介護の業界で学んだ「あたたかい心」とは?◆HSP心理カウンセラーじゅんさん◆
こんにちは。心理カウンセラーのじゅんさんです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事を書いた日は、1日とてもいい天気に晴れていました。
私は近くのスーパーに食材を買いに行っていたんですね。
帰り道に公園があるんですけど、少しその公園を寄って帰ってきました。
その公園は100Mぐらいの池があって、その池の周りには八つほどのベンチが池を囲っているんですね。
その公園は背の高い木々が囲ってるような公園ですね。
その公園の池を少しを眺めていたんですね。
そうするとですね、池の中ではですね、鯉がとても気持ち良さそうに寝泳いでいたりとか、あとは亀ですね、天気が良くて気持ちよかったのか水面に出てきていてね、甲羅を乾かしてるのかどうかちょっと分からないんですけどね、とてもいい天気だなぁと鯉や亀も楽しんでいる風景がその池の中でもありましたね。
少し目を閉じたりすると風の音が聞こえてきたりとか。
その風で揺れる木々の音が聞こえてきたりとか、鳥の声が聞こえてきたりとか、暖かいのどかな空気が流れていて、緑が生い茂ってきて、自然はこうやっていつも通りに暖かい季節に移り変わってきてるんだなぁっていうのを感じたりとか。
私たちは今はマスクをして外に出ている。
難しいような状況にいるんだなぁなんて、私達人間とその自然環境のことを対比して考えて、ちょっとしんみり感じたりとしてきました。
1.あたたかい
今日は「あたたかい」事ってどんなこと?をテーマにしてお話ししていきたいと思います。
あなたは「あたたかい」事と聴いてどんなイメージが湧きますか?
あたたかい事で思い出す事は私はですね、介護の仕事をしていた時のことを少し思い出したんですね。
少しそのお話をしたいと思います。私はですね、介護の世界で10年間ほど働いていたんですね。夜間の専門学校を3年間通って資格を取ったんですね。
介護の資格ってたくさんあるんですけどね、大きく分けて介護福祉士とか社会福祉士等の資格があるんですね。あとは精神保健福祉士とか。
私はその中で介護福祉士という資格を取りに専門学校に通ったんですね 。
日中は小規模の施設で働かせて頂いていたんですね。そして夜に夜間の学校に通っていたんですね。
そのグループホームというのはどういう所なのかというお話をしていきますね。
私が働いていたグループホームはユニット型の高齢者施設で働いていました。
そのユニット型というのはざっくりとお話すると大体ですね、8名から9名ぐらいの利用者さんが住んでいるんですね。
住んでいる方を利用者さんって呼ぶんですけど、1階~3階建てなっていて1つの階に8名~9名住んでいて、個室がそれぞれあって、大きなホールとかフロア等呼ばれる、テーブルとか椅子が置いてある場所が中央にあるんですね。
お食事をとったりとか、レクリエーションをしたりとか、する場所ですね。後はテレビを見たりとか日向ぼっこしたりとか。
そこで私は介護者として利用者さんのお手伝いをさせて頂いていたんですね。
そしてそこでは3年間ほど勤めて資格を取った後は特別養護老人ホームという施設で勤めていたんですね。
グループホームよりもっと規模が大きい施設ですね。
何百人っていう利用者さんがそこで暮らしてるような所ですね。
私はそこで7年間ほど働かせていただいたんですね。
そちらの施設では終末期ケアということもしていて、そこの施設に入られた利用者さんはそこで最後亡くなるまでその施設の中で過ごしていけるような所です。
そこの施設にいらっしゃる利用者さんは主に認知症という呼ばれる疾病を持っている方ほとんどでした。
認知症とは簡単に説明するとだんだんと1人で出来る事が無くなってきてしまうっていうことなんですね。
脳の萎縮が原因なんですけどね、例えば今まで出来ていたことが今日できなくなってしまう。
昨日まで歩けていた方が今日歩けなくなってしまい車椅子になって、車椅子から今度は車椅子に乗ることが難しくなってしまったらベットの方で過ごしていく。
そういった段階があって、その中で私は介護福祉士として働いて、利用者さんのお手伝いをしていたんですね。
現場では利用者さんのお食事だったりとかお風呂とか、そういった日常生活の支援をして、生活のお手伝いしていくお仕事ですね。
ある時ですね、夜勤勤務形態というのがあるんですけどね、介護施設では交替制の勤務形態が基本なので、私が当時勤めていた施設は夕方の5時から翌の朝10時までの勤務時間が夜勤という勤務時間だったんですね。
その日は夜勤の勤務が終わって生活記録というのを記入していたんですね。生活記録とはその担当させて頂いてる利用者さんの生活の記録を書かせてもらうんですね。
その方が昨晩はこれだけ気持ちよく眠っていましたとか、朝ご飯はこれだけ食べれましたとか、そういった記録をさせて頂くというのが生活記録なんですね。
私はとても疲れていたんですね。記録を書きながら眠ってしまったんですね。
その記録を書いていた場所はフロアとかリビングとか呼ばれている場所で利用者さんの方々がごゆっくりしたりする場所ですね。
10時過ぎぐらいだと朝ご飯とか食べて10時のお茶を飲んだりとかして、ゆっくりされている時ですね。
私の隣にはですね、その利用者さんがいらっしゃったんですね。私はうとうと寝ていたんですね。とてもね、気持ちいいね、手の感覚がを背中に感じたんですね。
私はハッとして寝ちゃったと思って目を開けたんですね。気付いてみたらですね、私の隣には右隣にはですね、左半身の麻痺を持ったその利用者さんがいたんですね。
車椅子に乗ったその方がですね、使える右半身を一生懸命伸ばしてくれて、私の背中をさすってくれてたんですね。
「疲れてるんだね。ゆっくり休みなね。」と【あたたかい言葉】を掛けて背中をさすってくれたんですね 。
本当にその私の背中まで届くまでも左半身が動かないので、その右半身を伸ばすことさえも大変なのに、大変な姿勢をとってまで背中をさすってくれたんですね。
私はその時気付いたんですね。私はその当時まだ働き始めてそんなに経っていなくて、介護を頑張ろうって思いで頑張っていたんですね。
私は介護者で、介護を受ける方達が利用者ということを学校教わるんですね。
私はサービスを与える側だという思いで介護に取り組み、それを受け取ってもらいたいとか、与えているんだ、それを感じて受け取ってもらいたい。それが介護者としての立ち位置なんだって。
私の一方的な想いを与えよう与えようっていう想いで対応していたんですね。
それは正解でもあるんですけどね、もっと大事な事を私は解っていない心の部分があったんですね。
それは【心をもらっている】っていうことを忘れていたんですね。これはどんな人間関係においても共通してくるような考え方だと思うんですけどね、私はその時にその事を感じたんですね。
自分が与えてるって思ってる時は貰っている時でもあることなんですね。
私が例えばその左半身麻痺の方のお着替えをお手伝いしていることと、私が疲れてウトウトしていてその方が背中をさすってくれたことの違いってどんな差があるんだろうって思ったんですね。
それはサービスとしてのとか、仕事としてとか考えたらそういうお話はまた別の話になるかもしれません。
人と人とで考えたらその私が行ってることとその方がしてくれたことの差なんて全くないんですね。
それって本当に心が与えるものと心が受け取る事であって、全くそこになんの違いは無いなって思ったんですね。
私がその介護の世界で 学んだ一番大切にしてる思いはそこなんですね。
だから私は常にそういった自分になってないか、自分の思いだけを伝えたいっていう視野になってないか、とか今でも振り返ったり、失敗することもあります。
私自身もあたたかい想いを意識してこれからも日々の生活を営んでいきたいです。
【あたたかい事】について今回は記事を書いたみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました🏵️
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