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自身がイノベーションを考えるキッカケになったのは。

二十数年前の就職活動中にどこの業界に行こうかと考えてました。
体育会系のスポーツマンだったので、椅子に座ってする仕事より、汗をかく仕事がしたかったので、製造業などの大きな工場のある企業をよく訪問していました。バブルが弾けたこともあり、就職が決まらず難航している中、先生からソフトウェア企業を進められたのが、IT企業に興味を持った最初でした。
確かにこれからはコンピュータの時代や。と親父も周りも言ってるけど、世間ではコンピュータのハードメーカーが競争している。
ゲーム機を見ているとハードよりソフトで勝負が決まるのでコンピュータも早晩ハードウェアからソフトウェアに主戦場が変わるのでは?であればソフトウェアの企業に進んだ方が先が明るいんじゃない。と思い小さなソフトハウスに就職しました。

最初は汎用機のCOBOL開発してました。直ぐにWindows95が出て、オープン系の開発スタイルに変わり、自身もオープン系の仕事がしたくて3年で独立系のSierに転職しました。転職して最先端の仕事しているなぁ。と思いながら仕事していると。数十年たって気づいたんですよね。(遅いけど)
気付いたのは見積り作業をしている時に。。。
なんやこれ、サーバ機、ストレージ機、NW機器、OS、DBMS、ERP全部海外製品じゃないの。国内のITメーカーさん何してるの。。。?

OSと言えばWindows、DBと言えばOracle、ERPと言えばSAPと、
皆が使うアプリもFacebook、Twitter、Instagramも全て海外製品。
日本製をほとんど使われない。

他の業界を調べると、
トヨタのプリウス、TOTOのウォッシュレット、ユニクロのフリース、任天堂やソニーのゲーム機などは世界で売れている。
なぜ、日本のソフトウェア製品やサービスは世界で売れないのか?
なぜ、他の業界のようにIT産業はイノベーションを起こせないのかに疑問を持ち学び始めたのがキッカケです。

なぜ、日本でイノベーティブなソフトウェア(アプリ)が作れないのかを考えることで、その原因を克服し、世界に通じるソフトウェアを作る。
それには「イノベーション道」で鍛錬するしか無い、他業界を含めイノベーションに関係する知見や知恵を学んでいくと。

この道を極めた先にイノベーションを達成できると信じて。




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