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Haruki-UC
2021年9月27日 23:00
駅前の小さな書店お目当ての雑誌をさがすことを楽しむ腕時計、家庭菜園、手芸など雑誌の棚の未知の惑星湊かなえ、東野圭吾のすぐそばに陳列されるカフカやヘッセものものしい鏡 防犯カメラあり 婦人誌やたら見ている男オレンジページ・婦人画報に挟まれてMeets四冊棚に重なる『Meets』取り「レッツ短歌!」へページ繰る上昇してく心拍数もとくとくとく鳴る心臓と有線のサンボマスターだけの世
Meets Regional 2021年10月号『岡野大嗣と詠むレッツ短歌!』第5回「夏の終わり」に、僕の短歌が掲載されました。台風の去ったあとでも「運休」の赤いひかりをおぼえていたい/Haruki-UC岡野大嗣さんの評:臨時の「赤いひかり」が、過ぎ去った夏の一回性を際立たせる。眼裏に強く残る一首。ありがとうございます。美しい評もうれしいです。書店にて今月号の『Meets』をさ
2021年9月10日 17:26
ようちえんに行きたがらない母親と離れたくないはるのバス停日直がいやで休んだようちえん また翌日も日直だったきげんよく通えるための母と子の一ページずつ交換日記学歴の話でひとが変わる母この頃はまだこの頃はまだたんじょうび会にて好きないろ聞かれぱっとオレンジと答えたけれどおとうとに兄と呼ばれるのがいやだ 縦社会にはなじまぬ僕かいもの絵が収まりきらず二枚目を付け足す先生いての大作
2021年9月10日 17:05
一定の拍子で進むしめやかな十数人の唱歌と踊り拍子木に笛に太鼓に三味線にお経のようなわからない歌毎月の儀式につどい少年の僕は太鼓を叩かされてた祭壇の前のひとびと一斉に拍手四回 轟音となる一階は祖父母の部屋に台所 二階まるごと大部屋の祭壇祖父母から強制があり「しゃあない」と母は子供に強制をする大人らの拍手や礼のしかたにも微妙な違いあって見ている寄付金の一部で買った米、魚、白