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「心と脳とは?」◆HSPさんにもおススメです◎心と脳の関係とは?心と脳の繋がりを紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「心と脳」◆心と脳の関係とは?心と脳の繋がりを解説◆についてお話していきますね。

あなたは「心」と聴くと?身体のどのあたりに心を感じますか?

「心臓のあたりかな」

「胸の奥にあると感じる」

「心と言えば心臓でしょ」

きっとこのように感じる方は多いのではないでしょうか。

身体感覚や、心は心臓というイメージがありますので、私達は心は胸のあたりに感じたりしますよね。

辛い事があると胸が苦しくなったりしますよね。心理学で扱う「心」とは一体何なのでしょうか?

今回は心の捉え方や、心と脳の関係について理解を深めることができるお話をしていきたいと思います。

1.「生理心理学」心と脳の関係

脳の神経系に現れる変化と生理的反応で心を読み取る「生理心理学」があります。生理心理学とは「心理学と生理学の間にある学問」であると言えます。

心と聴くと私たちはびっくりしたり興奮したりすると心臓がドキドキしたりしますよね。

このような身体的反応から心=胸。心臓と捉えがちなんですが、実際には胸や心臓ではなく「脳」が心の働きを担っているのです。

心=脳は概念ではなく、機能であることも証明されてきています。

胸や心臓が反応するのは、脳が指令を出しているからで、脳の働きを把握しておくと、心を理解する時にとても重要になります。

人間の脳はまだすべてが解明はされていないのでわからないことが多い部分ですが、近年の脳研究の進歩によって喜び、悲しみ、怒りといった心理学の領域で取り扱われてきた感情が「大脳辺緑系」

◆人間の脳の働き◆
「海馬」記憶や学習に対応している大切な場所
「偏桃体」人の情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つ
「前頭連合野」情動のコントロール、論理的な判断、将来の予測や、判断、計画の立案を行う部分

そして大脳辺緑系の「海馬」は記憶や学習における大切な役割を果たし「扁桃体」は情動学習の中枢としての役割を果たしていることも明らかになっています。

この扁桃体ですが不安を感じたり危険を感じたりする働きがあります。

HSP の提唱者エレイン・アーロン博士によると HSP の人はこの偏桃体が生まれつき人一倍敏感に働いているため、そこに関係する不安とか危険を感じる部分も人一倍敏感に反応して、あらゆる情報を一度にキャッチしてそこに関係する神経回路も過剰にに働くので、深く不安を感じやすかったりとか恐怖を感じやすいという部分もあると言われています 。

また「前頭連合野」とは情動のコントロールや、論理的な判断、将来の予測や、判断、計画の立案を行う部分のことです。おでこの裏側にあります。

前頭連合野が損傷すると積極性や創造性が失われることもあります。

このように私たちが心の働きとしてとらえている感情や意欲は脳と多くの関わりを持っていて、私達が「悲しいな」とか「辛いな」などの感情を抱く時には本人の意思とは全く関係なく、必ず脳の神経系に変化が現れています。

しかし、生理学的なことだけでは説明しきれない心の働きはたくさんあります。

例えば生理学的には「生命の種の維持」という生物が生き抜くための合理的な基準で物事を捉えていきますが、このような見方では命がけで他人を助けようとする自己犠牲的な行動などの説明がつかないんですね。

脳が人間の心としての機能を担い様々な感情を司っていることは事実です。

しかし、脳の生理学的な反応だけでは説明できないものが人間の行動として現れてきていることを理解しておくことが大切になります。

2.心と感情

ここからは心の中に存在する「感情」についてフォーカスしてお話していきたいと思います。

「感情」とは「物事に感じて生じる気持ち」のことを言うんですね。

人間が最初に感じた感情は「恐怖」だと言われています。

なぜ恐怖なのかと言うと、その背景には危険なものから逃げて自分の身を守ろうとする「危機回避の働き」が強い影響を与えています 。

小さい時に熱い熱湯に触れて「熱い」と感じた経験をしたことがあるかと思います。

小さい赤ちゃんは熱湯を触ったら熱いということはわかりません。

そのため危機感なく熱い熱湯に手を伸ばしてしまいます。そして火傷をしてしまうのですが、この時「熱湯を触ると痛いんだ」と学習しています。

この学習が活かされるため、ある程度大きくなると一度怖い目、痛い目にあった時と似た状態に出会うと、そこに近づこうとしなかったり反射的に逃げようと身を引いたりする行動が表れてくるんですね。

このように人間には本能的に自分の身を守ろうとする働きが見られます。

恐怖や怒り、不安といった感情は一般的にはネガティブな感情として捉えられあまり良い評価をされないんですが、このネガティブな感情こそが人間の命を守るために必要な感情でもあるんですよね。

しかし、極端な恐怖とか不安の感情に支配されてしまうことで、生活にも支障をきたすほどの苦しみを感じてしまうことがあります。

恐怖や不安といった感情とうまく付き合っていけると身を守るための大切なシグナルになるんですが、恐怖や不安などの感情を強く感じすぎてしまう人がいるとストレスフルな状態を作り出してしまうということになります。

このことから、とても敏感な気質や感性の方は人一倍そのような恐怖心や不安を感じてしまいやすい側面もあるかと思います。

次に普段からストレスを溜めないようにしていける3つのポイントについてお話していきますね。

3.ストレスケアの3つのポイント

そのように感じている方は自分自身のストレスケアに対して意識していくとよいと思います。

◆ストレスケア◆
「癒しをみつける」
「自己理解を深める」
「マインドフルネスをしてみる」

自分にとってストレス発散できることはなにかな?なにが癒しになるのかな?と考えてみて、まずは何か一つ取り入れてみるとよいと思います。

最近、企業や心理療法にも取り入れられているマインドフルネスを実践して「今ここ」の心と身体の反応を感じる時間を作ってみたり。

自己理解を深めるための日記をつけてみたり、または心理カウンセリングをりようしてみるのも一つの手だと思います。

それらの手法や資源を使い普段からストレスフルにならないようにしていくことで、自分自身の感情と上手に付き合っていくことへとなり、安心安全を感じた生活を過ごしていけるようになると思います。

4.まとめ

今回は心の働きを担っているのは脳であって、人間の性格や人格にまで影響を与えているとお話してきました。

脳は未だすべては解明されていない不思議な部分です。

心や感情を捉えるうえで非常に大切な脳の働きを理解していくことはとても大切になります。

私達の「感情」とは何かに対して「反応する気持ち」なんですね。

恐怖や不安といった感情とうまく付き合っていけると身を守るための大切なシグナルになるんですが、恐怖や不安などの感情を強く感じすぎてしまう人がいるとストレスフルな状態を作り出してしまうということ。

そして自分自身の「ストレスケア」に対して意識していくことです。

まずはこれらのことを意識してみて、いくと心と感情と脳のバランスをとることができてくるかと思います。

この記事があなたにとって何か1つでもためになることがあればうれしいです(^^)

今回は「心と脳」◆心と脳の関係とは?心と脳の繋がりを解説◆についてお話しました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページかLINEよりご連絡いただければと思います(^^)

それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

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HSP心理カウンセラー じゅんさん
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