🎁the monogatary #85 | 夏休み
それはいつもの夏。蝉が鳴き。タンポポは華やかに咲き誇り。
そうして。僕は立ち尽くす。
青春デイズ1
果歩と出逢ったのはいつだったか。
それはもしかすると。
運命の出逢いだったのかもしれない。
中学生として歩み日々。
それはまたいつもと異なるものだった。
★★★
軟式野球部。かねてから。野球には興味があった。
幼少期をオーストラリアで過ごし。
されど。野球に対する熱は持ちつつ。
スキマ時間に勉学に励む。
多くの習い事。多くの友達。
あぁ。僕の小学生ライフは充実していた。
中学受験。それは一見大変なことのように
見えるけど。その実。
僕の知的好奇心は日々ブーストされていく。
特に。僕は算数が好きだった。
図形問題。求められるは発想力。
そんな苦境の中。
解答のヒントを得たとき。
僕は飛び上がる。
「あぁ,,,その方法があったのか,,,」
気付きと実践,,,その繰り返しが僕の能力を高めていく。
もちろん。楽しさだけではいけない。
遊びではない。それでも。
楽しむ気持ち。これは大切にしていきたい。
青春デイズ2
なんやかんやあって。僕は神奈川の中学に通うことになった。
それまでオーストラリアで暮らしていた
僕にとって。その日々は新鮮で。
僕のキャンバスは上書きされていく。
★★★
1年B組。それが僕の中学初めてのクラス。
40人。男女共学。
僕の出席番号は30番。
少し後ろ寄り。
これまでの人生は勉学に多くの時間を
費やしたけど。これからは。
その他の時間も大切にしたい。