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こんばんは!鳥塚から引き継ぎました、
4年長距離マネージャーの小林です。

予選会前最後のブログがもう回ってきてしまいした。特に、この1年あっという間に過ぎてしまい、自分の心が時間に追いついていない感覚です。

とにかく今はやるしかないので、
予選会まであと2日、後悔しないように最善の準備を進めていきます。


迷ったら大変な方を選べ

皆さんご存知の通り、私は陸上をやったことがありません。

自分が真面目に取り組んできたスポーツは、バドミントンと水泳。陸上の経験も知識もこれっぽっちもありませんでした。
それでも、競走部に入って長距離マネージャーをやりたいと思ったのは、紛れもなく箱根駅伝という大会に対して漠然とした憧れと惹かれる何かがあったから。

ですが、大学1年生4月の私には競走部に入る勇気はありませんでした。なぜなら、未経験者の私が大学の部活動で活動する存在価値が1ミリもないと思ったからです。なので、見学に行くのも全て諦めました。

どこの組織にも所属しない期間を3ヶ月程過ごしましたが、やっぱり競走部に入ることを諦められませんでした。だけど、自分が入る価値はない。本当に沢山たくさん悩みました。

その中で、1つ決め手になったのは、「迷ったら大変な方を選べ。」という中学校時代の合唱部の恩師の言葉です。どんな意味が込められているかは本人にしか分からないけど、私は、沢山の困難を乗り越えた先に自分の成長やかけがえのない何かが得られると解釈しています。

初心者だし、人より出だしは遅いし大変かもしれないけど、絶対に逃げないで頑張る。好きな気持ちを忘れなければ、頑張れる。箱根駅伝が好きだから、長距離マネージャーの入部を断られたら競走部に入るのきっぱり諦める覚悟で行こう。本当に勇気を出して、競走部にコンタクトを取りにいきました。

見学に行った時、田島や松尾、温子さんをはじめ先輩たちも優しく話しかけてくれたこと、初心者の自分でも受け入れられる環境があると知り、入部を決めました。

憧れの舞台とは

入部して、少しずつお仕事を任せて貰えるようになりました。とにかく毎日必死で、その日教えてもらったこと振り返りながら家に帰っていました。

入部して間もない1年生の1月、田島の学連選抜の帯同を任して貰いました。
ですが、その思い出は自分の中で決して喜ばしいものではなかったです。1年生の“自分なりには”やれることは全てやり、最低限のことはしました。だけど、今振り返れば、1年生の自分には経験も知識もなく、見えるべき景色が見えていなかったと思います。田島に申し訳ないと何度思ったことか。

初めての箱根駅伝の舞台は、自分が想像していた憧れの舞台とは程遠いものに終わってしました。

ネガティヴな部分ばかりになってしまいましたが、この経験で成長したこと今に繋がっていることは沢山あり、何よりこの苦い経験のお陰でもっと成長してやろうと思うことができました。

出走前7区小田原

後悔しない

箱根駅伝の舞台でした沢山の後悔は、箱根駅伝の舞台で返したい。そして、「この人が居れば大丈夫だ。」と思われるような存在になりたい。そう思ってここまでやってきました。足りない部分は何か、全部考えて書き出して自分が4年生になった時には出来ないことはない状態で居よう、そう思いました。

何を聞かれてもサッと答えられるくらいの仕事の全体像の把握、後輩への的確な指示出し、選手の状態、選手の走り、性格。

もっと細かいことで言えば、車の運転。選手が絞れたか太ったか。直近1週間の練習時の天気。リスクをできる限り無くす想像力。

特にこの1年、意識してやってきました。車の運転は両親に心配されて、止められもしましたが反対を押し切って勝手に保科さんに練習を申し込みました。今では、父親や妹のお迎えもお願いされるようになりました^ - ^ 昨日も父親を羽田空港まで送ってきました^ - ^

二度と後悔しないように、たらればは絶対にしないように、どんな時も部活最優先で生活してきました。

それが、ラスト1年私の部活のテーマだったかなと思います。

慶スポの取材で使われる予定だったけど、没になったやつ

こんな私の唯一誇れること

ここまでやってこられたのは、紛れもなく周りの人のサポートがあったからだと本気で思っています。いくら自分に、どれだけのパッションがあっても1人では辿り着けませんでした。なので、見ているかどうか分からないけど、最後に少しだけでも感謝を述べさせてください。

保科さん保田さん
辛い時話聞いてくれて、励ましの言葉をかけてくれてありがとうございました。お二人が居たから、最後まで活動できたと思っています。

長距離同期
本当は一人一人書きたいけど、長くなりすぎるのでまた機会があったら!
あべりく、尼子、きむにい、ショタ、田島、ばなや、鳥ちゃん、森内全員の活躍が紛れもなく私のモチベーションの一つでした。皆が同期で良かったなと心から思っています。

長距離選手
網走遠征でした他愛もなさすぎる会話も、クラファンの文章作成に一緒に苦しんだことも、ポケモンGOしながらジャッキーに行ったことも、沢山の人のPBが見られた去年の11月末の日体も、早慶戦1500m快進撃が始まったことも、誕生日に絵をプレゼントしてくれたことも全部思い出です。文字数で全員分書けなかった。
あとはポテチより箱根って書かせてごめんね。
みんなの努力は絶対に報われるべきなので、どうか諦めずに走り続けて欲しいです。

温子さん
途中入部の私を受け入れてくれて、選手と話しやすいように配慮してくれてありがとうございました。最後はなあなあになってしまったけど、温子さんに教えて貰ったことは間違いなく今にも生きています。ありがとうございました。

和さん、早希さん
去年のオール慶応から、携帯の待受変えていません。2人のこと箱根に連れていきたいと思って活動して来ました。社会人になってからも、連絡をくれたり、電話をしてくれたり、ご飯に行ってくれてありがとうございました。最後まで頼りっぱなしですみませんでした…!

上さん
まずはマネージャーの選択を受け入れてくれてありがとう。本当にこの1年、上さんに頼ることが多くて本当に助けられていました。一緒に活動できて良かった!上手く周りを頼って、頑張って!ありがとう。

ここみん
特にこの1年、ここみんに頼らせてもらうことが多かったです。一緒に話していて、こういうこと後輩に教えた方がいいなとか、準備に面で気付けた部分があった!残り1年、チームのために頑張って!ありがとう。

山内、真唯ちゃん
2人が入ってくれてとっても嬉しかった!2人ともテキパキやってくれて頼もしかったです。山内はクレバーな感じで、まいちゃんはパッションで頑張って!

長距離の活動を支援してくれたOBOGの皆さん
立場柄、OBOGの皆さんと関わることが多く、仕事の側、こんなにも私たちのために時間を割いてくださっていること、その努力が報われるように自分も力になりたいと思っていました。大会等で声を掛けてくださる方、メッセージを下さる方、原動力でした。ありがとうございました。

他大学のマネージャーの友達
記録会や合宿先に行くと誰かしら居て、お話しして、普段聞けないような話も出来てとっても楽しかったです。たまにしか上げないインスタのストーリーも他大学のマネージャーの方からいっぱいいいねが来て嬉しかったです。笑

バイト先の人たち
絶対に見てないけど、夏合宿で2ヶ月もバイトを休むのに快く送り出してくれたバイト先の店長、パートさんの皆さん。帰って来ても、暖かく受け入れてくれたこと、応援に来てくれると言ってくれたこと、とっても感謝しています。

両親
朝練がある時は、合宿所まで送ってくれたこと、資金面でも沢山迷惑かけました。仕事した翌日に早朝から運転させて本当にごめんなさい。社会人になったら、よりその凄さに気づきそうです。社会人になったらちゃんと還元するからね。

小中高の友達
会いたい!と誘ってくれること。いつも労いの言葉をかけてくれること。頑張れって応援してくれること、全部全部嬉しくて、みんなの言葉が背中を押してくれていました。

両親が付けてくれた「真維」という名前ですが、「維」の部分には人とのつながりを大切にして過ごして欲しいという意味が込められているそうです。
今までも、大学生活でも沢山の人に支えられてきたことを改めて、感じる4年間でもありました。自分の唯一誇れることは間違いなく、人との縁に恵まれていることだと思っています。これからも変わらずに人との繋がりを大切に生きていきたいと思っています。関わってくれた皆さん、ありがとうございました!

準備は出来ている

前半でも述べましたが、「後悔しない」ということをテーマにやって来ました。1年生のあの日から少しずつ吸収して今の自分があります。

今の私なら、箱根駅伝の舞台に行く準備は出来ています。
どんな準備も、箱根駅伝のためにしかやらないような練習の動きも今の自分なら何でも出来ると思っています。その自信があります。

しんどいと思うことも多く、家に帰ってずっと泣いている時期もありましたが、それでも負けずに自分と支えてくれた人たちのために恩返しがしたくここまでやってこれました。

最後くらい、嬉し泣きがしたい!
下級生は4年生を信じて必死に走ってください。

みんななら、大丈夫!信じてます。

絶対に報われるべき人たち

以上になります。最後までお読みいただきありがとうございます!

予選会前ラストブログは、ずっとチームを引っ張って来てくれた駅伝主将の田島です。ここまで本当に大変だったよね。あともう少し一緒に活動したいね。

彼が、最後に何を語るのか。
是非、お楽しみください!

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