東京国立近代美術館 2/23
白衣観音川辺に座っているようにも、大きな岩崖に出てきた巨人のようにも見える、春の家手前奥というのは絵の具の厚みによっても表されている、ように見える、おうな太陽の絵の具は色を混ぜ切っていないまま乗せているように見える、右手に太陽が宿る、麗子鬼を打つの図、絵本、娘を楽しませようという気持ち、強い人間であると思わせる、玲子16歳、髷の形だけが描かれて、その表情は見えない、「描かれる」ことの一方通行な感じを脱して、父が捉えることのできない存在に、自立した人間に麗子はなりつつあったのか