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来月、102歳を迎える人
『信長の「人間50年」って、実は幸せなのでは?』
人生100年時代に、その半分でいいと思ってる人なんて多分、少数派ですよね。
自覚はあります。
とはいえ、私は重い病気を持っているわけでも、病んでるわけでもないです。
ただ、田舎で医療事務という仕事をしていると、
どうしてもいろんなものが目に入ってくるんです。
"事務員と患者さん"という赤の他人として関わっているからこそ、患者さんとご家族の関
『スロウハイツの神様』私的感想文
辻村深月先生作 スロウハイツの神様
上下二巻の構成からなる長編小説
この本を読んだ人にとって、浮かんでくるキーワードは
"愛・執着・夢・作品"であり、
読み終わった後に押し寄せるのは、"優しさからくる暖かさ"だと思う。
愛と執着
この本の中でも特に有名なセリフの一つに
とある。これはスロウハイツの同居人長野正義が恋人と別れたばかりの主人公、赤羽環に対して言ったセリフ。
このセリフの通り、