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人と未来防災センター@兵庫県

1.人と未来防災センター

阪神淡路大震災の教訓を後世に伝えるために建てられた防災学習施設です。
21年10月16日に行きましたが外壁工事中でしたが営業はしておりました。
西館と東館がありますが、西館から巡回する順路となっています。
2時間程度のモデルコースです。
今はコロナ禍ということで予約もできますが、当日予約無しでも入れました。(結構空いていましたので、予約不要で行けると思います。)

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2.震災体験シアター

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7分間の映像ですが、迫力ある大型映像と音響で体感します。最初に見る映像ですが、見るたびに震災を思い出します。
確か完成した際には、この映像制作費が高すぎると言うことで話題になっていましたが、震災から26年、元は取ったのでは無いでしょうか。
お金をかけただけある、すごい迫力です。

3.建物被害の地図

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こう見ると激甚地区は帯状に広がっています。

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死亡原因を見ると建物倒壊に伴う窒息・圧死が多いので、まずは建物の耐震補強をする必要がありますね。まずはハードからの災害対策。

4.地震時の火災

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阪神淡路大震災でも火災が発生しましたが、火災原因の6割以上は電気関係の原因で火災が発生しているですね。
小学生の頃に地震で外に出るときは火元を確認して、ガスの元栓閉めてから避難する。と教えられましたが、今はブレーカーも切って避難するように言われてますね。
電気の火災は通電時の火災が多いとの事です。ガスは安全確認して供給開始しますもんね。電気はそのまま通電するので火災に繋がるようですね。

5.発災時の対応

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こういう時系列で整理されたイベントはよくわかりますね。
それにしても伊丹市役所は地震発生後の4分後に災害対策本部を設置しています。伊丹市も被害が大きかったですね。

6.復興過程における課題

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カテゴリと災害のステージ毎に整理された課題ですね。災害に強い都市を目指すのに参考になりますね。
そういえば兵庫県は震災復興のために県債を多く発行しましたね。その返済は、26年経過した今もまだ続いていますね。
地震災害の復興には時間も関わりますが、お金もかかりますね。

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