kazuyo usui 不妊カウンセラー・臨床検査技師
妊活・不妊治療に関する情報を発信していきます
世の中にあふれる妊活情報との付き合い方を発信
フェムテックだけではなく、ヘルステックも含めて、医療×テクノロジーについて発信中
私自身の妊活・不妊治療の経験談や思いを綴っています
「2人目不妊で悩んでいる」最近はそんなご相談をいただくことも増えてきました。 1人目自然に授かったのだから、2人目も自然に授かるはず…そう考えているカップルも実は少なくありません。 2人目不妊の大きな要因のひとつに「年齢」があります。特に30代半ば以降で1人目を出産、40歳前後で2人目をと考えた時にはこの「年齢」の壁にぶつかることになります。確かに「年齢の壁」はどうしようもありません。 ただ2人目不妊の原因は「年齢」だけではありません。そして女性だけではなく、男性に原因
「フェムテックは今後どこに向かうのだろう?」 これは1年前、フェムテックの展示会に行った時に感じた思いです。 当時のレポはこちら 文末に と記載したのですが、結局1年経った今でも何も変わらないままだなというのが正直な感想です。なんなら少しずつブーム終焉に向かっているのでは?と感じることさえあります。 フェムテックブームは一過性?2018年、大丸梅田店でirohaさんが期間限定でポップアップショップをオープンされました。 「性」を堂々と扱うお店が、期間限定とはいえデパ
不妊治療(体外受精)を終わりにするかどうかを考えるタイミングはいくつかありますが、その一つに43歳の誕生日があります。 43歳になると保険診療を受けられなくなるため、体外受精を行うと移植まで進むと都市部なら1回100万前後の費用がかかります(地方の場合は50万~70万程度) そのため、43歳のタイミングで体外受精の治療を終結する人も少なくありません。 とはいえ、「妊娠・出産」は誰もがすぐに諦められるわけではありません。そんな時に、どのように妊活や不妊治療を進めていけばい
Instagramやnoteなどの広告や記事を見ていると、妊活や不妊治療に希望を与える記事を見かけることが結構ある ・高齢でもあきらめなくて大丈夫 ・40歳からでも可能 自然妊娠の方法 ・40歳で妊娠した体質改善方法 もっと過激なものになると… ・妊娠に加齢は関係ない(だったら学会で発表しろよと思うが) ・妊娠に不妊治療は必要ない なんて広告や投稿も出てくる このような投稿や広告を見るたびに私の中では「無責任だな…」という感想しか湧いてこない。ただなんとか妊娠したいと思
クリニック選びの時に口コミって見ますか?このような質問をいただくことがあります。先に答えてしまうと、私はクリニック選びにおいてほとんど口コミをチェックしません。口コミについて質問されたら、どのようなことが書いてあるのか?と見るぐらいです。 なぜ私が口コミをほとんど参考にしないのか?口コミをチェックする場合はどのような点に注意して口コミを見た方が良いかについてこの記事ではお伝えします *記事に関する注意 有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。 無料部分
着床前診断と産み分けの話、以前からなんとなく風の噂では聞いていましたが、最近はSNSで何の迷いもなくそれらの情報を発信している人を見かけることが増えました。 実際にnoteでも着床前診断と産み分けについて発信している人を見かけることがあります。 この記事では、着床前診断が産み分けに利用されている現状について綴っていきます。 着床前診断とは本題に入る前に着床前診断について簡単に解説しておきます 着床前診断とは、体外受精で出来た胚盤胞の一部を採取して、遺伝子や染色体の本数
不妊治療をスタートさせると、様々なタイミングで検査を行います。ただ、クリニックごとに行っている検査項目が違ったり、検査の時期が違ったりすることが多々あります。 そのため、検査項目がわかりにくい、必須な検査と選択できる検査の違いがわからない、などの声を聞くことも少なくありません。 この記事では不妊治療で行う検査の項目やタイミング、有効性などについて解説していきます。 *男性の検査に関する詳細は男性不妊に関する記事内で記載する予定です *記事に関する注意 有料範囲の内容は
先日、日本産婦人科学会より2022年のARTデータが公表されました。 2022年は不妊治療において保険適用元年の年。保険適用すれば、不妊治療患者は増えるのではないかと言われてました。 実際、2021年に続き2022年も総治療数は増加しました。年齢別の増加数や今後どうなっていくのかなどは、HPに考察記事をUPしましたので、ぜひそちらをご覧ください。
体外受精の流れのひとつに、排卵誘発(調節卵巣刺激)があります。排卵誘発の方法によって採卵できる卵子の数が変わってくるため、体外受精において重要なポイントのひとつになります。 この記事ではそれぞれの排卵誘発の特徴とメリット・デメリットについてお伝えします。 *記事に関する注意 有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。 無料部分に関しても、無断転載やリライトはご遠慮ください。引用に関しては、記事リンクを必ず記載ください *排卵誘発は正しくは調節卵巣刺激と言
働きながら不妊治療をしている人にとって、仕事と治療の両立は大きな課題です。 通院時の、休暇や遅刻・早退が発生するたびに謝罪を繰り返しながら、通院と仕事をやり繰りする日々にうんざりしている人も多いのではないでしょうか? 思い切って仕事をやめて、不妊治療に専念したい…そう考えるも、ここで収入が途絶えてしまうのは厳しいと思い立ち止まる、そんな思考を繰り返されているかもしれません。 そんな時にふと頭によぎる、フリーランスや個人事業主という選択肢。最近は、不妊治療と仕事の両立に悩
先日、情熱大陸に加藤レディースクリニックの加藤医師が出演され、番組予告の段階から、Twitter(現X)ではそれなりに話題になっていた。 ただ放送後、Twitter内では賛否両論が巻き起こっていた。 医療関係者は、加藤レディースクリニックの内部が見られたことに対する反応が多くみられたが、不妊治療当事者間では、通院していた頃を懐かしむ人がいる反面、内容の薄さに落胆する声も多くみられた。 「不妊治療の最前線に立つ医師」というキャッチフレーズも相まってか、Twitter内では
不妊治療と仕事の両立に悩み、不妊治療に専念するために前職を退職して今年の7月で13年が経った。 最初はよかった。 「これでようやく不妊治療に専念できる、職場に気を遣わずに病院へ通院できる」そんな気持ちでいっぱいだった。 そして不妊治療退職から約半年後、私は子どもを授かった。ここだけ見れば不妊治療退職の選択は間違っていなかったように見える。実際多くの人に「仕事を辞めてよかったね」と言われた。 ただ、この言葉が私を苦しめたのだ。 行政の子育て支援の場にいくと、決まって話題
この記事では40代の方向けに妊活・不妊治療の進め方や注意点について解説しています。 他の年代の向けの記事はこちらから読めます ご自身の年代や妊活・不妊治療のステージにあった記事を選んでお読みください。 *記事に関する注意点 有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。 無料部分に関しても、無断転載やリライトはご遠慮ください。引用に関しては、記事リンクを必ず記載ください 1.40代の妊娠率40代の1周期当たりの妊娠率は40歳で5%、45歳で1%と言われ、
この記事では20代、30代の方向けにクリニック受診後の不妊治療の進め方や注意点について解説しています。 クリニック受診前の妊活の進め方や受診タイミング・クリニック選びに関する記事はこちらから読めます。 ご自身の年代や妊活・不妊治療のステージにあった記事を選んでお読みください。 *記事に関する注意点 有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。 無料部分に関しても、無断転載やリライトはご遠慮ください。引用に関しては、記事リンクを必ず記載ください 1.不妊
この記事では30代の方向けに妊活・不妊治療の進め方や注意点について解説しています。既にクリニックを受診している人向けの記事や他の年代の向けの記事は準備中です 20代向けの基礎編はこちら ご自身の年代や妊活・不妊治療のステージにあった記事を選んでお読みください。 *記事に関する注意点 有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。 無料部分に関しても、無断転載やリライトはご遠慮ください。引用に関しては、記事リンクを必ず記載ください 1.30代の妊娠率30代
この記事では20代の方向けに妊活・不妊治療の進め方や注意点について解説しています。既にクリニックを受診している人向けの記事や他の年代の向けの記事は準備中です(しばらくお待ちください。) ご自身の年代や妊活・不妊治療のステージにあった記事を選んでお読みください。 *記事に関する注意点 有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。 無料部分に関しても、無断転載やリライトはご遠慮ください。引用に関しては、記事リンクを必ず記載ください 1. 20代の妊娠率20代