慶應義塾大学 競走部長距離ブロック 〜選手たちの軌跡〜

慶應義塾體育會競走部長距離ブロック が箱根駅伝に復活する過程をお届けします! このnoteでは私たちが普段考えていること、感じている想いをリレー形式で綴っています。 フォローよろしくお願いします。

慶應義塾大学 競走部長距離ブロック 〜選手たちの軌跡〜

慶應義塾體育會競走部長距離ブロック が箱根駅伝に復活する過程をお届けします! このnoteでは私たちが普段考えていること、感じている想いをリレー形式で綴っています。 フォローよろしくお願いします。

マガジン

最近の記事

勝鬨橋 / 山内雄太

田口弟から引き継ぎました。2年マネージャーの山内です。 先月田口兄が引退され、ほんの1ミリほど寂しいものとなりました。弟のnote記事では、僕が合宿所に住むことをほのめかす締めくくりでしたが、どうにもならない潔癖症と集団性の欠如を改善しない限り不可能なものかと思います。残念でした。 さて、先月より競走部は、第108代を筆頭とする新体制を迎えることとなり、シーズンスローガンは「此処ぞ、勝ち鬨」に決定いたしました。以下競走部instagramより引用。 ”「此処ぞ」とは、一

    • チヤホヤされたい

       石野から引き継ぎました田口です。正直自分で認めるのはすごく嫌なものなんですがこの夏合宿はかなり実のあるものにできました。  その夏合宿が実施できたのはクラウドファンディングはじめとした皆様からの支援のおかげです。とても感謝しています。自分が恵まれた環境で練習を行えていることをしみじみと感じています。  ですが予選会直前から今日まで約1か月で風邪や胃腸炎で3回も離脱していて情けなく思うと同時に腹が立っています。結果を出すことが求められている中での離脱、記録会や予選会直前での健

      • チーム目標

        灼熱の第101回箱根駅伝予選会から早くも1ヶ月が経過しようといることに驚きを隠せない1年生の石野日向です。年々、時間が経つのが早く感じるようになっていましたが、大学生になってからさらに早くなりました。一瞬で過ぎ去ってしまう一日を大切にしていきたいと思います。 第101回箱根駅伝予選会を終えてまずは第101回箱根駅伝予選会でのご声援、本当にありがとうございました。当日だけでなく日頃より支えてくれる方々、クラウドファンディング等でご支援してくださった方々の力がなければ、我々慶應

        • 明日には笑えるように

          どうも。 予選会前日に失礼します、田島です。 皆も早く寝かせたいのでこの場を借りてチームに言いたいことを、手短に、簡潔に。 思えば、死ぬほど長い3年半でした。 トリケンはどうやら3日前に入学したらしいですけども、僕からしたらあれはちゃんと1296日前です。 最初は何も考えず、それはそれは素晴らしい104代の背中を追いかけるだけでした。特段引かずとも終わるポイント練習や、勝手にベクトルが予選会へと向くチーム。 そんなこんなで強い104代が抜けて、僕らが確実に主軸となるチー

        マガジン

        • 2年生(109代目)
          27本
        • 1年生(110代目)
          7本
        • 4年生(107代目)
          76本
        • 3年生(108代目)
          60本
        • 106代目
          42本
        • 105代
          33本

        記事

          準備は出来ている

          こんばんは!鳥塚から引き継ぎました、 4年長距離マネージャーの小林です。 予選会前最後のブログがもう回ってきてしまいした。特に、この1年あっという間に過ぎてしまい、自分の心が時間に追いついていない感覚です。 とにかく今はやるしかないので、 予選会まであと2日、後悔しないように最善の準備を進めていきます。 迷ったら大変な方を選べ皆さんご存知の通り、私は陸上をやったことがありません。 自分が真面目に取り組んできたスポーツは、バドミントンと水泳。陸上の経験も知識もこれっぽっ

          成仏させて下さい / 鳥塚健太

          こんにちは。 4年の鳥塚です! 早いもので、 予選会前最後のブログとなってしまいました。 いやー本当にここまで早かったです。 入学し、 「自分たちの代で箱根を決めよう」 と同期のみんなと誓い合い、 そして3日後にはその予選会。 僕はスタートラインに立つことは出来ないので、 学生コーチとしてみんなをサポートし、 快走を祈るしかありません。 慶應に行こう高校3年の7月。 指定校推薦で早稲田に行くか、 慶應に行くか迷っていました。 高校の顧問を通じて、 保科さんと直接お話

          冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ

          ここくらいは真っ直ぐ勝負しようと思います。     苦しみの日々  入部した時の最初のブログで競走部に入った理由を  “自分に満足したかったから”と書きました。  逃げ道を断って自分自身と向き合い限界まで自分を追い込んで、やり切ったと自分自身に満足したい。そう書きました。  この4年間を振り返ってみると苦しかった思い出ばかりです。  実力不足でG走すら付いていけなかった入部当初。そこから少しずつ成長していったものの周りとのレベルの差を事あるごとに痛感させられま

          俺にも4年の意地ぐらいある

          お久しぶりです。初めて田口から引き継ぎました。4年の橘谷祐音です。 田口の4年間にはよく僕の名前が登場しましたね。 入部初期から同じメニューをやることが多く、一緒に練習を引っ張り合うパートナーでした。ハーフだけ異常な強さをもつ田口と競い合いながら今年の予選会を爆走する未来はなくなってしまいました。色々な人の思いを背負いながら走るレースになりますが、やはり彼のために、という思いは人一倍強いです。 少し時を遡りまして… 高校3年次、慶應の合格を恩師に報告したとき、「(慶應で

          翔けた4年

          「今回のエントリーメンバー14人を発表する。4年生から安倍、木村、田島、橘谷……以上の14名で今年は予選会に挑もうと思う。」 「いやいや、え…間違えてない?ミスってない?」 こんにちは。本日はマネージャーの小林ではなく、4年生の田口翔太です。 いつも通りのブログリレーなら木村の次は小林ですが、今回は駅伝主務としていつも以上に素晴らしい文章を予選会直前にのせてもらうため、先に私が書かせていただきます。   あまり長文を書くのは得意ではありませんが、今回はサッカー少年だった私

          Iris / 木村有希

          尼子から引き継ぎました、長距離4年の木村です。  入学当初尼子くんは、女子かと思うほど肌が白くてぽちゃぽちゃしていました。僕も今より5,6k重かったので二人で何キロ痩せたのか気になるところです。普段尼子とは罵詈雑言の限りを尽くして罵りあっていますが、お互いにノリでやっているうちに楽しくなってしまっているのが実状です。普段はきれいな言葉遣いの僕?が、そうやってコミュニケーションを取れるのは同期では尼子くらいかなと思うのでとても重宝しております。   合宿中は違う練習拠点だったた

          競技歴13年 長距離初心者の君へ / 尼子夏年

          こんにちは、4年の尼子夏年です。 ついに自分も、4年生の予選会前最後のブログを書く日がやってきました。 1年生のこの時期、当時の4年生たちの予選会前のブログを読んで、3年後自分はここにどんなことを書くんだろうか。それまではたして部に在籍しているのだろうか。そんなことを思ったのを覚えています。 このブログを書いているということはひとまず部には在籍しているみたいですね。良かったです。 予選会前最後のブログ。 これまで先輩方のブログを読んできて、なんとなくこのブログには「型」

          「選択」を「正解」に / 安倍立矩

          お久しぶりです。4年の安倍立矩です。 さて、時が流れるのも速いもので予選会前最後のブログとなります。 とはいいつつ、何書けばいいのかなぁって思いながら今までの陸上生活の振り返りを書き進めてしまったので、長く拙い内容になってしまいましたが、最後までお付き合いしていただけると幸いです。 「長距離」を「選択」今思えば、姉との勝負がすべての始まりでした。 600mのコースを小学生だった自分が2周、中学生で陸上競技部でバリバリに活躍していた姉が3周のハンデマッチ。 2周目の半分もい

          やれること

          安田から引き継ぎました。3年の渡辺諒です。 ここ数日で一気に気温が下がり、短かった袖が長くなり季節の変わり目を感じています。 季節の変わり目は体調を崩しやすいので、ヤクルト1000が欠かせないですね。皆さんもどうか体調にはお気を付けください。 夏合宿 今年も皆様のご支援の下、蔵王、紋別、菅平の計3回の合宿を行うことができました。誠にありがとうございます。 高3、大1、大2と蔵王合宿で怪我をしている私にとって、蔵王を乗り切れるかが最難関だったのですが、今年は例年と違い、蔵王

          痛みなく走る幸せ/安田陸人

          東から引き継ぎました、安田です。10月5日で22歳になりました。 昨日箱根駅伝予選会のエントリーリストが公開されましたが、残念ながら今年は出走が叶いませんでした。 夏合宿期間の怪我が治らず治療に専念することにしました。 チームにはもちろん、見に来てくれる予定だった高校時代の友人や先生方にも自分が走る姿を見せられないのが残念でなりません。 チームが予選会突破して、一月の箱根路で復活のチャンスを得られる事を信じています。 昨年の予選会も同じ場所の怪我で欠場することになりまし

          走れカナム

          あとちょっと一緒に走りたいな。 きつくてやめたいはずの練習中、ふいにそんなことを思ったのは雨のふりしきる今年の5月1日。 練習メニューは5000×3本、設定はなんと15分切り。 関カレ前最後の大事な練習。 出走者はハーフ組の田島さん、東、瑞のたった3人。 できるわけない、憂鬱な気持ちだった。 UP前に突然、瑞が別メニューに変更になった。 ついに田島さんと2人きりで練習をするチャンスを掴んだ。 普通は人数が多い方が引っ張りを分担ができるので嬉しい。 でもこの日だけは違った。

          LEAPと私

          こんにちは!関口から引き継ぎましたマネージャーの中井です。 改めて前回の関口のブログにあった今シーズン前半の実績は素晴らしいものだと感じました。出走したレースは3つ、PBを出したレースも3つ。関口の勝負強さがよく現れていますよね! 私が陸上競技を全く知らない中、大学1年生から長距離のマネージャーになって一番最初に目に留まったのは関口の走りでした。関口の大きなストライドと癖のないフォームに、私は長距離初心者ながら美しいと感じました。 関口が2年間の紆余曲折を経て、美しいだけでな