俺にも4年の意地ぐらいある

お久しぶりです。初めて田口から引き継ぎました。4年の橘谷祐音です。

田口の4年間にはよく僕の名前が登場しましたね。
入部初期から同じメニューをやることが多く、一緒に練習を引っ張り合うパートナーでした。ハーフだけ異常な強さをもつ田口と競い合いながら今年の予選会を爆走する未来はなくなってしまいました。色々な人の思いを背負いながら走るレースになりますが、やはり彼のために、という思いは人一倍強いです。

少し時を遡りまして…

高校3年次、慶應の合格を恩師に報告したとき、「(慶應で箱根駅伝に出場するための)一番の難関を越えました」と冗談混じりに言ったのを今でも覚えています。

当時は割と本気でそう思っていたのですが、全くの見当違いであったことは入部して程なく、身をもって知ることとなりました。

まず2部練するだけで精一杯。ポイント練習はCチームが限界。
チームの底からのスタート。

それから4年間、ずっと一つの目標をブレずに追い続け、ここまで走ってきました。受験勉強などとは比較にならないほど辛く、苦しい道のりでした。

期待された成長は果たせなかったかもしれない。
常に木村田島安倍の陰に隠れる存在だった。
でも、明確に毎年少しずつ強くなっている確信があります。

ついに最後の予選会まで1週間を切りました。

このブログもそうですが、締切はいつもギリギリ。とにかく最後の追い込みだけが取り柄で生きてきた私です。最後の予選会ということで天性の調整ができると変な自信があります。

目標はチーム6番手以内でゴールし、本戦出場を決めること。

予選会当日は勿忘草色のペンライトを振ってくださると嬉しいです！

ブログに充てられる時間が少なく、この短い文章で全てを吐き出せたかと言うと否ですが、残りの分は走りで吐き出します。

余談ですが、昨晩のスペースXスターシップの打ち上げ見ましたか。1段目ブースターが発射台に帰ってくるとかいう神業を見せてくれました。漫画かよというぐらいもの凄い映像で、同じ挑戦者として私も勇気づけられました。

変則的で、次は森内でしょうか。
やはり彼がどんな文章を書くかは、付き合いの長い我々でも全く想像がつきません。よろしく！