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【生活】暮らしのリズム

大地との共生

縄文時代の1万年におよぶ長い間
私たちの祖先は地表よりも低い住まいの中に暮らしてきた。
1メートルほど掘った住居の炉端から見る地面は目線の上にある。
草や木や虫など、生きとし生ける全てのものが頭上に存在すると
万物の生命全てが尊いという感覚が縄文人の心であり
空間との関係というものは
私たちが思っている以上に心というものの根本に影響を与える。
本来の役割を担えるようにして後世に残すことが重要である。

自然中心の生活様式

生活のリズムは、太陽とともに起きて、拝み
太陽が沈んだら眠る準備をする。
あたりまえだが、夏は暑く、冬は寒いのが自然のリズム。
縄文人のように人中心ではなくて、自然中心な生活では
人々は植物、虫、動物たちに話しかけ
会話をするのが日常的であった。
四季は冬至、夏至、春分、秋分が軸にあって、
その中で季節の行事や祭りが行われるのである。

食卓縁起

日常の暮らしはさまざまな人の手助けの上に成り立っている。
日々の生活では、食べ物が食卓に出てくるのはあたりまえ。
農家の方が愛を込めて栽培した野菜
漁師の方が命をかけて捕獲した魚
さまざまな食材が巡り巡って家庭に届き
家族が愛情を持って調理をしてくれる。
全てのつながりを暮らしの中で体感して、感謝をする。

【まとめ】生活に関して

日本人の暮らしのリズムは、自然のサイクルに基づき
時間や食事、行事や社会的な交流を通じて形成されている。
農村部の生活では、農業活動を中心に展開され
播種、果樹の剪定、野菜の植え付け、田植えなど
収穫は四季のリズムに従って作業が行われる。
日々の生活のリズムは早朝に起きて日中は農作業に集中し
食事作りや物資の管理は家族全員が協力して行い
食事は四季折々の食材を活用した料理が特徴。
そして、地域の行事や助け合いの文化が根付いている。

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