9月28日(水)、第1474回 「祈る」
見ず知らずの他人さまのため
に、
祈ってみる、
ということです。
わたくしたち人間は、
自分にとって都合のいいこと、
自分にとって都合のいいひと、
そればかりを大切にする。
例えば、
お仕事でも、何でもよいです
が、
自分のライバルがいたとして、
そのライバルを蹴落とそう、
そのライバルがいなくなれば、
なんてことを思ったりもする。
実のところ、
そのライバルがいるからこそ、
わたくしという存在が輝いて
いる、
そういうことにも気づかない
生き物だったりするのです。
利害関係のあるひとたちを、
損得私心なく、純粋に祈る、
そういうことは、
なかなか難しいわけです。
電車やバスの待ち時間に、
目の前を通り過ぎるひとたち、
その方たち、
一人ひとりのしあわせを、
祈ってみてください。
利害関係のあるひとたちより
も、何倍も祈りやすいことに
きっと気づけるはずです。
「どこのどなたかは
存じませんが、どうぞどうぞ、
最善の一日が訪れますように」
感謝、合掌
慈永
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