イノベーション道@ITエンジニア大阪

IT企業に在籍するイノベーター志望です。国内のIT産業は海外勢に負け続けており、国内初の世界に通じるイノベーティブなプロダクトを創る事を夢見て邁進し続けています。自身が知り得た知識や、自身が体験した内容を皆さまと共有できればと思います。よろしくお願い致します。

イノベーション道@ITエンジニア大阪

IT企業に在籍するイノベーター志望です。国内のIT産業は海外勢に負け続けており、国内初の世界に通じるイノベーティブなプロダクトを創る事を夢見て邁進し続けています。自身が知り得た知識や、自身が体験した内容を皆さまと共有できればと思います。よろしくお願い致します。

最近の記事

読書メモ「情報システム調達の政策学」

1.目次1章:序論 2章:本書のねらい 3章:研究の進め方 4章:政府情報システム調達の事例研究 5章:各省庁における調達結果の分析 6章:自治体業務システム調達結果の分析 7章:結論 2.読書メモ1章:序論  1節:はじめに  2節:情報システムの調達制度  3節:マイナンバー制度  4節:本書の目的  5節:本書の構成 (メモ) ①会計法令では一般競争入札を原則とし、競争に加わるべき者が少数又は不利になる場合に指名競争入札を行う。競争を許さない又は、緊急の場合は随意契約

    • 読書メモ「災害に立ち向かう自治体間連携」

      1.目次1章 東日本大震災と協力的ガバナンス 2章 協力的ガバナンスの諸形態とその選択 3章 東日本大震災発生時における被災地支援 4章 カウンターパート方式と府県の役割 5章 災害時相互応援協定は機能したか 6章 災害対応現場における職員間調整 7章 台湾における防災政策と自治体間連携の展開 8章 アメリカにおける大規模災害と協力的ガイダンス 9章 災害対応をめぐる行政組織の編成 10章 大規模災害時における自治体の協力的ガバナンス 2.読書メモ1章 東日本大震災と協力的

      • 読書メモ「KPIマネジメント」

        1.目次第1章KPIの基礎知識 第2章KPIマネジメントを実践するコツ 第3章KPIマネジメントを実践する前に知っておいてほしい3つのこと 第4章さまざまなケースから学ぶKPI事例集 第5章KPIを作ってみよう 2.読書メモ第1章KPIの基礎知識  01KPIって何ですか?   ・事業を数字で見ること、たくさんの数字を管理することはKPIではない   ・KGIは最終的な目標数字   ・KPIは事業成功の鍵を数値目標としてみること。   ・事業成功が何なのかわかっていないとK

        • 読書メモ「自治体の防災担当になったら読む本」

          1.目次1章 防災担当の仕事へようこそ 2章 防災担当の心構えと仕事術 3章 災害対策本部体制整備のポイント 4章 避難体制・避難所等の運営体制整備のポイント 5章 防災に関する計画策定のポイント(給水計画の策定事例) 6章 住民・議員対応のポイント 7章 マスコミ対応のポイント 8章 災害発生時の対応ポイント 2.読書メモ1章 防災担当の仕事へようこそ  1.防災担当の仕事と意義の特徴   意義は住民の生命と身体、財産を災害から守ること。   特徴は企画、管理、調整、訓練

          読書メモ「はじめての地域防災マネジメント(災害に強いコミュニティをつくる)」

          1.目次1章 災害を理解する  1.日本と災害  2.防災マネジメント  3.防災計画のいま 2章 避難から復興へ  1.避難から生活再建へ  2.避難のマネジメント 3章 復興から強靭化へ  1.被災から復興へ  2.災害に強いまちづくり 4章 災害ボランティア  1.災害救援・復興支援活動とは  2.ボランティアとは何か  3.災害ボランティアを側面的に支える 5章 地域で支える  1.防災に取り組む身近な組織と活動  2.自主防災組織を作ろう、見直そう  3.平常時の見

          読書メモ「はじめての地域防災マネジメント(災害に強いコミュニティをつくる)」

          読書メモ「自治体災害対策の基礎」

          1.目次序章:「自治体災害対策の基礎」の趣旨 第一章:あなたが東日本大震災津波の災害対策の現場にいたなら 第二章:自治体災害対策総論(一)自治体災害対策の考え方 第三章:自治体災害対策総論(二)自治体災害対策の資源 第四章:自治体災害対策各論(一)初動 第五章:自治体災害対策各論(二)応急対策 第六章:自治体災害対策各論(三)復旧・復興 第七章:自治体災害対策各論(四)予防 第八章:自治体災害対策各論(五)全フェーズに関係する業務 第九章:東日本大震災津波特有の災害対策-放射

          読書メモ「自治体災害対策の基礎」

          ソフトバンク ビジネス創造記の感想と考察

          1.米国から帰国後になぜSW流通業を選択したか? (1)コンピュータソフトが今後のビジネスの肝を掴む。 当時はパソコンが非常に高価であったため一般家庭や、一般企業に普及し ていなかった。孫正義氏は、パソコンを人間の頭で考えると、頭蓋骨であるハードウェア、脳みそであるCPUは誰でも持っており、ソフトウェアは知恵にあたり、データは知識であると考えた。最もビジネス社会で重要なのは何なのか。それは知恵と知識であり、その知恵と知識を掴むものが今後のビジネス社会の肝になると考えた。 (

          ソフトバンク ビジネス創造記の感想と考察

          人と未来防災センター@兵庫県

          1.人と未来防災センター阪神淡路大震災の教訓を後世に伝えるために建てられた防災学習施設です。 21年10月16日に行きましたが外壁工事中でしたが営業はしておりました。 西館と東館がありますが、西館から巡回する順路となっています。 2時間程度のモデルコースです。 今はコロナ禍ということで予約もできますが、当日予約無しでも入れました。(結構空いていましたので、予約不要で行けると思います。) 2.震災体験シアター 7分間の映像ですが、迫力ある大型映像と音響で体感します。最初に見

          人と未来防災センター@兵庫県

          国内のSierはどういう企業が成長しているのか?①

          1.Sierを分類で分けるとメーカー系Sier:日立、NEC、富士通、東芝  情報処理産業の創成期から参画しておりトータル領域で事業活動している ユーザ系Sier:NTTD、NSSOL、JSOL  親会社の情報システム部門から分離独立した企業がほとんどである  親会社の情報システムの構築業務(内販ビジネス)を行う役割もある 独立系Sier:TIS、日本ユニシス、オービック  親会社を持たず資本的に独立している企業  ベンチャー、ソフトハウスから成長するか、ユーザ系から独立する

          国内のSierはどういう企業が成長しているのか?①

          国内ソフトウェア産業の製品開発における今日的課題を定義し、その要因と改善策について

          1.国内のソフトウェア産業における製品開発における今日的課題 ア. 日本企業のソフトウェア産業の現状 数十年前より、情報革命と叫ばれ、農業革命、産業革命、に次いで、人類は3回目の社会構造革命を経験している。情報革命を牽引しているのは、ICT技術であり、1900年代までは、ハードウェアが主流となり牽引してきましたね。ハードウェアの中心パーツとなるのはCPUであり、Pentium(メーカー:Intel)が独壇場であった。Pentiumは、マーケットシェアを支配的に占めることになり

          国内ソフトウェア産業の製品開発における今日的課題を定義し、その要因と改善策について

          なぜ、オフィスソフトで破壊的イノベーションは起こらないのか!?

          クリステンセン先生のイノベーションのジレンマがオフィスソフトで成立していないことをなぜか?を考えたいと思います。 1.イノベーションのジレンマ イノベーションのジレンマでは、顧客の利用可能な性能を超えて企業は持続的イノベーションを続けるが、ある時にローエンド型の破壊的イノベーションにやられるよ。と教えですよね。 ティファールの電子ケトルが有名な事例ですね。これまでの国内のポットメーカーは温度設定、カルキ抜き機能、タイマー機能などなど多様な機能が用意されていましたが、半分以

          なぜ、オフィスソフトで破壊的イノベーションは起こらないのか!?

          社会課題とイノベーション。災害に強い都市にするにはどうすればいいか。

          1.防災システムが普及しない原因ア. 防災システムが必要な社会的背景  日本は災害立国とも呼ばれるほど災害の多い国でですね。震度6以上の 地震も毎年のように国内のどこかで発生するし、世界で発生するM6以上の地震の2割が日本国内で発生しています。 また、最近では大型台風、ゲリラ豪雨による大規模水害も毎年発生しています。こういった災害に対する対応を迅速・的確に行うため、GIS(地理情報システム)を活用した総合防災システムの導入が求められてきていましたね。  日本国では、阪神淡路大

          社会課題とイノベーション。災害に強い都市にするにはどうすればいいか。

          社会課題とイノベーション。阪神淡路大震災が契機となって。

          私は大阪のITエンジニアで阪神淡路大震災を経験しました。この震災を契機に数多くの防災業務関連のシステムを開発することになりました。 1.都市災害の怖さ 阪神淡路大震災が来るまで関西人はホントに地震は関西に来ないと思っていましたね。今思えば不思議ですね。 突然訪れた月曜日明け方の大地震。初めて体験する大都市圏の激甚災害でしたね。今から振り返ってもホントに皆が力を合わせて復旧に頑張りました。この時にいざとなれば力を合わせて事を成し遂げられると思ったことを今でも記憶しています。

          社会課題とイノベーション。阪神淡路大震災が契機となって。

          何がイノベーションなのか?

          イノベーションには、線形に進化する持続的なイノベーションもあれば非線形の破壊的イノベーションもあります。でも、やっぱりイノベーションと言えば破壊的イノベーションを想像すると思うので、そのことについて書いてみます。 1.破壊的イノベーション 破壊的イノベーションは【ローエンド型】と【新市場型】に分類されます。  【新市場型の破壊的イノベーション】  ソニーのウォークマン、お掃除ロボットのルンバ、がありますが、やっぱりスマートフォンが近年では最大の新市場型の破壊的プロダクトイノ

          自身がイノベーションを考えるキッカケになったのは。

          二十数年前の就職活動中にどこの業界に行こうかと考えてました。 体育会系のスポーツマンだったので、椅子に座ってする仕事より、汗をかく仕事がしたかったので、製造業などの大きな工場のある企業をよく訪問していました。バブルが弾けたこともあり、就職が決まらず難航している中、先生からソフトウェア企業を進められたのが、IT企業に興味を持った最初でした。 確かにこれからはコンピュータの時代や。と親父も周りも言ってるけど、世間ではコンピュータのハードメーカーが競争している。 ゲーム機を見ている

          自身がイノベーションを考えるキッカケになったのは。