見出し画像

【俳句の小道】手水舎の清め香るや菊日和

今日は10月中旬なのに暖かい日になりそうです。
菊の花たちも陽気に誘われて、一気に花びらを広げるかも知れません。

私も半袖シャツで朝のお散歩を楽しんでおります。

年末も近づいてきて、今朝は地元の両親の喜寿祝いの話を弟としておりました。
今年は大病を患ったこともあり、大変なことも多かったですが、季節の流れとともに一歩一歩前に進めた年でした。
日々神社に通い、身を清めつつ、両親の健康を祈るばかり──。

菊の花にのせて、新しい一日を迎えられることに感謝したいです。


今日も穏やかな一日になりますように──。

──────

手水舎の清め流るる菊日和

推敲句:手水舎の清め香るや菊日和


ゆっきー


──────

菊日和(きくびより)仲秋
【解説】
菊の花が盛りの頃、よく晴れて、菊の香がしみ通るように澄んだ秋の日をいう。
【例句】山辺の小道は野菊日和かな
長谷川櫂「蓬莱」
菊日和いろのさめたる小風呂敷
長谷川櫂「古志」

きごさい歳時記より



©️2024 Mahalopine

いいなと思ったら応援しよう!

Yukihiro🧸
記事執筆のための、いろいろな本の購入費用として活用させていただきます!