びんかんすぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる 1、
著者 クラウス・ベルンハルト
ベルリンの有名クリニック臨床心理士が最新の脳科学に基づく画期的な方法を伝授してくれる
脳に「良い手本」を見せて、素早く、持続的に不安を断ち切る。
不安やパニックーーーその真の原因は?
そもそも不安・パニックとは?
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人間にとって身体の正常な反応です
これだけははっきりさせておきましょう。
あなたの身体は間違っていません、正常なんです。
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ではなぜ不安になったりパニックになったりするのか?
それは、人間が生き延びるために必要な機能だからです。
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例えば
突然、目の前にライオンが出てきたら、あなたはどうしますか?
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あなたの身体はアドレナリンが出まくって、心臓が「バクバク」
汗をかき、呼吸は早くなり「逃げるか、闘うか」
いやいや、ライオンと戦う人はだれもいないはずです
ということは!
↓
逃げるしかありません
これどう見ても正常な反応だと思いますよね
正解です
な・の・に!
自分の目の前にライオンがいないのに
●心臓がバクバク
●我を失う
●気がおかしくなるような気がする
●めまいがして気が遠くなる
●呼吸が苦しくなり気分が悪くなる
自分の反応は、なんでなんでしょうか?
ヤッパリおかしんだよ!こんなの変だよと思ってしまう
これ、原因があるんです
原因を知って、適したテクニックを用いることで
自分の不安・パニックを素早く、そして、持続的に乗り越えられます
警告を無視する
不安やパニックの最大の原因は
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あなたが、あなたの身体の警告を無視したことからはじまります
長いあいだ、自分の心の声に耳を傾けないと警告が出ます
「心の声」
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あなたの無意識「潜在意識」の代弁者だからです
あなたの「たましい」と言ったほうがいいでしょう
あなたが
↓
「心の声よ、今はそんな事聞いていられないんだ、もっと
違うことをしなければいけないからだ」
心の声をないがしろにしていると
「心の声」は
↓
「オイ、ふざけんな」誰のおかげで楽しくいれると思ってんだよ!
お前の身体のっとって、ボイコットしてやるからな。
おぼえておけよ!クソー
↓
これが、「心の声」の警告です
こうなると、あなたの身体は
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精神的な警告
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記憶力の低下
集中力の低下
やる気がなくなる
無力感
わけもなく悲しくなる
そしてパニック発作
肉体的な警告
↓
胃腸の不調
視力の低下
皮膚炎
無意識の筋肉の痙攣(チック)
絶えず尿意がある
椎間板ヘルニア
ヘルペス
警告を無視することで、あなたの身体は「心の声」とうテロリストに
乗っ取られてしまいます。
ネガティブな思考パターン
突然の不安・パニック発作で病院に駆け込んで精密検査しても
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結果は「何も問題はないですね」と言われる
?
確かに、自分ではなくなっていた
「どっかに計り知れない病気が潜んでいるんだ」
よし、他のところでまた精密検査だ
多くの医療機関に行っても結果は同じ
↓
この絶え間ない心労は、非常にネガティブな感情で
脳の構造を変えてしまう
脳の構造まで変えるって、これには参りました。
そもそも、脳にはニューロン(神経細胞)が860億あるんです
これまたすごい量
それぞれのニューロンをつないでいるのがシナプス。
脳は膨大な神経回路を持っているんです。
この神経回路を使って、考え、印象は保存されていきます
生身のコンピューター、いやそれよりすごい。
何がすごいか?
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感情があるからです
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この感情の強さでポジティブ、ネガティブどちらにもなれれて
ニューロンは活発になる
もしあなたが、ふゆかいなことばかり考えていたりすると
脳には「ふかい」が猛スピードで走れる高速道路を建設してしまう。
ふかいの高速道路?
つづく
不安の消しゴムです
困ったときは
↓
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