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Inspiring Stories (心に刺さる話)

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何かを視聴していて出会った「心に刺さる話」を、英語オタクなりの切り口で紹介しています。英語での表現も盛り込んでいるので、英語表現の学習にも使っていただけるといいなぁと考えています…
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記事一覧

思っていないでしょ! その"Thank you"

思っていないでしょ! その"Thank you"

思っていてもいなくても、そんなの関係ない!"Thank you" はマジックワード。

アメリカで生活していた時、ほんのちょっとした親切、もしかしたら親切とは言えないことにでも、"Thank you" をよく耳にした。

明らかに「口だけ」の "Thank you" にも遭遇したりしたが、"You don't actually mean it, do you?" (思っていないでしょ?)を口にした

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Inspiring Stories: 水の飲めない馬か?

Inspiring Stories: 水の飲めない馬か?

私も「水の飲めない馬」なのかもしれない。
ことわざ「毛を見て馬を相す」のように、物事を表面だけで判断しがちかもしれない。「午年生まれじゃないんだけどなぁ〜」と言ってみても始まらない。

私達は「口にするもの」で出来ている。
かなり前に友達から言われた。値段は高くても有機食材を「自分で」調理して食べると言っていた。「自分でコントロール」するのも重要らしい。
確かに!ストレスと多忙でジャンクフードを食

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一歩前へ!あたって砕けた!でも、とても気分がいい

一歩前へ!あたって砕けた!でも、とても気分がいい

その日はなんだかいつもと違っていた。自分でもどうしたのだろうと思う。

天気につられて少し遠出をしたところ、今学習中の第3言語を話すグループが至近距離で立って話をしているのに遭遇した。話かけてみようかなぁ?でもやっぱりなぁ。どうしよう、どうしよう。頭の中がグルグル。

勇気を振り絞り、話しかけてみた。「どちらへ行くのですか?」
1つ目の大きな失敗!挨拶も全くなしで、その質問!?逆の立場なら、なんて

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Inspiring Stories (子どもはすごい!)

Inspiring Stories (子どもはすごい!)

その日は少し疲れていた。夕刻になり、気分転換にウォーキングにでかけたところ、自転車に乗った小学生達とすれ違った。歩道と呼べるものではなく、人一人が歩けるだけのスペースだったので、少し車道に踏み出し、その自転車少年達に道を譲った。充電出来ずにいた心は、まだ無の状態のままだった。

その少年達の一人が「歓迎!」と叫び、私に謝辞?を示し仲間と一緒に走り去った。私の後ろで同様に道を譲っていた女性と一緒に、

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Inspiring stories 5:「プリンを食べるか我慢するか?」

Inspiring stories 5:「プリンを食べるか我慢するか?」

東洋経済オンライン掲載の「プリンを食べるか我慢するか」の記事にInspireされ、考えたことを少しだけ述べてみます。

「人生には(以下の)4つの時間しかない」
「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」の時間を考慮することで、時間の選択が決定され、人生が変わってくるという、非常に示唆に富んだ記事です。

プリンを食べることで「(現在の)幸福」、あるいは、ダイエットや健康の観点からプ

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Inspiring Stories (心に刺さる話)12

Inspiring Stories (心に刺さる話)12

今年の夏はまだ終わっていない。殺人的な暑さの中、ただ日々をやり過ごし、秋を待つ。エアコンなしで眠れる夜がもうすぐやって来る?

立ち寄ったカフェで、ふとこんな考えが頭をよぎった。
何故なんだろう。手に取る全ての本が、まさに「私に選ばれるべき」だったかのように、心に寄り添いそっとメッセージを届けてくれるのは。

このように感じたことはありませんか?
Inspiring storiesに出会うって、読

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Player or/and  Manager(現役 or/and 指導者)?

Player or/and Manager(現役 or/and 指導者)?

自分も含めて、英語の学習者は一般的に、player でい続けたいと思っています。

経験値が上がってくると英語力、とりわけコミュニケーション能力が上がってきます。でも英語から少しでも遠ざかってしまったり、知力・脳力の低下を経験するようになると、いかにして「player として現役を続行」するのかと不安になります。

スポーツで秀でたいと考えている人が、練習をサボることに罪悪感を感じるのと同じかもし

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Inspiring Stories 7: 「幸福な食卓」

Inspiring Stories 7: 「幸福な食卓」

私はとても恵まれていると思う。
本に詳しい友達がいて、一冊読み終えると、また次のおすすめを薦めてくれる。
「これはほのぼの系で、ささくれた心にピッタリ」「読みやすい文体」等と推しポイントを端的に教えてくれる。それでいて私に選択の余地を残してくれる。
「じゃあトライしてみる!」と、すんなり薦められた一冊を手に取り、読み始ることになる。

一時期、東野圭吾さんの作品にハマっていて、シリーズものから短編

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Inspiring (心に刺さる) Stories 2

Inspiring (心に刺さる) Stories 2

最近出会った Another Inspiring Story です。
 記憶を頼りに英訳を試みたので、メッセージは同じつもりですが、実際の話とは違っています。「実は美味しい!自由英作文」でも紹介したS+PEE+Cの書き方で、内容に説明も加えているので、少し饒舌です。うまくメッセージが伝わるといいのですが・・・
日本語も下につけています。

   Suppose you have a limited

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Inspiring Stories 6: Keep Floating

Inspiring Stories 6: Keep Floating

Keep floating on the ocean!!  
「海に漂い続けて!」
疲れたり、失望したりした時に、自分に言い聞かせている言葉です。
もう随分前になりますが、八方塞がりから抜け出した友達がくれたアドバイスです。

もう少し言葉を足すと・・・

Keep floating on the ocean, breathing deep with your limbs relaxed,
jus

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Inspiring Stories: Positive Delivery of Your Thoughts(もっとポジティブに!)

Inspiring Stories: Positive Delivery of Your Thoughts(もっとポジティブに!)

Speech、Writing どちらであっても、positive に自分の思い・考えを述べることが重要だと思っています。

学校・職場での会話・報告に始まり、社内外の様々なレベルの会議や学会に至るまで、様々な場面で、自分のアイディアを伝える際には、「delivery (デリバリー)の仕方」が大きな違いを生むと痛感しています。

分かっていても結構難しくないですか?
私ができているかというと「?」で

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"Slow-life" Trips ("スロー"旅行の効果)

"Slow-life" Trips ("スロー"旅行の効果)

What impacts do your foreign trips make on your well-being and further? (海外旅行から得られるものって?)

海外旅行に限らず、一般的には旅行は様々な効果をもたらしてくれます。

日常の喧騒(物理的にも精神的にも)から離れることができ、ほとんどゼロレベルにまで放出してしまったエネルギーを、旅行で充電しています。

思い出をアセ

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Inspiring Stories 3 / 難解な仮定法その2

Inspiring Stories 3 / 難解な仮定法その2

Another inspiring story, The broken-window fallacy (割れ窓の寓話)に出会いました。私の反応・解釈をお話しつつ、「仮定法過去完了」の could / would の用法も確認したいと思います。

英語雑誌 The Economist (March 16th-22nd 2024) の文章を、そのまま抜粋します。省略形や仮定法が使われているので、少々難

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Inspiring Stories 4: Let Your Guard Down(少しリラックスして)

Inspiring Stories 4: Let Your Guard Down(少しリラックスして)

4月が始まり早いもので3週間が過ぎましたね。どの会社・部署で働いていても、きっと仕事に忙殺される日々ですよね。ましてや慣れない仕事に従事する newcomers (新入社員だけでなく配置転換になった社員)は、毎日 in tense (緊張状態)で仕事をしていると思います。

今回は、そんな状況下で native がよく使うフレーズ "Let your guard down." をサクッと考えてみま

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