久しぶりにmonogatary.comに作品を投稿しました。 『この魔法をずっと』というエッセイです。 https://monogatary.com/story/484794 あの日、住野よるさんの『また、同じ夢を見ていた』にかけられた魔法。 今も、あの温かさを胸に携えて、言葉を紡ぎ続けています。
monogataryに投稿しました。 『ミサキノ』 お題「この前見た夢の話」https://t.co/Cs0bxaxrYo
生活不規則で、平日はジャンクな外食が多くて。一応気にして休日のランチくらいはヘルシーで健康的な食事中心にしてたんだけど。でも、俺、濃い味好きだから、味付けも濃くなっちゃって。ほらぁ、ばーちゃんも味付け濃かったじゃん。そう、だからこんなに早くこっちへ来ちゃったか。
手紙は捨てて欲しい。そう伝えたはずだった。 「お返しします」ときれいな字で短く綴られた便箋。 彼女の丁寧な対応、その彼女を困らせてしまった自分の情けなさ、届かなかった想い、これからの学校生活への不安。 アスファルトに積もった枯れ葉を、風が吹き飛ばす音が耳の奥に残った。
私は思い切って声をかけた。 突然ごめんね。一人?一緒のクラスになってまだ一度も話したことなかったからさ。「大丈夫」彼女は静かに水の入ったコップを自分の方に寄せた。 その日から、私には指定席ができた。 隣の彼女が笑顔で言った「あの時は、ありがとう」。
一次選考まで https://monogatary.com/notification/notice/397447