すっかり足が遠のいている俳句幼稚園。ひょっこり行ってみますか。 時を渡る社に冬日さしをりぬ 冬晴れや高き鳥居に一礼す 境内の土ふつくらと冬ぬくし 山茶花やおもいおもいの旅始む バス通り急ぐヒールに散紅葉 写真はこちら https://note.com/mamma_go/n/ne3e4fc081cd9
柿の種つまむ勤労感謝の日 碧萃生 普段は塩分を考えて柿の種は食べませんが、減塩タイプを発見。食べてみると、まったく減塩を感じさせない美味しさ。 柿の種は、果実の柿の種ともとれますが、「柿の種状のかきもち」と広辞苑にも出ているので、いいかなと。
休講にせんかたなくて冬めきぬ 碧萃生 昨日から突然冬らしく、と言うよりも冬そのものになりました。 僕自身は、句の内容とは違い、休講になるとしめしめと、音楽喫茶やジャズ喫茶に入り浸ったり、そのまま飲みに行ったりしていました。 休講が多いと噂の教授を選んで、とっていました。
時雨るや宮川筋の犬矢来 碧萃生 今日はこれから句会です。 花見小路や先斗町は人でいっぱいですが、宮川町は穴場ですよ。 ゆっくり京都情緒が味わえます。
買ひもせぬ競馬中継冬籠 碧萃生 僕も妻もギャンブルはやりません。僕は若い頃にパチンコにハマりましたが、自分が怖くなって辞めました。 ただ、日曜日の競馬中継だけは見ています。今日のジャパンカップも、ドウデュースの追い上げに、2人で机を叩いて大盛り上がりでした。買ってもいないのに。
古雑誌十字結びに文化の日 碧萃生 今日は文化の日。 昭和21年のこの日に新憲法が公布、つまり「こんなんできたよー」と国民に知らされました。 そして、その憲法が効力を発揮したのが翌年の5月3日、憲法記念日です。 今朝は、地域の古新聞、古雑誌回収の日でした。
いつもより多く手を振り冬来る 碧萃生 立冬の名の通り、今日は冷え込んでいます。 見送る妻が、いつもより多く手を振ってくれました。 気のせいでしょうか。 この句だと、冬が手を振ってやって来たともとれますかね。 それはそれで、楽しいような。
#俳句幼稚園 防風林抜けてホームに虎落笛 ホームから緩和病棟冬の窓 高校生の賑やかな声の行き交うホームからは 緩和病棟のある病院の窓が見える 生と死が同時進行している。
ハロウィンのきつとどこかに九十九神 碧萃生 九十九神を詠みたくて。 でも、仮装の中に本物が混じっていると、ホラーです。 ハロウィンを季語とするかどうかは議論があるようですね。 僕の結社の歳時記には掲載されています。
街道を京へ背高泡立草 碧萃生 鍛錬句会も無事に終わり、帰っている途中です。 全国の支部から集まってこられ、句会の後の懇親会でも、皆さん俳句のことになると急に真顔になるのが驚きでした。 僕ももっと真剣に取り組まないと。
忘らるる恙き日よ菊の酒 ひとひらの菊花に頼むいのちかな 昨日(10/11)は旧暦の九月九日だったらしい。日付け変わった💦 重陽の節句にふさわしい爽やかな秋晴れ。 息子が九州土産を持って遊びに来た。食事して暫くしたら帰った。恙き日。 何でもない日は記憶に埋もれてゆく🆗☺️
『オリオンは下向く君の頭上にも』 言葉が軽く、詩性もないと言われて続けていますが、なんとか縋って、みっともなく生きています。 (季語オリオン・三冬)
注文の書籍届きぬ冬隣 碧萃生 今日で秋も終わり、明日は立冬です。 何となく、冬らしくなってきましたが、秋らしいことはほとんどなかったですね。 注文した本は、句の内容とは違い、まだ配達中です。 でも、配達員さん、ゆっくりでいいですよ。
秋湿り旅慣れぬ荷の重さかな 碧萃生 今日は、これから結社の鍛錬句会に一泊で出かけます。 さて、うまく詠めるでしょうか。
十三夜今さらなれぬ世捨人 碧萃生 生きると言うことは、捨てられないものを抱え続けることでもあります。 捨てられないものを捨ててこその世捨人でしょうが、なかなか尾崎放哉や種田山頭火のようにはなれません。 昨日は後の月、十三夜でした。
露草や朝食までのひと仕事 碧萃生 昨日は二十四節気の寒露。いよいよ晩秋です。とは言え、今日も大阪は夏日の予報。初秋の季語である露草が綺麗に咲いていました。
秋分や天地ひとつに染むる雲
燃え尽きて死んでゆきたし曼珠沙華
構内の一本道や銀杏散る 碧萃生 今日はこれから句会です。 今回は大学の施設を借りて行われます。 長い銀杏並木が印象的でした。 校内の一本道や銀杏散る の方がわかりやすいでしょうか。
梅北の夜に見上げし聖樹かな 碧萃生 今日はあべのハルカス美術館の帰りに、梅田グランフロントのツリーを見て来ました。 この記事には続きがあります。 句の推敲と共に。
「焼き秋刀魚 塩振り気付く手の小傷」 唐突に一句。まぁ割とこういう事あるよね、っていうか久々に食べたら秋刀魚やっぱり美味かった、ってただそれだけです。最近ようやく涼しくなってきて超嬉しいです。このまま頑張れ秋、負けるな秋、期待してるぞ秋…!!
#俳句幼稚園 傘つたふ雫芳し金木犀 木犀や土に広がる星の屑 月も酔ふ金木犀や淡き夜 noteの中でキンモクセイが咲きました のお便りが届いていますね。その中の言葉を拾わせて頂きました。一日にして咲き夜に散る儚い花に想いを込めて
鉄柱のまだ冷えきらず秋彼岸 碧萃生 秋分がきて、朝晩はようやくエアコンなしで過ごせるようになりました。 とは言え、最高温度はまだ30度前後。 少し前なら真夏の気温。 鉄柱、なんの鉄柱やねん。 お近くの鉄柱でお確かめください。
秋雨の運転席や夜勤明 碧萃生 今日は仕事が休みで予定もありません。 こんな日の雨はほっこりします。 何となく街も静かに感じます。 ジムノペディでもかけて、ゆっくりしましょう。 夜勤明けの雨も、あれはあれで独特のものですね。
地球儀の丸し八月十五日 皆様、こんばんは。 79回目の終戦記念日を迎えました。 今一度、「no more war」と記したいと思います。 殺戮のない夢みたいな世界を、しっかりと目を開けたまま夢見つつ、祈りを込めて。
鵙日和隣の席のパフェの嵩 碧萃生 今日は妻と、天気もいいのでぶらっとドライブ。 宇治橋近くの伊藤久右衛門本店でパフェをいただきました。 12組待ちでしたが、進みだすといっきに進んで順番が回ってきました。
#俳句幼稚園 林檎噛む詩の一編を反芻す 秋祭終わりし朝の轍かな 晩秋やサイフォン満つるコロンビア 私の街は祭りのことをくんちと言い最大のイベントです。今年は3日間で六十四万人の人出でした。くんちが終わってまた静かな日常に戻りましたが耳にはまだお囃子の音が残っております。
白菊や投票箱のメタリック 碧萃生 投票を終えて、ワールドシリーズ観戦。 ネット裏に映っている観客は、300万円とも言われるチケットを手に入れたセレブな人たちなんやなあ、と思いながら見ています。
秋の蝶二頭越え行く高瀬川 碧萃生 とりあえず京都の地名入れときゃ俳句らしくはなります。 これから句会です。