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中原中也詩集 メモ

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「蜻蛉に寄す」までは一行につき一分で思いつく限りのことを書く。2023年2月で中断。2024年5月に再開。「永訣の秋」から一行につき十秒で、思いついたことを出来るだけ書き残す。瞬…
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5/12 中原中也詩集 メモ

永訣の朝 ゆきてかえらぬ ―京都―   この世の果ては海か陸か、空か、しかしここでは花が…

t2o
6か月前
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わが半生 自分で言ってしまうダサい感じ。ただそう言ってしまうくらいに苦労してきた。半生と…

t2o
1年前

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思ひ出 いい天気だと気分がいい。なぜだろう。最近やっと暖かくなってきた。太陽の光を浴びる…

t2o
1年前

2/11

頑是ない歌 時間と空間、どちらとも取れる。旅人。異邦人。故郷から遠く離れて。ずっと集中し…

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1年前
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秋日狂乱 無力、無知と来て、これは無財。ミニマリストみたいな。物でもあり手に触れられない…

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1年前

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湖上 この擬音語からして、夜空に穴が開いたようなイメージ。黒い空に明るい月があるとまるで…

t2o
1年前
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2/9

秋の日 一直線。川も並木も。木のかげはどこに落ちているか。土手のようなものがあるとしたら、その横化うち側かどこに木が生えているのか。   であれば並木の葉っぱは赤とか黄色。目蓋が閉じれば暗くなり、河原に木のかげが落ちる。   雨のことか。秋雨。そして川。涙。目蓋から落ちる涙。水でつながっている。   河原に土手があるとすればそこを馬が通れ様な道があるはず。木と馬で茶色くて似ている。   何で疲れるのか。自然に囲まれて。特に昔の物事に気を取られることで。泣いているのは疲れのため

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春 朝の霜、地面。新しいという言葉がそれを想起させる。新しく生えてきた草。冬の寒さを越え…

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1年前

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青い瞳 心は悲しいままだが夜はそんなことには気にも留めずに明けていく。   嬉しい心にも朝…

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1年前

2/1

憔悴 善い意志を持って目覚めることの方が少ない。理想が高すぎる。それとも今までは善い意志…

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1年前
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羊の歌 羊の歌 1祈り うつぶせではいやだ。空を見上げていたい。空を眺めながら死んでいき…

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1年前

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3 風がないということ。しかし人もいない。草が揺れる程度の風ならば、人が通るくらいでもい…

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1年前
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5幸福 幸福は形のないもの。抽象的なものが、馬小屋にいるというのは、一見遠い存在に見える…

t2o
1年前
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無題 1 恋人に謝っている。関係性は何か。過去に優しくしてくれた。それはつらいときに話に乗ってあげたりとか、何か悲しむようなことを言っても平気でいてくれたりとか。それなのに私は。と続く。 その優しくしてくれるのに対し天邪鬼に振舞ってしまう。強情、頑固、頭が固い。慣れ合おうとしない私。等価交換。優しくされただけ優しくしない。 また恋人とは別のもう一人がいる。弱い人とは誰か。自分でも優しくし返したいとわかっていてもそれができずに、酒でごまかす。弱い人とはデつの恋人か。 酒で