句会ライブ 行橋
行橋市制70周年記念事業の一つ8月31日土曜日に夏井いつき先生の句会ライブに行ってきました。
行橋市は、新幹線で本州から関門海峡を渡って北九州から小倉駅に進んだとしたら、次の博多に行かず、乗り換えて大分方面へ進んでしばらくしたところにあります。
短夜や乳ぜり泣く児の須可捨焉乎
で有名な俳人 竹下しづの女 の出身地でもあります。
本来は、毎年恒例の市民の夏祭りも行われる予定でしたが、大型のろのろ台風10号が九州を直撃したため、直前に夏祭りは中止。
句会ライブも中止になるかもと前日まで気を揉みましたが、予定通り開催となりました✨
同時開催でくっきーさんの「乙女展」なる絵画展もあったので、市長もしくは記念事業実行委員がプレバトファンなのかも。
プレバトをいつも見ている行橋在住の義母と、ピンチヒッターの母を連れて参加しました。
二人とも「俳句作ったことないけど、作らないといけないの?」と不安気味でした。
テレビみたいにみんなの前でダメ出しされると思っていたのかもしれません。
場内見渡すと、参加者の平均年齢はお高めで、若い人はぽつぽつといった印象。
さて夏井先生が登場され、やはり台風に気をもみながら北海道から九州に来られたとのお話。
一週間前に福山で句会ライブを行い、直後に俳句甲子園の審査員されてましたよね??その後に北海道?
家に帰ってホッとする時間あるのでしょうか??
シルバー世代が多い会場で、俳句作ることは認知症予防にもつながり、行橋市民の健康寿命を延ばせると話されていましたが、その場に市長ご夫妻もいらっしゃって、盛り上がる。
俳句とは五七五で季語がいりますね〜から始り、音の数え方、簡単な取り合わせの句の作り方の説明の後、写真からお題を出されました。
軽妙な語り口に勢いづいたのか、私の義母&母は投句時間になると、私より早く提出してました。
会場の約400名から提出された短冊は、舞台の上の長机に載せられ、先生がぱっぱっぱっと読んで仕分ける動作のなんと速いこと。
入賞、優秀句が発表され、挙手してそれぞれの俳句への鑑賞、応援。
入選は、行橋市民や近郊の方の作品がほとんどでした。皆さん素晴らしい。
鑑賞も積極的に発言されていて、いろんな世界の受け止め、味わいが楽しい。
優秀句の中から、自分の好きな句に拍手をして拍手の大きさで優勝が決まりました。
私の方は、日頃の俳句幼稚園の皆さんやうつスピさんのお陰で入賞できましたと言えたらかっこいいのですが、全然浮かばず…
選ばれるかドキドキすることもなく、余裕を持って会場の雰囲気を楽しみました。
気がつくと2時間20分位過ぎておりましたが、あっという間に終わった印象です。
夏井先生のブログにも当日の様子がアップされてました。
付き合いで急遽参加した、私の母も楽しんでくれたそうで、さっそくプレバトやNHK俳句を見始めたり、何やら俳句作りしているとか。80過ぎて新しい世界に接することが出来て、嬉しい限りです。
義母と母連れて句会や野分あと
現場からは以上です。