首を回してもスッキリしなくて重だるい感じ。
まぁこの程度は、日常生活でよくあるもの。

次の段階では、上背部から肩甲骨にかけてコリが広がって、重だるさが出てきます。
猫背っぽくなって、動きが鈍くなります。

さらに悪化してくると鎖骨・肋骨周辺から横隔膜、肩関節の前面や前腕にまで重だるさや違和感が広がります。膝や下腿部にもだるさがでます。
ますます猫背になってきて、機嫌も悪くなります。

その先は発熱したり声が出なくなったり、仕事に支障をきたすレベルになってしまいます。

だいたいこんな感じの流れで体調くずしてますね。
だから誰が興味あんねん。

運動から得られる効果

運動(といっても宅トレ)から健康効果を考えます。私個人の感想です。

先日の『体力の正体は筋肉』の話でも書いてあるのですが、やっぱりヒトは動物。
身体を動かすように出来ています。

ある意味で運動不足は、栄養不足や睡眠不足と同レベルと捉えても良いのではないかと思います。

運動をすることで筋肉は代謝器官としての能力を発揮できます。心臓も筋肉ですし、血管壁にも筋肉の層があります。運動することでこれらの筋肉にも刺激が入ります。鍛えられるのです。

心拍が上がることで血流が促進され、血管の内皮細胞からNO(一酸化窒素)が放出されます。これは血流の速さに反応して血管を拡張する作用があり、傷ついた血管壁を修復する作用も備えています。
血管も鍛えられるのです。

運動をすれば、体温、呼吸、脈拍、血圧、すべてに影響が出ます。これらを調整するのが自律神経です。自律神経のトレーニングにもなります。 

ほかにも運動をすることで、ストレスを解消するホルモンが分泌されるという話があります。

肉体的に疲れることで、単純に眠くなります。
眠れないなら、運動してみてはいかがでしょうか。

トレーニングの習慣があれば、このような健康効果が期待できます。鍼灸マッサージ師が言うのもなんですが、適切に運動したほうが揉むよりよほど身体のコリは取れます。
またトレーニング習慣があることで、体調の変化をより早く察知して手を打てます。
体調不良の予防および素早い初期対応ができるのです。

そもそも自分でできる健康管理なんて、食事と睡眠と運動くらいです。
せっかくなら三本柱で健康になりましょう。
もう一回言いますが、
運動不足は栄養不足や睡眠不足と同じくらい身体に悪いことだと思いますよ。私の感想ですが。

運動不足の悪影響を考える

体力の低下と、本当に恐ろしいこと

運動不足からの悪影響といえば、体力の低下です。体力の低下が問題なのは言うまでもないことですが、それ以上に恐ろしいのは
『体力の低下に気づかないこと』です。

運動量が減れば、体力が低下します。
運動能力も、健康維持能力も併せて低下します。

ところが現代社会は快適で便利。
低下した体力でもテクノロジーの進化とお金の力で、大概のことはできてしまいます。

体力の低下に気付かないまま毎日をやり過ごしているうち、どんどん体力は失われていきます。
そしてやっと体力の低下に気付く頃には、日常生活にも苦労するほど深刻な状況になってしまう危険性があるのです。

さながらぬるま湯の茹でガエルですね。

私は、元・茹でガエルです。

喘息っ子だった私は、喘息を口実にサボることを覚えました。小4か小5くらいのころでしょうか。
毎日の薬を飲んだふりして捨ててしまえば、ほぼ確実に喘息の発作が起こります。
大嫌いだったマラソンを堂々とサボれるのです。

露骨に体育の前日に喘息の発作を繰り返したことで、学期の通知表にはABCの「C」が付きました。半分くらい?サボってたので当たり前です。
さすがにショックで露骨にサボるのは止めたものの、覚えたサボり癖は抜けません。
参加・出席しつつ「しんどいフリをして手を抜く」スタイルに変わりました。そしてそのまま高校までを過ごしたのです。

高校までなら、ちゃんと出席して適当にやっていればまず卒業できます。授業中はほとんど寝てたりダラダラしてました。
専門学校の受験は、推薦を利用して現国(高校受験レベル)と小論文と面接だけ。
のほほんとぬるま湯に浸かりながら高校を卒業し、専門学校生となりエラい目に遭いました。

なんせサボり癖が付いてますから、授業を受ける体力がないのです。高校までと違って、寝てても注意されることもなく放ったらかしです。
危うく単位を落としそうになって、己のサボり癖と体力のなさに気付いたのです。

専門学校の三年(最終年)にもなると、だいたいの学生は鍼灸院などでバイトをします。業界の空気に慣れるためです。
「バイトせずに国家試験に集中するぜ!」とか言うやつに限って試験に失敗するのはよくある話。

私も3年生(ハタチ)の頃、今の職場で拾ってもらったのですが、なんせ体力がないからどうしようもない。手には力がないし、集中力もない。真面目に働きたくても身体が付いてこないのです。

これじゃいかんとトレーニングやランニングをしても、一朝一夕には体力は付きません。
結果的には、まともに身体が動くようになったのは25歳くらいからでしょうか。
体力を付け直すのに5年くらいかかった計算です。

よくもまぁ、ウチの職場も懲りずに付き合ってくれたもんです。感謝してます、患者さんに。
職場?それで儲けてるんやからおあいこやろ。

体力を取り戻すのは、大変ですよってことです。
でも時間がかかっても、必ず強くすることはできます。無理は禁物。千里の道も一歩から。

Let's get physical !!
Let me hear your body talk !!

真面目な話ばっかりしてたら、集中力も途切れますね。体力といえばこの曲。
フィジカル/オリビア・ニュートン・ジョン

改めてミュージックビデオを全部見ると、よく出来てますね。冒頭のマッチョお兄さんたち、ちょっとセクシーすぎやしませんか(照)

「Physical」は当時のエアロビクスブームに呼応したミュージックビデオの印象からエクササイズの曲と思われている節がありますが、実は女性から男性に性的関係を持ちかけるセクシャルな歌。その過激な内容は当初歌う予定だったティナ・ターナーが拒んだほどで、実際「Physical」は発売後まもなくして一部の国や地域で放送禁止の扱いを受けることになります。
清純派のイメージが強かったオリビアが「Physical」を歌うことにはリスクもありましたが、彼女の挑戦は商業的な成功以上に大きな意義があったと考えます。
恋愛やセックスにおいて「男性が主体/女性は客体」との構造が前提になっているなか、「Physical」は女性が主体的に性を楽しむことを訴えた画期的なヒット曲といえるでしょう。女性の性表現に革命をもたらすマドンナがデビューするのは奇しくも「Physical」大ヒットの翌年、1982年のことです。

クロワッサンONLINE
【高橋芳朗の暮らしのプレイリスト】より

Oh..…そうだったのね、、、、
単純思考の私も妻も、単純に言葉通りに認識しておりました。
そのつもりで見ると、冒頭のセクシーお兄さんたちもそういうことなのね。

get physical の意味・使い方・読み方
1.= get physical activity、get physical exercise
 体を動かす、運動(を)する
2.〈話〉性的に親密になる、〔性行為として人の〕体を触りだす[始める]、〔恋人同士などが〕肉体関係を結ぶ
3.〈話〉攻撃[暴力]的になる、怒って荒れる

英辞郎 on the webより

ふぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜🤣🤣🤣🤣🤣
そらヒットするわ。良う出来てる。

Let me hear your body talkもそういうこと?
こりゃもうLet's get physicalせなあきまへんな。

でもマジな話、運動のハードルを下げることができれば、世界は変わるのかもしれません。
運動しなきゃってみんな分かりきってるのに出来ないのは、きっと意志が弱いからじゃない。
ちょっとそのへんも、考えてみたいと思います。



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